スキー場では自分がどれだけ気をつけていても思いもよらない事故があります。子どもの安全のために必要なアイテムのスキーヘルメット。今回スクスクでは、「そもそもヘルメットが必要なのか」などの必要性だけでなく、子どもに最適なヘルメットの選び方や子ども向けのおすすめスキーヘルメットをご紹介!約70名のインストラクターが在籍し、多くの子どもたちを指導してきた長野県にある伊那スキーリゾートの小畑さんにお話を伺いました!
スキーは楽しいスポーツである反面、転倒や滑落など、危険と隣り合わせのスポーツです。自分が気をつけていたとしても、事故に巻き込まれてしまい大きな怪我をしてしまう可能性もあります。
オシャレからかヘルメットではなくニット帽を被る方が多いですが、万が一の転倒やコースアウトによる衝撃を吸収してくれる安全性を考えると、ヘルメットのほうが適切です。お子さんの安全のためにも、スキーヘルメットを着用しましょう!
長野県のスキースクールを調べたところ、5教室のうち2教室はスキーヘルメットの着用が必須項目になっていました。
スキー場では、まだまだヘルメットの着用率が低いですが、ケガ防止のため安全性を考慮してヘルメットを着用するようにしましょう。スキースクールによっては、ヘルメット着用が義務化されているので、事前にチェックしておきましょうね。
小畑さん
日本のヘルメット着用率は世界と比べるとかなり低いです。
「ヘルメットをしていたから大丈夫だった」なんてこともありますので、ヘルメットの着用をしていただくようにお願いします。
保温性もスキーヘルメットの大切な役割の一つです。スキーは当然寒い環境で行いますがスキーヘルメットは防風性が高く、顔や頭の防寒対策になります。
また、スキーヘルメットには基本的に内側に耳当てのパッドがついているため、耳も寒くありません。スキーでの防寒対策としても大活躍してくれるはずです。
スキーヘルメットのサイズ選びで重要なことは「ホールド感」。ホールド感のないスキーヘルメットの場合、ヘルメットが飛ばされてしまう可能性があり、自身はもちろん周りで滑っている方にも危険です。そのため、少々窮屈な程度にホールド感があるヘルメットを選ぶようにしましょう。
小畑さん
安全のため、サイズはもちろんフィット感(ホールド感)がとても大事です。
スキー場は気温が低いとはいえ、スキーで体を動かしていると汗をかいてしまいます。通気性がないヘルメットですと汗で蒸れてしまって、髪が濡れ不快感にもつながってしまいます。
通気性のあるヘルメットは、通気口が空いているため選ぶ際にはぜひ通気性にも注目してチェックしていきましょう!
重量のあるスキーヘルメットだと疲れやすく、ケガにもつながってしまうため軽量のヘルメットを選びましょう。また、軽量のヘルメットは動きやすく、持ち運びにも便利なので特に小さいお子さんは軽量タイプがおすすめです。軽量タイプの目安は一般的に、約350g程度の重さです。
とはいえ、緩衝材がしっかりと入っていないヘルメットは、衝撃吸収が損なわれて安全性が落ちてしまうため、実際に着用して軽いと感じるヘルメットを選ぶと良いです。
スクスク編集部で楽天のレビュー件数順に子ども用スキーグローブの上位10件の価格を調べたところ、平均価格は7,694円でした。一番安いモノで2,999円、一番高いモノで13,860円でした。
出典:楽天市場
SWANS(スワンズ)
SWANSの子ども用スキーヘルメットのエントリーモデル。頭部をしっかりガードします。ベルトサイズ調整可能、着脱式イヤーパッド付です。
カラー | ホワイト、ガンメタリック |
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サイズ | S(約500g)、M(約520g)、L(約530g) |
小学校二年生の息子の為に購入しました。
昨年までは違うヘルメットを被ってましたが、今年は
キツくなってしまった為です。
本人もキツくなくていい!と被ってくれたので、
ゲレンデで安心です。
購入して良かったと思います
出典:楽天市場
カラー | ブルー、ピンク、グリーン、グレー、メタリックブルー |
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サイズ | S(52-55.5cm)、M(55.5-59cm) |
出典:楽天市場
ALPINA(アルピナ)
バイザー付きなので広い視界を確保し、ゴーグルによる様々なストレスを回避できるモデルです。
カラー | ターコイズ、チャコール、ローズ、ブルー |
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サイズ | 51-55cm、54-58cm |
出典:楽天市場
anon(アノン)
ヘルメットの後方から湿気を逃がす構造で、適度な保温性に加えて通気性に優れた子ども用スキーヘルメット。しっかりとホールドできるサイズ調整機能がついています。
カラー | ブラック |
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サイズ | S/Mサイズ:48-51cm、M/Lサイズ:52-55cm |
SALOMON( サロモン)
子どもに人気のかわいいデザインが豊富なGROMシリーズ。スキーをはじめたばかりの子どもにオススメです。
ゴーグルの締め付けがなく、快適にスキーを楽しむことが出来る。付属のインナーパットは取り外し可能で洗うことも出来るため、清潔な状態を保てます。
カラー | オレンジ、ブラック、ピンク、ブルー、ライトブルー |
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サイズ | S(49-53cm)、M(53-56cm)、L(56-59cm) |
SALOMON( サロモン)
約320gの軽量モデルと、子どものために軽量化に特化したスキーヘルメット。子どもの成長に合わせてフィットを調整できるダイヤル式のサイズ調整機能付き。
カラー | ブラック、ブルー、ピンク、カモフラージュ |
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サイズ | S(49-53cm)、M(53-56cm) |
しっかりしているヘルメット、後ろで調節もできて便利
出典:楽天市場
SALOMON( サロモン)
毎回ゴーグルを着脱する手間を省き、利便性と安全性を実現したスキーゴーグル付きモデルです。
ダイアル式のサイズ調整機能付きで、簡単にすばやくフィットを調整できます。
カラー | ブラック、ブルー、ライトブルー、オレンジ、ミントブルー |
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サイズ | S(49-53cm)、M(53-56cm)、L(56-59cm) |
小1の娘用、初めてのヘルメットでゴーグル付が便利だと思い購入。好きなミント色(Aruba Glossy)とかわいいデザインに一目惚れでした。頭のサイズは51センチで悩みましたが、KM53-56にしました。やはり少しブカブカでしたが、サイズ調整できたので問題なし。
レンズは、オレンジなのでナイターにも使えそうです。
出典:楽天市場
ROSSIGNOL(ロシニョール)
ロシニョールの子ども用スキーヘルメット。繰り返される衝撃に優れた耐久性のIMPACTSテクノロジーを装備。
カラー | ブラック |
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サイズ | S/M(52-55cm) |
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | スワンズ スキーヘルメットH-45R | GIRO ジロー CRUE キッズ 子供用 ヘルメット | アルピナ (A9229) スキー ヘルメット ジュニア バイザー付 ZUPO V... | 2023 Anon RIME 3 ASIAN FIT Black アノン ライム... | SALOMON子ども用スキーヘルメットGROM VISOR 20-21 | salomon子ども用スキーヘルメット | スキー ヘルメット キッズ ジュニア SALOMON サロモン 子供用 2022... | ジュニア ヘルメット ロシニョール ROSSIGNOL WHOOPEE IMPA... |
ブランド・メーカー名 | SWANS(スワンズ) | GIRO(ジロ) | ALPINA(アルピナ) | anon(アノン) | SALOMON( サロモン) | SALOMON( サロモン) | SALOMON( サロモン) | ROSSIGNOL(ロシニョール) |
商品詳細 | SWANSの子ども用スキーヘルメットのエントリーモデル。頭部... | 簡単に着脱できる軽量モデルの子ども用スキーヘルメットです。 | バイザー付きなので広い視界を確保し、ゴーグルによる様々なスト... | ヘルメットの後方から湿気を逃がす構造で、適度な保温性に加えて... | 子どもに人気のかわいいデザインが豊富なGROMシリーズ。スキ... | 約320gの軽量モデルと、子どものために軽量化に特化したスキ... | 毎回ゴーグルを着脱する手間を省き、利便性と安全性を実現したス... | ロシニョールの子ども用スキーヘルメット。繰り返される衝撃に優... |
カラー | ホワイト、ガンメタリック | ブルー、ピンク、グリーン、グレー、メタリックブルー | ターコイズ、チャコール、ローズ、ブルー | ブラック | オレンジ、ブラック、ピンク、ブルー、ライトブルー | ブラック、ブルー、ピンク、カモフラージュ | ブラック、ブルー、ライトブルー、オレンジ、ミントブルー | ブラック |
サイズ | S(約500g)、M(約520g)、L(約530g) | S(52-55.5cm)、M(55.5-59cm) | 51-55cm、54-58cm | S/Mサイズ:48-51cm、M/Lサイズ:52-55cm | S(49-53cm)、M(53-56cm)、L(56-59cm) | S(49-53cm)、M(53-56cm) | S(49-53cm)、M(53-56cm)、L(56-59cm) | S/M(52-55cm) |
商品リンク | 楽天市場で見るAmazonで見る | 楽天市場で見る | 楽天市場で見る | 楽天市場で見る | 楽天市場で見る | 楽天市場で見る | 楽天市場で見る | 楽天市場で見る |
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自転車用のヘルメットは、風の抵抗などを考え前後に長さのある形が多いのに対し、スキー用ヘルメットは後頭部を覆うように丸い形をしているものが多いです。
自転車用のヘルメットは通気口が大きいため、通気性が高いです。しかしこれはスキー場だとデメリットになってしまいます。
スキー用ヘルメットは保温性と通気性を両立しているモデルが多いですし、あたまだけでなく耳を保護するイヤーパッド付のモデルがあるスキー用ヘルメットが良いです。
スキーヘルメットには後頭部にゴーグルのベルトを引っ掛けるホルダーがあります。これがないとゴーグルがズレてしまったり、飛んで行ってしまうことも…。
1日スキー場にいると、リフトに乗るときなどゴーグルの着脱の機会は多いです。「ゴーグル止めがあったからリフトからゴーグルを落とさずに済んだ」ということもあります。
小畑さん
自転車用やスケートボードなどさまざまなヘルメットがありますが、安全性や利便性を考えてスキー用のヘルメットを使いましょう。
ヘルメットの下に着用するインナーキャップは、保温性だけでなく吸汗性などが期待できます。また、いくら寒いスキー場とはいえ汗が出るため、ヘルメットをできるだけ清潔に保つためにもインナーキャップを着用する方もいます。
小畑さん
蒸れを逃がしたり汗を吸い取ったりする効果があるためインナーキャップはあると便利なアイテムです。
スキーヘルメットの必要性をお伝えしましたが、欧米では60%の着用率のようですが、現在日本のスキー場での着用率は5%程度だと言われています。
どれだけお子さん自身が気をつけていても、後続からの追突などもありますから万が一のためにもヘルメットを着用してスキーを楽しんでくださいね!
今回、取材にご協力いただいた小畑さんがスタッフをつとめる、伊那スキーリゾートの詳細は以下のリンクからご覧ください