サッカーにおいてディフェンスはとても大切。ですが全力で守備をしていても「守備が軽くなってしまう・相手にすぐに抜かれてしまう」と悩んでいるお子さんも多いのでは。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)が紹介するのは、さまざまなサッカーテクニックを紹介する『NPO法人カルチオ』のYouTube。代表の弓場さんは「この動画を通じて守備を改善してほしい」と語られています。ポイントを押さえ、守備苦手を脱却しましょう!
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目次
今回スクスクがピックアップしたYouTubeはこちら。
サッカースクール「Osaka Association calcio」を運営する『NPO法人カルチオ』のYouTubeより「ディフェンスが苦手な選手の共通点・改善方法」についてご紹介します!
一生懸命守備を頑張っているお子さんが、仲間やコーチに守備が軽い・できていないと言われてしまうと、お子さんはもちろん、プレーを見守っている親御さんもとても悲しいですよね。
弓場さんによると、守備が軽くなってしまうお子さんには4つの共通点があるのだそう。
まず1つめは「片足に重心が乗る」こと。
弓場さん
片足を大きく出してステップを踏むと、次の相手の動きについて行けなくなります。
YouTube 0:50~ 片足に重心が乗る
弓場さん
かかとに体重が乗った状態でステップを踏むと、相手のドリブルに対しての反射動作・リアクションが遅れてしまいます。
YouTube 1:48~ かかと重心
弓場さん曰く、サイドステップでは間合いが詰まらないため「相手が怖さを感じずプレッシャーにならない」のだそう。
弓場さん
ゴール前でシュートブロックをするときなど「面」を守るときを除いては、サイドステップで守備をすることはプレッシャーになりません。
間合いが詰まらないので、ボールを奪うことが難しくなります。
YouTube 2:45~ サイドステップ
もしかするとコーチや監督から、守備の際は「膝を曲げて腰を落とす」と教わったお子さんもいらっしゃるかもしれません。
ですが太ももに力が入り、次の動作に出ることが難しくなるため「守備ができなくなる要素の1つになる」と、動画では語られています。
弓場さん
膝を曲げて腰を落とし踏ん張ることで、体に無駄な力が入りますし、相手の動きに俊敏について行くことができなくなります。
YouTube 3:45~ 膝を曲げて腰を落とす
では、どのようにすれば守備力を強化することができるのでしょうか?守備の改善方法を1つずつご紹介したいと思います。
守備力を上げるためには、ここまでご紹介した4つの原因すべてを「逆で行う」とよいのだそう。
まず1つめの改善方法は「重心を片足ではなく体の中心に置く」こと。
弓場さん
一歩を大きく踏み込むと片足に重心が乗ってしまうため、大きいステップを踏まないようにします。そして左足を一歩出したらすぐに右足も一歩寄せ、常に体の中心に重心が乗るようにしましょう。
そうすることで、相手の動きについて行ける状態を作ることができます。
このようなステップで、片足に重心を乗せる状況を作らないようにするとよいのだそう。
YouTube 4:41~ 重心は体の中心に
「かかと重心」の改善ポイントは「つま先へ重心を乗せる」ことなのだそう。
弓場さん
相手が左右どちらに行くか分からない状態で地面にかかとがついていると、俊敏なリアクション動作が行えません。
つま先を意識してステップを踏むことで、相手の動きに対するリアクション動作をスムーズに行うことができます。
「かかとに重心を置くと後ろに進んでしまいやすくなります。後ろへ行ってもよいですが、つま先を意識することで次の動作へ踏み出しやすくなります」と、弓場さんは動画の中で語られています。
YouTube 6:05~ つま先を意識する
弓場さん
相手の左右の動きに対しては、相手におへそを向けてサイドステップを踏むのではなく、半身の向きで前後にステップを踏んでついて行くようにします。
左右の動きに対して均一の距離を保つのではなく、間合いを詰めれるような選手になりましょう。
サイドステップは、両足を運ぶクロスステップに変えることで、相手との距離を詰めやすくなるとのこと。
相手との距離を詰めやすいことが、守備において重要なポイントとなってくるのですね。
YouTube 7:12~ 両足で運ぶ
最後の改善方法は「膝を曲げて腰を落とす守備」を「重心を高く持つ守備」へ変えること。
弓場さん
相手がどちらに行くか分からない状態では、姿勢は高く保ち、一歩めを早く出せるようにしておきましょう。
相手の動きにすぐに対応ができる状態を作ることが、強力な守備を作るポイントとなるのですね。
YouTube 8:16~ 重心を高く持つ
守備が軽くなってしまう原因の例がお子さんにいくつか当てはまった、という親御さんもなかにはおられるのではないでしょうか。ポイントを意識してほんの少し体の構え方や動き方を変えることで、お子さんの守備力は圧倒的に変わるかもしれません。ぜひこちらの記事を参考に、お子さんの守備力を強化してあげてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『NPO法人カルチオ』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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