放課後や長期休暇中に子どもを預かってくれる学童保育。主に「民間学童」と「公立学童」に分けられ、預かり時間や費用、サービスに違いがあります。今回習い事スクスクでは、「民間学童」に注目し公立学童との違いや子どもを通わせるメリット、月謝の目安などをまとめてみました!民間学童を検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
学童保育には大きく分けて公立と民間があり、公立は厚生労働省の管轄で地方自治体が運営しています。一方、民間は企業がサービスとして運営する施設です。
運営元は異なりますが、どちらも子どもが遊びや勉強をしながら放課後を過ごす場所という意味では同じになります。
A先生(英語学童)
小学校1年生からが一番多いです。子どもが楽しめれば、早く通い始めるに越したことはないですね。
B先生(英語学童)
2〜3歳からか、小学校に進学するタイミングで入る子が多いです。
民間学童は、施設によって料金やプログラムが大きく異なります。公立学童に比べると費用は高めですが、そのぶん保護者を支えるサービスが豊富です。なかには、入所を希望する数年前から申し込まないと入れないくらい人気のある民間学童もあります。
■運営主体
民間学童:民間企業や学校法人
公立学童:公立の教育委員会や自治体、NPO法人
■施設の場所
民間学童:決まったルールはなし
公立学童:小学校の敷地内が一般的
■入所条件
民間学童:とくになし
公立学童:指定の小学校に通う共働き世帯の子ども
■預かり時間
民間学童:21~22時まで開所しているところもある
公立学童:18時~19時までが一般的
民間学童は、利用日数や時間で費用が異なります。また預かりの延長や夕食サービス、習い事などのオプションをどれだけ利用するかによっても変わります。
入所金2~3万円にプラスして月謝が毎月5万円前後といった家庭もあれば、10万円近くかかっている家庭も。
また夏休みや冬休みは、野外活動や社会科見学、キャンプなどがあります。長期休暇中は預かり時間が長くなるうえ、イベントにも参加すれば月謝はさらに上がるでしょう。
民間学童は、延長すれば18時以降も預かってもらえます。オプションで夕食の提供や入浴を依頼できる施設もあり、共働きで残業が多かったり職場が遠かったりする家庭にとっては助かります。
また、長期休暇中は朝7時台から開所している施設もあるので、ほとんどの家庭は子どもを預けてからでも出社時間に間に合うでしょう。
公立学童の場合、一緒に過ごすのは同じ小学校の仲間ですが、民間学童には複数の小学校から来た子どもたちが集まっています。
よって「学校とは違う友達と遊べるから飽きない」「学校の友達とトラブルがあっても学童には居場所がある」といったメリットがあります。
民間学童は、学校の宿題はもちろん独自のドリルやテキストで学習のサポートをしてくれる施設もあります。また施設内ではピアノやプログラミング、ダンスといった習い事をすることも可能です。
子どもは充実した放課後を過ごすことができ、保護者は1カ所で宿題も習い事も完結させられます。
民間学童のサービスは基本的に充実していますが、内容や質は施設により異なります。
「求めるサービスがあるか」「安心して任せられる内容か」「価格と見合っているか」事前に調べておきましょう。
子どもを長時間預ける場所なので、安全面の確認も必要です。施設の造りや入退室の確認法、防犯カメラの設置数や指導員の人数などもチェックしましょう。
習い事スクスクに掲載中の先生にうかがいました!
A先生(英語学童)
意外と見落としがちなのが、子どもたちの安全面への配慮がどれだけされているかです。送迎時や緊急時の対応など、学童として安全面の指針を持っているかを確認しておきましょう。
学童を見学するときは、施設の広さや指導員1人あたり何人を見ているかに注目し、子どもがのびのび過ごせるスペースが確保されているか確認しましょう。
人数が多すぎて窮屈な環境では、指導員から十分なサポートが受けられなかったり子ども同士のトラブルが起きやすかったりします。
両親が共働きしているなどの事情で子どもの面倒を見ることができない場合、小学生の居場所である民間学童。実際に民間学童に通わせている保護者の口コミは以下のとおりです。
・わかりやすいから(大分県/ママ29歳・お子さん7歳)
・先生がとにかく優しくて楽しめている(埼玉県/ママ29歳・お子さん4歳)
不満足と回答した人からは、
・他の学童と比べてイベントが少ない(沖縄県/ママ34歳・お子さん10歳)
といった意見がありました。
民間学童は費用がネックになりがちですが、忙しいママパパにとってはありがたいサービスが充実しています。なかには、週5で通うのは厳しいため公立学童と組み合わせて週2~3通う方法をとっている家庭もあるようです。
子どもが長時間過ごす場所なので、サービスの内容や施設の雰囲気、価格を吟味して楽しく通えるような学童を選びましょう!
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