冬になると、多くのゲレンデで子供向けのスキー教室が開催されます。スキー経験のあるママパパは、いつか子供と一緒に滑ってみたいと思うこともあるのではないでしょうか?スキーは楽しい反面、転倒などによるケガのリスクもあるので、できればプロから基礎をしっかり教わりたいですよね。そこで今回習い事スクスクでは、スキー教室の練習内容や習うメリット、月謝や月謝以外にかかる費用の目安、スキー教室選びのポイントなどをまとめてみました!お子さんの習い事にスキーを検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
スキー教室は基本的に初級・中級・上級とクラス分けされていて、自分と近いレベルの子たちとレッスンを受けられます。グループレッスンやマンツーマンレッスン、家族で受けられるファミリーレッスンもあります。
初めてスキーに挑戦する場合は、スキーブーツの履き方や板の装着の仕方、ストックの持ち方や転んだ時の立ち上がり方なども教わります。教室によっては、子どもの恐怖心をなくすために雪上ではなく人工マットのうえで練習するところもあるようです。
板を装着して歩いたり斜面を登ったりすることに慣れたら、次は雪上で滑る練習です。ゆるやかな斜面をまっすぐ滑れるようになったら、ボーゲン(板の先端を近づけ後端は広くして八の字で滑る方法)やリフトの乗り降りを練習します。
スキーは体力を消耗するので、初心者の子どもが集中して取り組めるのは2時間くらいかもしれません。長時間のレッスンでスキーが嫌いになってしまわないように、何回か短いレッスンを重ねて少しずつ上達を目指すのがおすすめです。
スキー教室の月謝(料金)は、グループレッスンで90分4,000~6,000円が目安です。マンツーマンになると90~120分で15,000~20,000円くらいが目安になります。
スノーウェアやヘルメット、板やブーツをレンタルする場合は、さらに費用がかかります。帽子やグローブ、ゴーグルはレンタルしているところが少ないので、事前に確認しておきましょう。
スキー教室に行く場合、道具を持っていないとレッスン代とレンタル代で数万単位の出費があります。半日足らずでそのくらいの費用がかかるので、金銭的な負担は大きめです。
レッスン中は先生におまかせできるので、金銭面以外の負担はとくにありません。
スキーは板を履いて雪の上を歩くので、通常の歩行より体力を使います。最近はスノーエスカレーターのあるゲレンデも増えてきましたが、基本的にレッスンでは斜面を滑ったらまたスタート地点まで登らなくてはいけないので初めはかなり疲れるでしょう。
しかし、何度かレッスンに参加したりレッスン以外でもスキーの練習をしたりするうちに、体力はついてきます。シーズンが終わる頃には、始めたときより楽に滑れるようになっているはずです。
スキーは練習すればするほど、上達していきます。「滑れるようになった」「ターンができるようになった」など、上達具合が目に見えて分かりやすいので、子どものモチベーションを維持しやすいスポーツだと言えるでしょう。
何度転んでも起き上がってまた練習する、この繰り返しをすることでチャレンジ精神が育っていきます。
スキーは、60歳以上になっても現役で楽しんでいる人が大勢います。いったんコツを覚えてしまえば多少ブランクがあっても勘が戻り、滑れるものです。
よって、子どものときに滑れるようになっておけば、大人になってからも楽しめるでしょう。生涯の趣味になる可能性もあるので、習っておいて損はありません。
スキーは転倒することもあるので、スクールが安全面に配慮しているかどうかは重要です。レッスンの場所は一般スキーヤーと接触がないよう分かれているか、ブレーキがかけられずゲレンデ外に飛び出してしまわないようガードが設置されているかなど、受講する前に確認しましょう。
またレンタルの道具は破損していないか、先生の人数に対し生徒の人数が多すぎないか見ておくことも大切です。
子ども向けのスキー教室はたくさんありますが、子どもが理解できるように配慮して教えてくれる教室がすべてとは限りません。たとえば「右足に重心をかけて」と言われても、右左がまだ分からない子もいれば「重心」の意味が分からない子もいるでしょう。
子どもにとっては、口で説明されるのではなく実際にやって見せてくれたほうが分かりやすいものです。心配な方は、受講前にレッスンの様子を見学したりクチコミを調べたりしましょう。
家族で楽しめるようになりたいと考える親御さんから人気の高いスキー教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんがスキー教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんにスキーをやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
スキー教室のレッスンは、早くて3~4歳から受講できます。基本的に保護者の同伴は不要です。ちなみにスクスクのアンケート調査では、6歳のお子さんがスキーを習っていました。
レンタルできるスキーブーツは15cm、スキー板は80cmからがほとんどなので、サイズが合うかどうかも判断の目安になるでしょう。
ウィンタースポーツを楽しむならまずはスノーウェアを用意しましょう。子どもが小さいうちは転ぶことも多いので、セパレートタイプよりつなぎタイプのほうがウェア内に雪が入り込むのを防げます。
購入するとだいたい10,000円ほど。レンタルする場合は、安いところで1,000円台~、高いところで5,000円台が相場です。
スキーウェアの選び方は下記記事で解説していますので、参考にしてくださいね!
グローブは、雪が中に入り込まないように手首がフィットするものを選びましょう。防水加工や保温性が優れているグローブを選ぶと、長時間の雪遊びも楽しめます。
スキーに転倒は付きものなので、ニット帽ではなく必ずヘルメットをかぶるようにしましょう。自分が気をつけていても、ほかの子がぶつかって巻き添えになってしまうことがあります。ゲレンデによっては、ヘルメットの着用が義務化されているところもあるようです。
ゲレンデは標高が高いため紫外線が強く、子どもの目を守るためにゴーグルは必須です。転倒したときに、顔を守るのにも役立ちます。
基本的に、スキーの道具は有料でレンタル可能です。ただし事前予約のみで、当日受付していないゲレンデもあります。道具を持っていない場合は、レッスンの申し込みをする際に道具の予約についても確認しておきましょう。
低年齢の子どもの場合は、精神的にも体力的にも消耗するので半日や短時間のレッスンから始めるのがおすすめです。スキーに慣れて子どものモチベーションも上がってきたら、1日レッスンでもよいでしょう。
基本的に、レッスン中は保護者の付き添い不要なスキー教室がほとんどです。親御さんが近くにいると、子どもがレッスンに集中できない可能性があります。なるべく子どもの視界に入らない場所で見学するか、レッスン終了時間に迎えに行くようにしましょう。
初心者レッスンの場合、まずはスキー板を履いて歩くことから始めるので、リフトを利用しないことがほとんどです。なかにはリフト乗車可能なレッスンもあるので、受講前にスキー教室にお問い合わせください。
スキーは「冬しかできない」「大自然の中で楽しめる」ところにほかのスポーツとは違った特別感があります。雪が降らない地域のお子さんにとっては、ちょっとした旅行気分で遠出できるのもワクワクしますよね。
子どものときに基礎をしっかり習っておけば、大人になってからも恐怖心なく始められます。自己流で進めてしまうとクセがついて直らないこともあるので、もしお子さんが興味をもったらまずはスキー教室に入れてみてはいかがでしょうか。
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