子どものときから書道教室に通っていると、きれいな字を書けるようになり周囲にもよい印象を与えられます。将来のことを考えて早めに習わせてあげたいと考える親御さんも多いのではないでしょうか。そこで今回習い事スクスクでは、「書道教室」に注目し、習字教室との違いや通わせるメリット、月謝の目安などをまとめてみました!書道教室を検討している親御さんは、ぜひ参考にしてください。
※本ページはプロモーションが含まれます
目次
子ども向けの書道・習字教室について、どちらも美しい文字の書き方を学べる点で大きな違いはありません。ただし、厳密に言うと書道教室は個性や芸術的要素を重視、習字教室はお手本どおりに字を書くことを重視しています。
一般的に、検定を受けて段や級を取得していくのは習字教室ですが、最近は検定を設けている書道教室もあります。習い始めるときは、書道・習字の名前の違いだけにとらわれず、検定の有無も含め先生の指導法や通っている子どもたちの作品なども見てみるとよいでしょう。
書道は3歳くらいから受け入れている教室が多いようです。初めは硬筆で鉛筆の正しい持ち方や書き順などを学びます。早めに書道教室に通い始めると、大きくなってから間違った書き順や文字の癖に悩まなくて済むのがメリットです。
ちなみに墨を使う毛筆は5~6歳くらいからが一般的です。それまでは水を使う「水書」で練習する教室も多く見受けられます。
書道・習字教室を選ぶときは、先生1人あたり何人の子どもたちを見ているか注目しましょう。子どもが多すぎる場合は、先生の指導が行き届かず、長く通ってもなかなか上達しない可能性があります。
どんな習い事にも共通しますが、家から教室までが遠いと送迎するママパパも子どもも疲れてしまいます。そうなると行くのが面倒になり子どものモチベーションも下がってしまうので、なるべく通いやすい場所にある教室がおすすめです。
書道・習字教室の月謝は、週1回のお稽古で3~5,000円程度が相場のようです。月謝以外にかかる費用としては、年会費や筆、墨、半紙などの消耗品費、検定料などがあります。
サッカーや野球、ピアノなどの習い事に比べると、比較的リーズナブルに始められるのが特徴です。
書道・習字教室において、保護者の負担はほとんどありません。子どもの送迎と金銭的な負担のみです。近所の教室に通うのであれば送迎もしなくて済むので、忙しい家庭でも始めやすい習い事と言えるでしょう。
書道・習字教室に通う一番のメリットは、美しい字が書けるようになることです。専門的な指導を受けることで、正しい筆の持ち方や運び方を学び、バランスのよい字を書く技術が身につきます。
お手本どおりの美しい文字を書くためには、集中力が必要です。筆の動きに意識を向け、丁寧に文字を書く過程で子どもの集中力は養われるでしょう。
書道・習字教室で培った集中力は、学校の授業やほかの習い事、日常生活のさまざまな場面でも活かされるはずです。
書道・習字教室では、背筋を伸ばし、肩の力を抜いて座る姿勢が基本です。この姿勢を繰り返し実践することで、自然と正しい姿勢が身につきます。
たとえ週に1回でも正しい姿勢で練習することは日常生活にもよい影響を与えてくれるでしょう。
字を書く機会が減りつつある現代でも根強い人気の書道・習字教室。回答者の73.4%が「満足」と答えています。
満足の理由は、以下のとおりです。
・集中力を育てられるから(北海道/ママ39歳・お子さん11歳)
・丁寧な指導をしてくれる(大阪府/ママ43歳・お子さん9歳)
不満足と回答した人からは、
・保育園の延長の気分でやっていたので全然身につかなかった(大阪府/ママ36歳・お子さん10歳)
・なかなか上達せず、本人も毎回辞めたがっている(静岡県/ママ38歳・お子さん10歳)
といった意見がありました。
学校でも使える書道セットですが、学校からの案内にある書道セットはだいたい3,000円~4,000円ほど。楽天市場やアマゾンなどの平均価格は2,000~3,000円ほどで購入することができます。書道セットさえあれば自宅でも使えるので、まずは書道セットを購入しましょう!
書道セットの選び方は下記記事で解説していますので、参考にしてくださいね!
書道習字で消耗品となる物の一つが墨汁です。清書用の墨汁もあるので各教室で指定される場合もあるようです。
消耗品の二つ目が半紙です。半紙は100円均一でもよいのでは?と思う方もいらっしゃいますが、練習用はそれでも良いと指導している教室さんもいらっしゃいます。本番用は教室指定の半紙かもしくは文房具店や楽天アマゾンなどでも購入できるのでそちらがおすすめです。
硯は割れてしまったり、カビやカチカチに墨汁が固まってしまった・・などではないと買い替えることが無いアイテムです。
しかし意外と奥深いのも硯。軽くて使いやすい物から、保護者目線だとちょっとびっくりする価格の硯もあります。
書道セットに付属している下敷きがすぐ丸まってしまって買い替えたという方もいるようです。
選び方やお手入れ方法を解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
日本書道教育学会や全国書道連盟などの協会に所属する教室では、定期的に検定試験が行われ、級や段を取得することが可能です。
お近くの教室にぜひお問い合わせください
お近くの書道・習字教室を探す
教室の指導方法によって異なりますが、左利きでも指導してくれる教室も多くありますのでお近くの書道・習字教室にお問い合わせください。
書道は週1回のレッスンが多く、他の習い事との両立がしやすいと言われています。また、自宅で練習する時間もそれほど長くないため、時間的な負担も少ないです。
一部の教室では、オンラインでの書道レッスンを提供している場合もあります。
基本的には使ったらすぐに洗う、片付ける、優しく扱うを心掛けることです。下記記事では、下敷きや筆などの書道の道具を長持ちさせるお手入れ方法を解説しています。
美しい文字を書けることは、一生役立つすばらしいスキルになります。書道・習字は必要な道具も少なく、リーズナブルに始められるので初めての習い事としてもおすすめです。気になる方は、ぜひ体験教室に行ってみてくださいね。
当記事の情報は記事の公開日もしくは最終更新日時点の情報となります