子供の初めての習い事として人気のある音楽教室。幼児から大人まで多くの人が楽しめるので教室の数が豊富ですが、そのぶん教室選びに迷ってしまう人も多い様子…。そこで今回習い事スクスクでは、音楽教室の特徴や子供を通わせるメリット、月謝の目安などをまとめてみました!子供の習い事に音楽教室を検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
音楽教室では、歌やリトミックのほか、ピアノやエレクトーン、ギターやバイオリン、ドラムなどさまざまな楽器の演奏法を習えます。
体験してみたいと思ったら、まず興味のある楽器や好きなジャンルを子どもに確認し、該当するクラスがある教室を選びましょう。
とくにギターやドラムの場合は、選ぶジャンルで演奏法が大きく変わってきます。あらかじめ演奏したいジャンルを決めておくことも大切です。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生(ドラム教室)
たとえばロックとジャズ、ポピュラーミュージックとクラシックはまったくの別物です。初心者が習うときは、それぞれのジャンルに合った練習が必要になります。
音楽教室は、先生の話が理解でき、手先がうまく動かせるようになる4~5歳から習い始める子が増えてきます。
子どもに「絶対音感」(鍵盤を見ていない状態で「ド」の音が聴こえたときに「ド」だと分かること)を身につけさせたい場合は、5歳までを目安に音楽を習わせてトレーニングすると良いそうです。
実際に、音楽教室は何歳から通い始める子が多いのか習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生(ドラム教室)
だいたい5歳前後かと思います。
B先生(ピアノ教室)
読み書きがある程度できるようになってからが多いですね。
音楽教室には、先生が個人で開いている教室と会社が運営する大手の教室があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
・レッスン時間の融通がききやすい
・出張教室をしているところもある
・生徒のペースに合わせてレッスンしてくれることが多い
・曜日や時間が固定されている
・大きな発表会に参加できる
・どの地域に行っても教わる内容が統一されている
音楽教室の月謝の目安は、週1回で8,000円程度です。個人の教室は、大手に比べると比較的割安な傾向にあります。
月謝以外の費用としては、テキスト代や発表会への参加費、家で練習する場合の楽器代などが必要です。
音楽教室での保護者の負担は、教室までの送迎や家での練習サポートがメインです。とくに子どもが小さい場合は、練習への誘導に苦戦するケースも多く見受けられます。
また、ピアノやエレクトーンなど大きな楽器を自宅に置く場合は、置き場所の確保や防音対策も必要です。楽器の種類によっては、調律代や弦の交換の費用などの維持費もかかります。
音楽教室では30分~1時間のレッスンの間、集中していなくてはなりません。先生の話を聞くことから始まり楽譜を読む、手を動かす、音を聴くといった動作はすべて集中力を必要とします。
音楽教室でのレッスンや自宅練習を通して、集中する習慣が身につくことは子どもにとって大きなメリットです。音楽だけではなく、勉強やスポーツなどほかの場面でも必要なときに集中力を発揮できるようになるでしょう。
グループレッスンや合同演奏会では、仲間と息を合わせて演奏することが必要です。とくに弦楽器の場合は、一人での演奏よりほかの楽器の人と一緒に演奏する機会のほうが多くなりがちです。
曲の完成度を高めることは、他の人たちとの協調なくしてできません。合奏を経験することで、子どもの協調性は育まれていくでしょう。
音楽教室で聴くことや弾くことに親しんでいると、音感やリズム感が養われます。
音感やリズム感が優れているメリットは、演奏がうまくなることだけではありません。学校での運動やダンスのときも、テンポ良く動けます。また外国語を学ぶ際も、発音やリズムを正しく聞き取れるのでスピーキングが上手になるでしょう。
さまざまな楽器に触れることで豊かな感性が育まれる音楽教室。回答者の73.9%が「満足」と答えています。
満足の理由は、以下のとおりです。
・ピアノだけでなく知育もしてくれるから(広島県/ママ35歳・お子さん9歳)
・内容が毎回きちんとレベルアップしているから(大阪府/ママ40歳・お子さん4歳)
不満足と回答した人からは、
・内容は悪くなかったが、事務の人がよくなかった(東京都/ママ41歳・お子さん6歳)
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんが音楽教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんに音楽教室を習わせたいと思った理由は以下のとおりです。
音楽教室を選ぶときは家からの距離や月謝も気になりますが、肝心なのは先生の指導歴です。長年教室を運営していたり在籍している生徒がコンクールに出ていたりすることは、指導力の目安になります。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生(ドラム教室)
できればその先生がどれくらいの期間、何人くらいの生徒を教えてきたかが分かると良いですね。先生の演奏経験より、指導経験を重視するといいでしょう。
発表会は子どものスキルやモチベーションアップにつながる良い機会です。しかし、その頻度は教室により異なります。
基本的に大手の教室では定期的に発表会が開催されますが、個人の教室では発表会がなかったり数年に1回だったりするケースもあります。
発表会の有無と、ある場合は参加費や開催時期、場所などを確認しておきましょう。
音楽教室で楽器を習う場合は、家での練習が欠かせません。持ち出し可能なサイズの楽器ならばレンタルできる教室もありますが、ピアノやエレクトーンの場合は基本的に購入が必要になります。
しかし、置き場所の確保や費用のこと、この先何年続けられるかを考えるとそう簡単に購入には踏み切れませんよね。そのような場合は、キーボードや比較的安価な電子ピアノでおすすめのものがないか、先生に相談してみましょう。
電子ピアノの価格相場としては、70,000円~100,000円でピンからキリまであり、最初に10万円以下の手が出しやすい価格に抑えて子供が長く続けると決まってから20万~30万円ほどの電子ピアノに買い替える方もいるようです。
電子ピアノの置き場所がないご家庭に人気のキーボード。まずはここから始めてもよいかもしれませんね。
下記記事で選び方を紹介しています。
お子さんの習得具合に合ったレベルの楽譜を購入することで、楽しみながらスキルを向上させることができます。
楽譜のレベルが分からない親御さんは、ピアノ教室の先生に確認してみてもよいかもしれません。
椅子はなんでもよいと考える親御さんもいらっしゃいますが、ピアノや楽器を弾くのに適した椅子があります。
練習中は常に座る物ですし、お子さんの姿勢を正しながら集中力の継続につながるのが椅子の役目の一つといえるのでマストアイテムとはいえないものの要チェックです!
ピアノは鍵盤の高さに合わせて椅子の高さを調節して使います。ですが、小さいお子さんは椅子が高すぎてペダルに足が届かないため、補助ペダルやアシストペダルを使う必要があります。
ピアノやバイオリンが初心者向けの楽器として人気がありますが、子どもの興味や個性に合わせて選ぶことが大切です。リトミックや歌から始める教室もあります。
初心者向けのクラスでは、楽譜を読むスキルは不要です。徐々に音楽の基礎を学びながら、楽譜の読み方を教えてもらえます。
発表会を定期的に開催している教室が多いです。発表会は、子どもが成長した成果を発表し、ステージでの自信をつける機会となります。
下記記事でも発表会での効果を解説しています。
小さなお子さん向けのクラスでは、保護者がレッスンに付き添うことが推奨されることが多いです。年齢が上がると、子どもだけで参加するクラスも増えてきます。
音楽は、子どもの感性はもちろん人生も豊かにしてくれます。歌や楽器が得意なことで、将来友達の輪が広がる可能性も大いにあるでしょう。
上手に歌えたり弾けたりする以外にも、多くのメリットがある音楽教室。もし子どもが興味をもったら、ぜひ近くの音楽教室へ見学に行ってみてください。
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