子どものスノーボードデビューを成功させる!練習に必要な3つのステップと場所選びのコツ

子どものスノーボードデビューを成功させる!練習に必要な3つのステップと場所選びのコツ

スノーボード好きのママパパなら「子どもと一緒に滑りたい」「スノーボードの楽しさを知ってほしい」と、小さいうちからボードデビューを考えることがあるのではないでしょうか。しかし、いざ連れて行くと子どもが怖がったり転んでくじけてしまったりして、教えるのに苦戦するケースが多いようです。初めてのスノーボードで、子どもが「もう行きたくない!」となってしまうのは避けたいですよね。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、元インストラクターのおやつパパさんのブログ『子供とスノーボード』に注目!子どもをスノーボードに慣れさせる方法や場所選びのコツについて紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
おやつパパ
元JSBA公認A級インストラクター・公認C級検定員
おやつパパ
スノーボード歴20年以上。3人の子どもをもつパパ。元JSBA(日本スノーボード協会)公認A級インストラクター。元JSBA(日本スノーボード協会)公認C級検定員。インストラクター時代は、上級レッスンやバッジテストレッスン、フリースタイルレッスンなど幅広く担当。なかでも得意なレッスンは、初心者レッスンと子どもレッスン。自らの経験を活かし、子どもとスノーボードを楽しむノウハウをブログで発信中。
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目次

子どもをスノーボードに慣れさせる3つのステップ

①子どもの体を支えながらゆっくり滑らせる

初めてスノーボードに挑戦するときは、親が子どもの体を支えながら平らな場所を滑らせるのがおすすめだと仰るおやつパパさん。

 

腰とおへそのあたりを支えてゆっくり進行方向に押してあげると、子どもも安心して滑る感覚を味わえるそうです。

おやつパパさん

おやつパパさん

はじめのうちはフラフラして押しにくいのですが、繰り返していると徐々に押しやすくなってきます。押しやすくなってきたら、子どもがボードの上でバランスを取れるようになってきている証拠ですよ。

ママパパが子どもの体をスムーズに押せるようになってきたら、徐々にスピードを上げて速さに慣れさせてみるとよいそうです。

おやつパパさん

おやつパパさん

この練習法のよいところは、子どもが怖いと感じることなく、ボードに乗って滑る感覚を味わえる
ことです。親と遊んでいる気分にもなれるので、練習させられている気持ちにもならないようです。

無理やりやらされていると思うと、子どもはすぐに興味をなくしてしまいますよね。まずは、スノーボードの楽しさを感じてもらいましょう!

②支えている手を離して1メートルほど滑らせる

多少スピードを上げても子どもがバランスをとれるようになってきたら、途中でママパパの手を離してみることをおやつパパさんはアドバイスしています。

 

1メートルほど補助なしで滑らせてみて、自分ひとりで滑っている感覚を子どもに味わってもらいましょう。

おやつパパさん

おやつパパさん

雪質の影響で手を離してもボードがうまく滑らない場合は、手を離すときに軽く押し出してあげてください。

 

止まるときは転びやすいので、手を離したあとは子どもについていき、1メートル滑り終えたらまた体を支えてあげることが大切です。

実際におやつパパさんの娘さんは、4歳のときにこの練習を楽しんでやっていたのだそう。しっかりサポートできれば、4歳からでもスノーボード練習は可能ということですね。

③子どもの後ろの手と繋いだ状態で滑らせる

①と②の練習で滑る感覚をつかめたら、子どもの後ろの手をもって滑らせてみましょう。

 

この練習では、スピードを出し過ぎずに長距離を滑ることができます。練習場所は、手を離したらゆっくり滑っていくくらいの斜面がおすすめだそうです。

おやつパパさん

おやつパパさん

親が体を支えて押しながら斜面を登り、子どもの後ろの手をもって斜面を下るのを繰り返してください。これで、登りも下りも滑る練習ができます。

怖がりな子どもでも、ママパパと手を繋いでいる状態なら斜面も安心して滑れるでしょう。子どもが慣れてくるまでは、スピードが出ず転ぶことも少ない練習方法を心がけるとよいそうです。

スノーボードで練習場所を選ぶときの3つのポイント

①人が少ない

人が少ない場所を選ぶことは、ほかの人との衝突を避ける以外に「子どもが止まれるようになる」ためにも重要だと仰るおやつパパさん。

 

人が多い場所だと子どもが「衝突してしまうのでは?」とプレッシャーを感じてしまい、ブレーキをかけることが難しくなってしまうそうです。

おやつパパさん

おやつパパさん

子どもは「絶対に止まらなくては!」という意識から、ボードを傾けすぎてしまうことがあります。そうするとボードがうまく曲がらず、ブレーキができなくなってしまうのです。

 

今まで多くの子どもたちに教えてきましたが、自分で止まれるようになってきた子どもでも進行方向に人がいるだけで止まれなくなってしまい、転んでしまうことはよくありました。

おやつパパさん曰く、インストラクターの人たちも生徒を上達させるために、場所取りはかなり重要視しているのだそう。

 

休日ともなればゲレンデは混みあいますが、なるべく人の少ない場所を探すのが早く上達するためのポイントです。

②滑り終わる場所が平坦

スノーボードをする子どもにとって「止まれない」ことは恐怖です。その恐怖を取りのぞくために、滑り終わりが平坦になっていて自然に止まれる場所を選ぶことも大切なポイントなのだそう。

おやつパパさん

おやつパパさん

最後が平らになっていれば、仮にブレーキができなくても勝手に止まります。「止まれなかったらどうしよう」という不安がないので、恐怖心なく止まる練習ができますよ。

③斜面がゆるやか

たとえ滑り終わる場所が平坦でも、スタート地点が急な斜面では意味がないと仰るおやつパパさん。なぜなら子どもがスタートする段階で、すでに恐怖を感じてしまうからだそうです。

おやつパパさん

おやつパパさん

滑れる人が教える場合、子どもには斜度がキツイ場所を選びがちです。

 

実際ゲレンデで親が子どもに教えているのをみると「そんなところからスタートさせたら、子どもが怖がっていつまでたっても止まれるようにならないよ」と思うことがよくあります。

 

初めての子どもは、初心者の頃のあなたの感覚で斜面を見ています。滑り出す場所は、ブレーキをしなくても早歩きくらいのスピードしか出ないようなところを選んでください。

滑れる人と滑れない人では、斜度の見え方が違うとおやつパパさんは仰います。

 

ボードをスムーズに滑らすために、つい斜度がある場所を選びたくなるかもしれませんが、まずは子ども目線になってゆるやかな斜面を選ぶことが肝心です。

まとめ

  • スノーボード練習は、子どもに「楽しい」と思ってもらうことが大切!
  • 練習場所は、人が少なく緩やかな斜面を選ぼう

ママパパがスノーボーダーの場合、教えるのについ熱が入ってしまうこともありますよね。しかし子どもの心が折れてしまっては、一緒に楽しめなくなってしまいます。

 

とくに雪が降らないエリアに住む子どもは、スノーボードのブーツを履いて雪上を歩くことすら慣れていません。まずはボードに乗る楽しさだけでも感じられるように、無理せずゆっくり練習してみてはいかがでしょうか。

今回ご協力いただいた方

今回、取材にご協力いただいたおやつパパさんの詳細は以下のリンクからご覧ください。

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