子どもに何をやらせてもすぐに飽きてしまう、落ち着きがなく集中力も続かないと悩んでいるママ・パパはいませんか?生まれつきだから、とあきらめたくなるかもしれませんが、じつは家での遊びで集中力は育めるのだとか。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、群馬県太田市の幼児教室『たいりキッズ』塾長 福島先生のブログに注目!子どもに集中力を身に付けさせる方法について紹介します。
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目次
福島さんが運営する『たいりキッズ』でも、子どもに集中力がなくて困っているママ・パパから相談を受けることがあるそうです。子どもに集中力を身につけさせるためには、何歳から働きかけるのがベストなのか、その問いに対して福島先生は「できるだけ早い時期に」と、ブログ内で仰っています。
福島先生
年齢が上がるほど集中力を身につけることは難しくなります。小学生で集中力のないお子さんに、集中力をもたせることはできますが、幼児よりも難しいのです。
努力によって身につける生徒さんもいますが、取り組みを繰り返し行っても身につけられない生徒さんもいます。
とにかく早い時期から!ということで、1~2歳でもぬり絵やお絵描き、パズルなど好きな遊びに没頭する時間を意識してつくるとよいそうです。そのときママ・パパは、子どもの集中力を妨げないように手や口を出さず、見ているだけなのがコツなのだとか。
福島先生
ただし、ゲームやテレビはダメですよ。思考しているようですが、ゲームをしている時間は受動で画面を見ているだけなのです。つまり、自分で何かを考えることはあまりしていないのです。
福島先生曰く、子どもの遊び道具として「新聞紙」や「包装紙」などを使うのは、創造力や思考力を養いつつ集中力もキープできるのでおすすめなのだとか。
福島先生
なぜおすすめかというと、遊び方を考えたり、造形を想像したりと自由度が高いからです。そしてハサミやのり、テープなどの道具も上手に使えるようになります。
そのようにして集中力を持続させると、他のさまざまな取り組みにも応用できますよ!
誕生日やクリスマスに買ってあげたおもちゃで遊ぶよりも、空き箱やペットボトルでロボットやおうちを作るほうが、飽きずに楽しんでくれることもありますよね。いままで捨てていたものが、もしかしたら子どもの集中力アップを促してくれるよい材料になるかもしれません。
福島先生曰く、一つのことに長く集中できない子は、短い時間で粘土やお絵描きなど複数の遊びに取り組むことから始めるとよいそうです。
福島先生
一つの遊びに3~5分間取り組み、次々に繋げていきます。目先が変わるので、30分くらいは座ったまま取り組むことができます。
このようにして30分間取り組めたら、今度はそれぞれの取り組みの時間を3~5分から10分へと長くしていきます。
集中力は個人差が大きいですから根気よく付き合うイメージで、集中できた時間を少しずつ伸ばしていくとよいと思います。
幼児以外に、小学生でも集中力が3分しか続かなかったら、まずは3分程度から始めましょう。
ゲームやスマホ以外で本人の好きなものでよいですから3分、4分と集中できる時間を少しずつ伸ばしていきます。
一つの遊びにつき3分なら、飽きっぽい子でも続くかもしれませんよね。初めはハードルを低くして取り組めば、ママ・パパたちの心が折れてしまうこともなさそうです!
家の中がものであふれてしまっているママ・パパには耳の痛い話かもしれませんが、遊ぶ場所が散らかっていることも集中力を妨げる一因になるのだとか。
福島先生
身の回りのさまざまなものが気になるお子さんは、興味や関心が外側に向く傾向があると思います。
なので取り組み場所(机の上)にはできる限りものを置かない、クレヨンや鉛筆も1本だけ持たせる、など集中できる環境を作ってあげることが必要です。
遊ぶ場所が整理されていれば、使いたいものが見つからなくてイライラすることもありませんよね。集中力の維持には、整頓された遊び場が必要だといえます。
集中力アップを目指して取り組み始めたものの、なかなか効果を感じられないと「いつまで続けたらいいの?」と不安になってしまうもの。この悩みについて、福島さんはブログ内でこう仰っています。
福島先生
落ち着いて取り組めるまで数ヶ月は必要ですが、次第に一つのことに集中できるようになります。
慣れるまで根気がいりますが、この時期に身につけておかないと将来の学力に響きます。小学校低学年で落ち着きのないお子さんは、文字を丁寧に書いたり、ミスなく計算したりすることが難しいようです。
福島先生曰く、集中を持続できる時間と学習力は比例するのだとか。なかなか効果が実感できないと親も途中であきらめたくなってしまいますが、のちの学校生活に響くことを思うとがんばれますよね。この取り組みは、ママ・パパの集中力と根気も試されそうです!
子どもに集中力がないと悩むママ・パパに対して、福島先生は「幼児教育も親業です。いっしょにがんばりましょう!」とエールを送っています。遊び道具の選び方だけサポートしてあげれば、まずは焦らず見守るだけでOKです。
幼児期の遊び方が鍵でもある、集中力アップへの道。福島先生の3つのポイントをおさえながら、さっそくおうちで試してみてはいかがでしょうか。
今回、取材にご協力いただいた『たいりキッズ』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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