「センス」の一言で片づけないで!ある野球コーチが保護者に伝えたいこと

「センス」の一言で片づけないで!ある野球コーチが保護者に伝えたいこと

「センス」の一言で片づけないで!ある野球コーチが保護者に伝えたいこと

「子どもに野球を習わせているけど上達しない。もしかしてうちの子ってセンスがないのかな」と悩まれている親御さん、多いのでは。そもそも野球やその他競技におけるセンスとは生まれもったもの?個人の努力で磨くことはできるの?こうした親御さんの悩みを解決するため、今回SUKU×SUKU(スクスク)がご紹介するのは愛知県内に6店舗を展開する『野球専門・動作解析サポートBASEBALL ONE』のブログです。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
阿部 将大 (あべ まさひろ)
BASEBALL ONE
阿部 将大 (あべ まさひろ)
野球選手の治療やトレーニング、技術指導など、さまざまな方面からアプローチをしている。小学生からプロ野球選手までの幅広いサポートやメジャーリーグのスプリングキャンプに帯同するなどの豊富な経験をもとに選手に寄り添うサポートを行っている。
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目次

野球における「センス」とは?

よくプレーの上手な選手を「センスのある選手」「運動神経がよい」などと表現することがありますが、この運動におけるセンスとは、一体何なのか?いざ聞かれると説明ができない……という方は多いのではないでしょうか。

 

辞書によると、センスには「物事の微妙な変化を感じ取る能力・判断力、またはその才能」というような意味があるようです。

 

なんだかよく分からないですよね。

 

このセンスの意味から、「運動においてセンスがよいといわれる状態」について、阿部さんは次のようにブログのなかで仰っています。

阿部さん

阿部さん

センスを運動でたとえると「調整能力が高い」ということがいえるかもしれません。
 
たとえば10m離れた場所にカゴがあり、そこにボールを入れるためにはこの2つの能力が必要となります。
 
・方向を定める能力
・目で距離感をはかりちょうどよく投げる力加減

センスのよい選手・センスのない選手の間にある差とは

阿部さんは「『センス』という言葉1つで野球のスキルを片付けられてしまうのはもったいない」ともブログのなかで語られています。

 

ただ実際にはセンスのよい選手・センスがない選手というふうに分けられることが一般的に多いですよね。また、お子さんに野球を習わせているパパママとしても、やはりお子さんに「センスのよい状態」になってほしいと望まれる方が多いのではないでしょうか。

 

では、このセンスのよい選手・センスのない選手の間には、いったいどんな違いがあるのでしょうか?阿部さんは、この差には「競技経験の差」があるのだと仰っています。

阿部さん

阿部さん

たとえば野球をやり始めて間もない選手と1年間野球をやってきた選手では技術にもそれなりの差が生じます。この経験の差がまず大きく出てしまうことに……。
 
同じ学年であっても経験の違いがあれば、もちろんできることに差が出てしまいます。
 
この差も"センスの差"とみられてしまうことがあるのです。

確かにまったくの未経験と1年経験している子どもの間での競技経験の差は大きいでしょうね。

 

ただ阿部さんによると、センスの差というのは単に競技経験の差だけに留まるものではないとのこと。実際に野球を1年経験した選手と半年経験した選手を比べてみて、半年の選手のほうが上手くなっているということもあるそうです。

 

たとえば競技経験に半年差があれば、当然経験の長い選手のほうが上手くなるように思えますが、必ずしもそうとは限らないそう。
なぜなのでしょうか。

阿部さん

阿部さん

これには、運動を吸収する早さが関係しています。同じ練習を同じ数だけ取り組んでも、すぐにできるようになる選手とできない選手に分かれます。
 
これがプレーにおいての「センスがよい」といわれるポイントの差へつながるのです。

では、この差はどうして生まれてしまうのでしょうか?

 

阿部さんは、この「運動を早く吸収できる能力」にはこれまでどれだけの運動体験をしてきたか?ということが関わってくるのだと、ブログのなかで語られています。

さまざまな運動経験を積むことが大切

「運動を早く吸収できる能力」のベースとなるさまざまな運動経験とは、具体的にどのような運動のことを指すのでしょうか?

阿部さん

阿部さん

ジャングルジムを登ったり木を登ったり、高いところから飛び降りたり、的に向かって物を投げたりなどなど……
体を使うという経験こそが技術ももちろん体の動きを早く習得していくためには重要な要素となるのです。

野球が上手になるには、「幼い頃から野球のクラブチームなどに所属して野球経験をみっちり積むことが大切」だと考えるのは当然のことかと思います。

 

ですが、さらにいっそう野球を究めるためには、一見すると野球には関係のない動きに思える木登りやジャングルジムといった運動をたくさん経験させてあげることが重要なのだといいます。

 

また、こうしたさまざまな運動を経験させておくとよい適齢期は阿部さん曰く「小学校入学前~小学校高学年」の時期なのだそう。

 

大きな公園へ行くとジャングルジムや鉄棒、運ていなどさまざまな遊具で遊ばせることができますし、近所の川や山へ繰り出せば自然の中でさまざまな動きを習得できるのではないかと思います。
お子さんの運動経験を高めるための方法は、身近にたくさんありそうですね!

阿部さん

阿部さん

すべての選手に可能性は秘められています。すぐに結果の出ないことに対してどれだけ取り組むことができるのか?ということがとても大切なのです。

まとめ

野球専門・動作解析サポートBASEBALL ONEのブログより、「野球センスを磨くための方法」についてご紹介しました。

 

阿部さんもブログのなかで仰っていたように、能力の良し悪しを「センス」という言葉1つで片づけることはとてももったいないことですが、やはり懸命に練習に取り組むお子さんを見守るパパママとしては、お子さんが「センスがよい」と評価してもらえると、とても嬉しいですよね。

 

ぜひこちらの記事を参考に、お子さんの野球人生をさらに飛躍させてあげてください。

今回ご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいた『BASEBALL ONE』の詳細は以下のリンクからご覧ください。

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