日本では1920年に始まり、2020年になんと100周年を迎えたガールスカウト。子供から大人まで幅広い世代の女性がともに学び、活動する世界最大の団体です。なんとなく興味はあるけれど、詳しい活動内容やボーイスカウトとの違いなど、分からないことが多く入団させるのを迷っているママパパもいるのではないでしょうか。そこで今回習い事スクスクでは、ガールスカウトの活動内容や入団するメリット、団の選び方や月謝の目安などをまとめてみました!お子さんの習い事としてガールスカウトを検討している親御さんは、参考にしてください。
※本ページはプロモーションが含まれます
目次
ガールスカウトの活動は、ボーイスカウト同様キャンプやハイキングといった野外活動のほか、地域の行事の手伝いや老人ホームへの訪問、道路や公園の清掃活動や街頭募金など多種多様です。
また世界各国にあるガールスカウト団体と交流し、海外で現地の仲間と活動する機会もあります。
いずれも「自己開発」「人とのまじわり」「自然とともに」の3つを活動のポイントとして、仲間と協力しながらさまざまなことに取り組みます。
ガールスカウトは、年齢によって5つの部門に分けられているのが特徴です。
・テンダーフット(年長)
・ブラウニー(小1・小2・小3)
・ジュニア(小4・小5・小6)
・シニア(中学生)
・レンジャー(高校生年代)
子供たちは、部門ごとに定められた目標に沿って「リーダーシップ能力」や「コミュニケーション能力」を育みます。
また18歳以上の成人会員になると、研修で知識や技術を身につけながら、ボランティアとしてガールスカウトの活動を支えます。
ガールスカウトの月謝は団によって異なります。目安としては、月2,000~4,000円程度です。そのほかには日本連盟や都道府県連盟の年間登録費、保険代や制服代などがかかります。団によっては、制服をレンタルできるところもあるようです。
ガールスカウトでは、保護者が必ずしも同伴する必要はありません。ただし人手が足りない場合は、子供たちのまとめ役を依頼されることがあります。
またイベント時には準備の手伝いや会場の手配、会計や記録係など事務的な仕事もあるので、ほかの習い事に比べると保護者の役割は多めです。基本的に月2~3回は週末に活動があるため、送迎や運営サポートが必要になるでしょう。
ガールスカウトでは、低学年のうちから自分で考え、行動できるように学ぶ機会が多くあります。
先輩や友達との関わりのなかで自分の考えを発信し、周りの意見も聞きながらまとめていく経験をすることで、リーダーシップ能力が育まれていくでしょう。幼いころにガールスカウトで培ったリーダーシップ能力は、学校や社会においてもきっと役立つはずです。
ガールスカウトに入ると、世界150の国や地域に約1,000万人の仲間ができます。そのため海外への派遣ツアーやオンラインでの交流会など、国際的なプログラムに参加する機会が豊富です。ときには世界連盟や国連等が実施する世界的セミナーに派遣されることもあります。
異文化との交流を通してさまざまな価値観に触れたり国際理解を深めたりすることで、子供にグローバルな視点が身につくでしょう。
ガールスカウトは47都道府県にあり、育成目標や教育内容は共通です。そのためどこの地域に行っても変わらない内容で活動を続けられます。
転勤族にとって習い事の継続は難しいものですが、ガールスカウトなら新しい土地でも馴染みのある内容なので仲間の輪にもすぐに溶け込めるはずです。第三の居場所として、子供の心を支えてくれるでしょう。
ガールスカウトに入るときは、多くの家庭が最寄りの団を選びがちですがいくつかの団を見学し、雰囲気を確認しておくことが大切です。
なかには上下関係が厳しかったり用事があっても休みにくい雰囲気だったりする団もあるかもしれません。検討している団ではどのような人が指導して、活動中の雰囲気はどうなのか知っておきましょう。
最近は子供の数が減っていることや共働き世帯が増えていることもあり、少人数で活動している団も少なくありません。
人数が少ない団では、活動の幅が狭くなったり保護者に求められる役割が増えたりすることもあります。検討している団にどのくらいの人数がいるのか、活動内容も含めてあらかじめ確認しておきましょう。
転勤族でも続けやすい習い事として親御さんから人気の高いガールスカウト。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんがガールスカウトを選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんにガールスカウトをやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
ガールスカウトは、就学の1年前(年長)から入れます。とくに入会条件はなく、活動に興味があれば誰でも参加可能です。下は5歳から、上は80歳以上まで幅広い世代の女性たちが所属しています。
ガールスカウトでは、活動内容に合わせてリュックを使い分けることが重要です。通常の集まりやハイキングなら小型リュック、キャンプのときは大きいリュックを使います。
リュックの容量は、日帰りなら10~20リットル、1泊2日なら30~40リットルが目安です。
ガールスカウトでキャンプに行くときは、寝袋が必要です。寝袋には、夏用・冬用・3シーズン用があります。初めは3シーズン用を買っておくのがおすすめです。
子供が持ち運ぶのに苦労しないよう、なるべくコンパクトに収納できるものを選びましょう。
スプーンセットもガールスカウトの野外活動に欠かせません。スプーン・フォーク・箸がセットになっていて、調理にも使えます。100均でも購入可能です。
クッカーとは、アウトドアで使える小型の鍋やフライパンを指します。携帯用の調理器具であり、食器としても使えるのが特徴です。
ガールスカウトの活動は、毎月2~3回くらいが一般的です。宿泊を伴う活動は、GWや夏休みなどの長期休暇中に行われます。
ガールスカウトには指導者の資格を持つリーダーがいるので、毎回保護者が付き添う必要はありません。地域のイベントやボランティアを行う際は、保護者にお手伝いをお願いすることもあります。団によって活動内容や保護者の役割は異なるため、気になる場合は事前にお問い合わせください。
団によっては、サイズアウトした制服をリサイクルしているところもあります。見学や体験参加の際に、確認してみましょう。
ガールスカウトに参加すると、国際交流の機会が多いため子供の視野が広がります。また引っ込み思案だった子が積極的に発言できるようになったり、なんでもお母さんに頼っていた子が自分で身支度をするようになったりと、集団活動を通して自信もつくようです。
普段家や学校では味わえない体験をすることで、子供は大きく成長します。まだ見ぬ一面を引き出せる習い事として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
当記事の情報は記事の公開日もしくは最終更新日時点の情報となります