もし子どもが、地域のサッカーや野球などのチームであるスポーツ少年団(以下、スポ少)に入りたい!と言いだしたら「親の負担はどのくらい?」「共働きでも対応できる?」と不安になるママ・パパは多いのではないでしょうか。大変そうなイメージのあるスポ少ですが、実際はどうなのか気になりますよね。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、約4年間お子さんをスポ少に入れていた、りりこさんのブログに注目!スポ少に入れてよかったことや、入団前にやっておくとよいことなどを紹介します。
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目次
結論から言うと、スポ少での親の負担は「所属チームによってかなり異なる」のが実情だとりりこさんは仰います。
りりこさんのお子さんは、かつて少年野球のチームに所属。じつはほかのチームに比べて、親の負担はかなり少なかったそうです。
りりこさん
少ないといっても、
・年に3回ほどの掃除当番(校庭の外トイレを掃除)
・試合のたびに車を出す(当番制ではなく挙手制)
・年に2回ほどのお茶当番
・年末の総会(必須ではない)
この程度の出番はありました。
出番が少なかった理由は、野球経験者のパパたちがコーチ役と雑務を頑張ってくれていたからなのだとか。つまり役割が多く、忙しい家庭もあったそうです。
ちなみに、親の出番が多いスポ少に入ると「コーチへのお茶出し」や「練習の見守り」「イベントの係」などもあるのだそう。
とくに野球やサッカーの見守りは、季節を問わず外で長時間立ちっぱなしになるので、体力的にもハードです。
りりこさん
できれば入団前に、親の出番の多さなどをママ友から情報収集しましょう!入団して子どもが楽しんでいると、辞めさせるのも大変なので……。
子どもが本当にそのスポーツを好きならば、スポ少はとてもよい場所だと仰るりりこさん。いろいろな学校から子どもが集まるので、交友関係も広がり、刺激にもなりますよね。
りりこさん
親の負担はあったものの、子どもにとってはメリットがありました。
たとえば、
・体力がつく
・好きなスポーツができる
・あいさつや礼儀が身につく
・地域の大人たちと触れあえる
・土日も生活リズムが乱れない
・チームメイトとの結束が深まる
・試合があるのでモチベーションが上がる
など、たくさんあります。
よかったことがある一方で、やはり大変なことも多いと仰るりりこさん。親の出番が多い以外にも、このようなことが大変だったそうです。
りりこさん
ユニフォームって膝やお尻がすぐに破れるんですよね。縫物は苦手なのですが、ミシンを買ってがんばりました!
そのほかには、
・練習日程など諸連絡のやり取り
・土日にゆっくりできず、家族で出かけられない
・朝練があれば早起きして、お弁当の用意が必要
・自分がそのスポーツに興味がないと、試合観戦も気が進まない
このようなことが大変でした。
子どもも練習や試合で休日がなくなってしまいますが、それに協力するママ・パパも休日返上で役割があります。チームによっては、平日の夜に練習するところもあるのだとか。
スポ少で大変なことは、親のほうが圧倒的に多いようです。
りりこさんは自らの経験を振り返り、子どもをスポ少に入れる前に家族で話し合っておいたほうがよいことをブログ内で語っています。
りりこさん
親の負担が少ないスポ少に入れたものの、土日が完全につぶれるのはつらかったです。
下の兄弟たちはまだ小さかったので、お出かけできずかわいそうだったなと思います。もし入団を考えるなら、
・土日がつぶれても大丈夫か
・親の負担は夫婦で協力できるか
など、家族で事前に話し合うことをおすすめします!
スポ少は、一般的な習い事に比べて費用が比較的安いぶん、どうしても保護者の出番が多くなりがちです。週末に時間を割くことが難しく入団に悩む場合は、習い事としてそのスポーツができる教室やクラブを探すのもありだとりりこさんは仰います。
入団は、家族の生活の変化までしっかりシミュレーションしたうえで判断するとよいのかもしれませんね。
スポ少への入団を検討するときは、すでに所属している先輩ママから話を聞くのが一番です。親の出番以外にチームの雰囲気や練習スケジュールなど、なるべく多くの情報を集めてみてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『りりこさん』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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