「人気だから子どもに習わせる」は危険?ピアノを習う前に考えたい5つのこと

「人気だから子どもに習わせる」は危険?ピアノを習う前に考えたい5つのこと

「人気だから子どもに習わせる」は危険?ピアノを習う前に考えたい5つのこと

ピアノの習い事は常に人気があり、お子さんに習わせたいと思っているママパパも多いはずです。しかし、習い事をするということはお金や送迎などの負担もあります。習う前にしっかりと考えてから始めましょう。今回SUKU×SUKU(スクスク)では、山梨県甲府市にある『Shiori音楽教室』のピアノ講師、しおり先生のブログに注目!ピアノを習う前に考えたい5つのことについて紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
田草川 詩織(たくさがわ しおり)
Shiori音楽教室 講師
田草川 詩織(たくさがわ しおり)
国立音楽大学卒業。いつも私のそばには音楽をモットーにした音楽教室をスタートさせて12年。教室では日々のレッスンはもちろんのこと、発表会やイベントを通じて音楽を生涯楽しむ力をつける指導を行っている。自身のHPでは、教室の様子や習い事の悩みを解決していけるような情報を紹介中。
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目次

ピアノを習うことが子どものやりたいことなのか話し合う

ピアノだけではなく習い事を楽しく続けるためには、お子さんのやってみたいという気持ちが大切としおり先生は仰います。

しおり先生

しおり先生

私もピアノの練習がつらくて苦しいことも多かったですが「自分で決めて始めた」というきっかけがピアノを続ける大きな理由になりました。
 
もしかしたら、ピアノを辞めたくなるときもあるかもしれません。ですが自分でやりたいと思って始めたことは、不思議とまたやりたくなるんですよね。

ピアノを続けていくなかで苦しいことがあったときに「自分で決めて始めた」ということが支えになるんですね。習い事を始める前はお子さんとしっかり話し合うとよいそうです。

 

お子さんの習い事に対する思い、お子さんの興味があることに親が関心を持ってあげることが大切なんですね。

ピアノ(他の習い事も)を習う前にお子さんと話しておきたいこと

・習い事をしてみたい?
・どんなことをしてみたい?
・お子さん自身がピアノを習いたいと思っているか?
・親御さんの習わせたいという気持ちだけで始めようとしていないか?

 

習い事をするお子さん自身の思いを尊重することが大切なんですね。親子で習い事について話し合うことで、よりお子さんについての理解が深まるよいきっかけになるかもしれません。

ピアノを購入することについて考える

ピアノの習い事ではお家での日々の練習が大切だと仰るしおり先生。お家で練習するためにはお家にピアノが必要ですよね。ピアノがない方は購入することも考えてみましょう。

しおり先生

しおり先生

ピアノは高価な買い物です。
購入する前に実際にお店に行ってピアノを触ってみましょう。

 
ピアノの先生は楽器店と繋がりがあることも多いので、先生に相談してみるのもおすすめですよ。

ピアノを購入するときのポイント

・ピアノ購入のための予算について考えよう
・ピアノを置く場所について考えよう
・電子ピアノかアコースティックピアノのどちらを購入するか考えよう
・音の対策について考えよう

▼こちらでピアノの選び方やおすすめのピアノを紹介しています

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ピアノ練習の習慣をつけさせてあげる声かけと環境づくりが必要

ピアノの習い事では毎日の練習が必要不可欠だと仰るしおり先生。なかなかレッスンだけでは上達が難しいそうです。毎日コツコツ練習することが上達への近道なんですね。

しおり先生

しおり先生

小さなお子さんにとって、毎日ピアノに向かうのは難しいことかもしれません。そんなときは椅子に座らせてあげて、一回でも弾けたら褒めてあげましょう。
 
幼いころから「ピアノに触る」というルーティーンは大切です!毎日少しでもピアノの鍵盤に触れるように習慣化しましょう。

ピアノの練習を習慣にするためのコツ

毎日同じ時間に練習をする
ご飯のあと、お風呂のあと、など決まった時間に練習すると習慣になりやすいです。

 

毎日目標を立てる
今日は〇回弾く、〇〇の曲を弾く、など目標を立てるとやる気が出やすいです。

 

練習をしないとついつい怒ってしまいそうになりますが、ピアノの練習が習慣になるように促してあげるのが大切なんですね。焦らず、気長に親子で頑張りましょう!

ピアノの上達には時間がかかることを知る

ピアノの上達には時間がかかると仰るしおり先生。ピアノは本人のやる気、ピアノへの関心度、毎日の練習量などいろいろな要素が組み合わさって成長していくそう。

 

ピアノの上達には時間がかかるということを理解して、親御さんはどっしりと構えて見守ることが大切なんですね。

しおり先生

しおり先生

お子さんによって成長するスピードは違います。ですが生徒のみなさんがピアノを頑張っている姿を見ていると、確実に1歩1歩成長しています。
 
他人と比較せず、お子さんの成長を楽しんで見守ってあげましょう!

ピアノの上達には時間がかかるということを事前に知っていれば、ママパパも焦らずにすみますね。お子さんの成長を信じて、気長に見守っていきましょう。

ピアノ教室の方針・カラーを知る

ピアノの教室探しのときに一番重要なのが教室の方針・雰囲気・カラーを知ることだと仰るしおり先生。近所だから、お友達が通っているからという理由で教室を決めるのはおすすめできないそうです。

しおり先生

しおり先生

まずは、どんな教室があるのか調べてみましょう。
 
・大手音楽教室なのか?個人教室なのか?
・スパルタなのか?ゆっくりペースなのか?
・クラシックオンリーなのか?ポップスなども弾けるのか?
 
これだけでも、お家の考え方と教室の考え方が違うと続けていくのは難しいでしょう。事前にホームページなどで確認しましょう。見学や体験に行くのもおすすめです。
 
ちなみに……
大手教室は、YAMAHA、KAWAI、楽器店の教室です。
 
個人教室は、個人で先生が開いている教室です。大手教室と個人教室という違いだけでも、雰囲気は違いますよ。まずは、教室の方針を調べましょう。

ピアノ教室選びのポイント

・教室の方針を調べよう(ホームページなどで確認してみましょう)
・見学・体験に行ってみよう
・先生の考え方を知ろう
・お子さんが通いたい教室の雰囲気を知ろう
教室を選ぶときにはお子さんと相性がよさそうな教室を探すのが大切なんですね。教室選びのときにも教室の情報を見たり、見学や体験をしながら親子で話し合いましょう!

▼ピアノ教室選びのポイントを紹介した記事はこちら

子どものピアノ教室は何歳から?教室の選び方や通うメリット・月謝などを徹底調査しました

まとめ

ピアノに限らず習い事を続けるためには、お子さん自身のやりたい!という気持ちが大切。ピアノを上達させるためにはレッスンだけでなくお家での毎日の練習も欠かせません。
最初は毎日練習するのが難しいお子さんもいますが、親御さんの楽しい声かけや工夫で毎日の練習を習慣にしてしまいましょう。ピアノの習い事についてしっかりと理解し、親子で協力しながら楽しく習い事に取り組めるとよいですね。

今回ご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいた『Shiori音楽教室』の詳細は以下のリンクからご覧ください。

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