意外と手軽!? オンラインレッスンのかんたん導入方法

意外と手軽!? オンラインレッスンのかんたん導入方法

意外と手軽!? オンラインレッスンのかんたん導入方法

今回は、かんたん・無料でオンラインレッスンを導入する方法や、Webを効果的に使って教室運営の負担を軽減するコツをご紹介。

オンラインレッスンの導入を検討されている先生や、まだ迷われている先生は必見です。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
松沢 あおい
レンタルスペースピアノ松沢音楽教室
松沢 あおい
ピアノ指導歴20年以上。通常時は外部での演奏会に向けた対面での個人レッスンを行っている。 現在は、対面のレッスンは休業に切り替え、オンラインレッスンを実施中。試行錯誤を重ねながら、生徒さんが楽しめるレッスン内容や環境を整備中。
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目次

新型コロナウィルスの感染拡大長期化による影響で、通常のレッスンに代わり、オンラインレッスンを導入されているスクールも徐々に増えてきており、文部科学省もオンライン指導の導入に言及したり(出典:文部科学省HP)学校現場のオンライン化も少しずつ現実味を帯びてきています。

 

しかし、全体でみてみると、まだまだオンラインレッスンへのハードルが高く、なかなか踏み切れずに悩まれている先生方も多いようです。

 

スクスク編集部が直接聞いている先生方の声としては

「オンラインレッスンで、これまで通りの月謝をいただくのが後ろめたい

「保護者の方々へ協力いただくことが多くなると申し訳ない

「そもそも、パソコンが苦手でオンラインレッスンができると思えない」

というような内容が多く届いています。

 

保護者の方々に対しての「後ろめたい」「申し訳ない」というお気持ちに対しては、逆に保護者とのギャップも見受けられました。

 

スクスク編集部がSNS等で調査したところ、多くの保護者の方々はオンラインレッスンには前向きなようで、実際にTwitterなどでも多くの保護者さんから類似の意見がつぶやかれていました。

 

 

保護者の方々としては、こうした状況下でも我が子が楽しくレッスンできる環境を作ってくれることに喜びや有難さを感じられているようです。

 

こうした背景を踏まえ、今回はオンラインレッスンを導入するうえでの超基本情報をご紹介したいと思います。

 

オンラインレッスン導入に必要な3アイテム

オンラインレッスンをはじめてみようかな…とは思ってみても、必要なものがわからないと具体的に考えづらいですよね。

 

ここからは、先生方と保護者さん、それぞれが導入に必要なもの3つをご紹介します。

 

1.スマートフォン、パソコン、または タブレット

 

何よりも、今ある環境でコストをかけずにオンラインレッスンを導入することが大事ですが、生徒さん側にはタブレットやPCなど、画面の大きなデバイスのご使用をおすすめします。

 

手書きで生徒さんに説明をしたり、先生自身の表情や動きをよりわかりやすく伝えることができます。

2.インターネット環境

 

前提として、インターネットへ接続できる環境が必要となります。

 

今や、インターネットの人口普及率は83.5%(総務省調べ)。時代の流れで、保護者の方もオンラインレッスンの環境を整えやすい状態ができあがっています。

 

3. 無料ビデオ通話ソフト

 

オンラインレッスンを行うえで必要不可欠なのが、ビデオ通話ソフトです。

 

インターネットで検索してみると数多くの企業がツールを提供していますが、重要なのは、子どもの習い事教室で実際に使えるものかどうかですよね。

 

これから、無料ではじめられる、実際に教室で導入されているものをご紹介します。

 

おすすめの無料ビデオ通話ソフト4つ

編集部では、子どもの習い事教室運営で使われてるツールを調査しました。

 

また、スマートフォン、パソコン、タブレットを実際に使って検証を行い、その結果を早見表にまとめています。

 

教室での利用シーンに合わせてご検討ください!

1.LINE(ライン) ビデオ通話

 

圧倒的な普及率のLINEを使ったビデオ通話。

 

ほとんどのスマホで使われているコミュニケーションツールですので、使い慣れているという意味では先生と保護者の双方にとってもっとも導入のハードルが低いのではないでしょうか。

 

使い方や習い事教室さまでの実例まで、下記の記事で紹介しています。ご興味がおありの方はぜひチェックしてみてくださいね!

2.Zoom(ズーム)

 

企業でのリモートワークをはじめとして、利用者が拡大中のソフトです。

 

タイムラグの少なさが特長で、ピアノや英会話など、同時で相互的なやりとりが重要なジャンルの教室さまには よりおすすめです。

 

Zoomでのオンラインレッスンの始め方も、下記の記事にてわかりやすく解説しています!

3.Skype(スカイプ)

 

ビデオ通話の代表格、Skype。

 

以前よりビジネスの世界において一般的に使われてきたツールです。

基本的には、お互いに個人アカウントを作成したうえで通話やチャットを楽しむツールです。

 

4.FaceTime(フェイスタイム)

 

iPhoneやiPadといった、広く使用されているデバイスに標準搭載されています。

 

比較的タイムラグが少ないことが特長ではありますが、Apple製品でのみ使用可能ですので、保護者さんのもつツールによって使い分けが必要となります。

 

ビデオ通話ソフト比較 早見表

まず手軽に始めるのであれば、LINEを。

先生と保護者の方々の環境によっては、Skype、FaceTimeを。

より高いリアルタイム性を重視するので貼れば、Zoomがおすすめです。

 

現場の先生も、シーンによって使い分けをされているようです。

松沢先生

松沢先生

当教室では、LINEとZoomを使い分けています!
保護者の方のほとんどが使われているLINEをメインに、合奏で同時通話をする場合は、Zoomを使っています。
LINEは、一対一の通話がメインです。LINEをつかって数人で同時通話をすると、LINEのユーザー名が表示されるので、ユーザー名を公開したくない保護者さんにとってもZoomは有効です。

 

教室の状況によって、使いやすいものを選んでみてくださいね。

 

また、本記事でご紹介したソフトの具体的な使い方を今後配信していきます。乞うご期待!

 

 

保護者の方への案内 3つのポイント

「オンラインレッスンをはじめてみようかな…」そんな先生にとって課題になるのが、どのように保護者の方にご案内していくかですよね。

 

この章では、保護者の方に案内する際に意識すべき3つのポイントを、大手~小規模教室で導入されている事例をもとにご紹介します。

 

 

1.オンラインレッスン導入の経緯

 

保護者の方々には、オンラインレッスンの手順などのご案内をする前に、どのような経緯でオンラインレッスンを導入したかを記載し、先生方の想いや意図をしっかりと伝えておくと、その後もスムーズです。

 

2.期間や月謝などの条件

 

次に、下記項目の例のように、条件やルール等を簡潔に伝えていきましょう。

 

保護者の方々から問い合わせが予想される点があれば、案内の時点で記載しておくと、より双方の負担が軽くなります。

 

《例》

期間

対象のコース

料金・時間

レッスンの内容

オンライン受講の意思確認

 

3.保護者の方に準備していただく環境

 

前述でもお伝えした、保護者さんにご準備いただくものを記載しましょう。

 

ただし、1つだけ注意点があります。

 

生徒さんのご家庭でスマホを使ったオンラインレッスンを行う場合、通信容量が膨大になってしまう可能性があります。生徒さんのご自宅のWi-Fiに接続のうえレッスンを行うよう、事前に通知しておきましょう。

 

オンラインレッスンをもっとラクに!Webサイトとの連動のススメ

実際にオンラインレッスンをされている教室さまにインタビューした編集部が、Webを使ってよりオンラインレッスンがラクになる3つのしかけをご紹介します。

 

「パソコンも苦手だし、Webを使うなんてもってのほか!」そんな先生こそご覧ください。

 

1.教室からのお知らせがラクに!

Webサイトをつかって、通常では手渡して行っているレッスンの予習復習、宿題のやりとり、教室からのお知らせといった保護者とのやりとりをラクにすることができます。

 

レッスンの予習復習

レッスンの前後に、予習や復習をしておくべきポイントをお使いのWebサイトに記載しておくことで、個別でレッスンの前後に案内する手間を軽減することが可能です。

 

宿題のやりとり

習熟度別で統一の宿題を出されている教室さまは、宿題も『ホームページ見ておいてね!』と一言案内する形に変更できれば、教室と保護者、双方にとっての負担を減らすことができます。

 

教室からのお知らせ

「生徒さんにお便りを渡したものの、保護者さんに伝わっていないことがあります…」そんな先生の声も。

ホームページでお便りを共有しておけば、紛失のリスクも防げます。

 

2.オンライン体験会の告知に!

オンラインレッスンを導入し、新規生徒募集に向けた体験の実施を考えられている場合は、スマホで体験を探している保護者の方へ向けた、Webサイト上での告知が有効です。

 

実際に、オンライン説明会を実施している教室さんも、体験会参加の反響が良好なようです。

3.新規生徒募集対策に!

 

教室の方針とマッチした生徒さんと出会い、長く続けてもらうこと。それが教室運営の本懐ではないでしょうか。

 

そういった新規の生徒募集を実現させるためには、教室の実態をしっかりと保護者の方々に伝えていくことがポイントです。

 

前述1のしかけは、教室運営の実態を見せていくうえで効果的な施策になります。

『体験無料』『入会金無料』といった値引きのアピールだけではなく、この機会に日々の活動をWebサイトで発信していきましょう。

 

松沢先生

松沢先生

こんな形でオンラインレッスンの様子を公開中です!
教室運営の様子を伝えています。

Webサイトをもってない・活用できていない先生へ

 

「Webサイトを持っているけれど、うまく活用できていない」

「Webサイトを持ったことがない」

 

そんな先生方のために、スクスクでは完全無料からお使いいただける「教室ページ」をご用意しています。

 

ご興味がおありの方は、お気軽にお申し込みください!

まとめ

オンラインレッスンの導入には、デバイス、ネット環境、無料通話ツールが必要

 

教室運営に合ったビデオ通話ソフトを選ぶ

 

保護者の方々への案内は経緯を含めて簡潔に

 

Webサイトとの連動で より教室運営をラクに

いかがでしたでしょうか?

この記事を教室運営に役立てていただければ幸いです。

 

スクスク編集部では、今後も子どもの習い事教室の現場に役立てられる情報をお届けしていきます。ぜひご期待ください!

 


 

オンラインレッスンの導入を検討される教室さまへ

 

実際に無料ビデオ通話ソフトをつかってオンラインレッスンを始める方法をわかりやすく解説した記事も配信中です。ご興味がおありの方はチェックしてみてくださいね!

 


 

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