「水に顔をつけるのが怖い」「プールは好きだけどもぐれない」と悩んでいる子はいませんか?夏になり水泳の授業が始まったとたん、体育の時間が憂鬱になる子は少なくありません。子どもが毎年つらい想いをしなくて済むように、親としてはなんとかしてあげたくなりますよね。そこで今回習い事スクスクは、3人のお子さんをもつ、ぴよさんのブログ『ぴよノート』に注目!水が苦手だった娘さんがお風呂で顔つけを克服した方法について、教えていただきました。
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目次
お風呂で子どもの髪を洗うとき、シャンプーハットを使っていたり顔に水がかからないように優しく流してあげたりしていませんか?
じつはぴよさんも娘さんの顔に水がかからないよう、とても丁寧にシャンプーをしていたのだとか。その結果、娘さんは顔に水がかかることを極端に嫌がるようになってしまったそうです。
ぴよさん
うちの子は、スイミングに通っていたのに水が怖くていつまでたってももぐれませんでした。そこで、水嫌いを克服するために頭を洗うとき、思いきって頭からお湯をかける方法に変えたんです。
もちろん最初は大泣きしましたが、1週間ほど続けたら我慢できるようになりました!
初めは両手で顔を覆っていた娘さんも、半年ほどたったら目を閉じるだけでお湯をかぶれるようになったそう。いきなり顔つけやもぐる練習をするよりも、まずは水がかかる感覚に慣れることから始めるとよさそうです。
娘さんが頭からお湯をかぶれるようになり、次にぴよさんがしたことは「顔つけの練習」です。
しかし、浴槽でいきなり顔をつけさせようとしても子どもは怖がります。そこでぴよさんは、娘さんが通っていたスイミングスクールのやり方を参考に、自身の手のひらをお風呂に少し沈めてそこに顔をつける練習をしたそうです。
ぴよさん
最初は水面ギリギリから始めて、ほんの一瞬顔をつけるだけでほめてあげました!クリアできたら、さらに手を深く沈めて練習しました。
「ママの手のひらに顔でタッチしてみようね」と声かけしてあげると、子どももどこまで顔をつければよいか分かるので怖さが薄れます。
急に手を深く沈めてしまうと恐怖心が出てしまうので、焦らず少しずつ進めていきましょう。
顔つけやもぐることが苦手な子は水に恐怖心をもっているので、楽しみながら慣れてもらうことが大切です。②の練習である程度顔つけが克服できたら、次は深くもぐれるように宝探しゲームをしてみましょう。
ぴよさん
子どもがだいぶ水を怖がらなくなってきたので、重さのあるおもちゃをお風呂に沈めて宝探しゲーム
をしました。
目がうまく開けられるようにゴーグルも使わせてあげたら大興奮!それでも初めのうちは顔を水面につけておもちゃを拾っていましたが、1カ月もすると頭まで完全にもぐり、おもちゃをとれるようになりました。
お湯が少なすぎると顔をつけなくても簡単におもちゃがとれてしまうので、練習するときはいつもより少し多めにお湯をはるとよいそうです。
沈めるおもちゃは、浴槽を傷つけず濡れても壊れないものを選びましょう。「潜水用おもちゃ」「ダイビングトイ」などの名前で、専用のおもちゃが販売されていることもあります。
宝探しゲームはひとりでもできますが、もし兄弟やママパパと対戦できれば子どものやる気はさらにアップします。ぴよさんの娘さんも妹と一緒に練習するようになった途端、もぐれる時間が長くなったそうです。
ぴよさん
初めは長女だけ練習していましたが、次女もやりたいと言いだしお風呂で一緒に練習するようになりました。すると、まだ一瞬しかもぐれなかった長女が先生気分になって長くもぐれるようになったのです。
そのときに、誰かと一緒に練習したほうが成長に繋がるんだ!と実感しました。宝探しゲームのおかげで、スイミングスクールでも自分から顔に水をつけられるようになりました。
ひとりっ子だったり兄弟がまだ小さかったりする場合は、ママパパが一緒に楽しんであげられるとよいですね。ひとりで練習するよりもだいぶ早く、水嫌いを克服できるかもしれません。
顔つけは、まず子どもの恐怖心を取り払うために、時間をかけて水に慣れさせることから始めるのが肝心です。水嫌いを克服できれば、プールの授業も待ち遠しくなるでしょう。
初めはうまくできなくても決してイライラせず、気長にお風呂での練習を楽しんでみてくださいね。
今回、取材にご協力いただいたぴよさんの詳細は以下のリンクからご覧ください。
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