将棋は、近年人気が急上昇している習い事のひとつです。史上最年少でプロ入りを果たした藤井聡太氏の活躍もあり、将棋に興味をもつ子が増えています。しかしママパパに将棋経験がないと、何歳から習えるのか、月謝はどのくらいかかるかなど、分からないことも多いですよね。そこで今回習い事スクスクでは、将棋を始めるメリットや月謝の目安、教室の選び方などをまとめてみました!お子さんの習い事に将棋を検討している親御さんは、参考にしてください。
※本ページはプロモーションが含まれます
目次
将棋は2人で駒を交互に動かし、相手の王将(玉将)を先に取ったら勝ちとなるゲームです。初心者は、駒の種類とそれぞれの動きを覚えることから始めます。
駒の種類には「王将(玉将)」「金将」「銀将」「桂馬」「香車」「歩兵」「飛車」「角行」があり、それぞれ動かせる場所が決まっています。
ちなみに将棋のルールは、以下4つの動きが基本です。
・指す 駒を動かすこと
・取る 自分が動けるマス目に相手の駒があったら取ること
・打つ 相手から取った駒を自分の駒として使うこと
・成る 自分の駒が相手の陣地に入るか、相手の陣地にいる状態で動いたら裏返して変身すること
将棋盤は9×9の81マスですが、初めはマス目の少ない5×5のミニサイズで練習するとよいでしょう。
将棋教室には、団体やプロ棋士が運営する教室や地域で不定期に開催される教室、オンラインの教室などがあります。
将棋団体やプロ棋士が個人で運営する将棋教室は、基本的に年齢や習得レベルでクラス分けされます。
教室によっては、マンツーマンかグループレッスンを選べる場合もあるようです。定期的にリーグ戦やトーナメント形式での実戦対局を開催している教室もあります。
地域の公民館や地区センターでは、長期休暇中や週末に不定期で将棋教室が開催されることがあります。無料もしくは数百円程度で参加でき、将棋の基本的なルールを教わることが可能です。
お試しでやってみたい場合は、このようなイベントに参加してみるとよいでしょう。
最近は、オンラインで指導を受けられる将棋教室もあります。マンツーマンや少人数制が多く、全国各地の仲間と対局できるチャンスもあります。
保護者にとっては送迎の手間がないうえに、子供の対局の様子を見ることができるので人気があります。
将棋教室
・先生に将棋のルールやマナーを教えてもらえる
・月謝制もしくは回数券制
将棋道場
・開場時間内であればいつ行ってもOK
・1日料金や半日料金を払って利用可能
・教えてもらえることはほとんどなく、対局がメイン
普段は将棋教室で練習し、たまに道場へ行って実戦を楽しむ子もいるようです。教室では出会えないような人たちとも将棋を指せるのが、道場の魅力です。
将棋教室は、月謝制と回数券制のところがあります。月謝の場合は、週1回で5,000円前後が目安です。回数券は、1回1,000~2,000円が相場です。
月謝以外には、入会金やテキスト代、公式戦に出る場合は参加費や交通費などがかかります。
将棋教室での保護者の負担は、そこまで大きくありません。教室までの送迎や大会時の付き添いがメインになります。
もし子供がオンライン対戦に参加する場合は、インターネットの準備やアプリのダウンロードが必要です。また家で練習する場合は、将棋盤や駒が必要になるため道具代がかかります。
将棋はジャンケンやすごろくのように運で勝ち負けが決まるのではなく、思考力で勝負するゲームです。冷静に現状を見て自分の頭で戦略を練る必要があります。
先の展開を読み、複数の選択肢からひとつを選んで指す練習を繰り返すことで、論理的な思考力が育まれるでしょう。
将棋では、対局中にもう無理だと思ったら「負けました」「まいりました」と宣言しなくてはなりません。相手のある競技には必ず勝ち負けがありますが、自ら負けを認めて終わらせなくてはいけないのは将棋ならではのルールです。
子供にとって自ら負けを認めることは、簡単ではありません。しかし、その悔しさが上達への原動力となり、子供の心を強くしてくれるでしょう。
将棋は、子供からおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い世代に親しまれています。将棋を習っていると大人との交流が増え、子供の世界が広がるでしょう。
ベテランの先輩たちと対局することでい刺激を受け、上達スピードも加速するはずです。
子供が長く将棋を楽しむには、先生との相性が大切です。人気のある教室でも自分の子供に合うかどうかはわかりません。体験レッスンで確認しておきましょう。
将棋を趣味程度で楽しめたらよいのか、それともプロを目指したいのかで選ぶ教室は変わってきます。習う目的と教室の指導方針がズレている場合、子供は楽しめません。
入会する前に子供の気持ちを確認して、目的と指導方針が合う将棋教室を選びましょう。
家族の影響で興味を持つ子も多い将棋教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんが将棋教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんに将棋をやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
将棋は「どうぶつしょうぎ」のような簡単なものであれば、3~4歳から楽しめます。教室については、小学生以上を対象としているところもあれば「静かに座っていられたらOK」「ルールを理解できればOK」など、年齢では定めていないところも多いようです。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生
体験レッスンで「未就学の子の場合は何歳から始めるのがよいか?」とよく聞かれますが、本人がじっと座って集中できるタイプなら、スタートよ早ければ早いほどよいでしょう。
なぜなら、早いほうが感覚やセンスが身につきやすいからです。ただし、本人が楽しいと思うか、やってみたいと思うかが大切ですよ。
将棋に必要な道具は教室に揃っていますが、家でも練習する場合は将棋盤が必要です。将棋盤には四隅に足が付いた足付き将棋盤や卓上式、折りたたみ式などがあります。どこで将棋をするかに合わせて、選びましょう。将棋盤と駒がセットになったものを選ぶのもおすすめです。
将棋の駒は全部で8種類あり、対局では40枚必要です。初心者用に、駒の進む方向が書かれた学習用タイプもあります。
将棋の駒をしまう袋と箱です。使い終わった駒は袋に入れたうえで箱にしまいます。柄や素材が豊富なので、お子さんのお気に入りのものを探してみてください。
将棋教室では、駒の動かし方から教えてもらえるところがほとんどです。初心者でも安心して習えます。
基本的に将棋に必要な道具はすべて教室に揃っているため、手ぶらで通えます。
ほとんどの教室では、保護者の見学を許可しています。心配な場合は、事前に将棋教室にお問い合わせください。
将棋は子供の思考力や決断力、精神力を育むのにおすすめの習い事です。一度ルールを覚えてしまえば大人になっても楽しめるうえに、コミュニケーション手段としても役立ちます。
将棋を通して子供のさまざまな力を伸ばしてあげてはいかがでしょうか。
当記事の情報は記事の公開日もしくは最終更新日時点の情報となります