バタ足は、泳ぎの基本としてスイミングスクールや小学校の授業で習います。一見簡単そうに見えますが、いくら練習してもなかなか前に進まなかったり体が沈んでしまったりと苦戦する子も少なくありません。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、全国に84校ある『JSSスイミングスクール』のブログに注目!バタ足の練習方法と上達するためのポイントについて紹介します。
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目次
バタ足とは、左右の足を交互かつ上下に動かす動作です。クロールや背泳ぎでは、バタ足の力がスピードを大きく左右します。
JSSスイミングスクールのブログによれば、バタ足は下半身の強化にもおすすめなのだとか。
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バタ足は、全身の7~8割の筋肉が集中している下半身の筋肉を鍛えるために最適な運動とされています。
日頃の運動にスイミングのバタ足を取り入れると、筋肉を動かす際に脳からの「動け」という伝達回路が活性化して、運動能力の衰えを防止できるのです。
泳ぎが苦手でもビート板の浮力を使えばバタ足は可能なので、練習もしやすいですよね。
スイミングは全身運動であり、陸上のスポーツに比べると浮力の影響で体にかかる負荷も少ないため、子どもだけでなく運動不足のママ・パパにもおすすめです。
スイミング初心者が、初めから水の中に入ってバタ足を練習するのは難易度が高め。
まずはプールサイドに座ったまま、足を動かす練習をしてみましょう。座りながら練習することで、バタ足の速さや動きを自分の目で確認できます。
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バタ足の基本は「両足を交互に、上下に動かすこと」です。膝と足首の力は抜いて、上下にバタバタと足を動かしてみましょう。
このとき少し内股にして、両足の親指が軽く触れるようにするのがポイントです!
座った状態でのバタ足の練習に慣れてきたら、次はプールの中に入ります。プールサイドの縁を持ってうつぶせになり、ゆっくり体を浮かせてみましょう。
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体が水に浮かんだら、股関節からゆっくり足を上下に動かしてください。股関節がどこか分からない場合は、お尻のあたりを意識するとよいですよ。
全身をリラックスさせながら足を動かす練習に慣れてきたら、足の甲に水の重みが感じられるよう徐々に大きく動かしてみましょう。
このとき足首が曲がっていると、甲に水の重みを感じられません。バタ足をするときの足は、常に真っすぐであることを意識するとよいそうです。
バタ足は、足を上下させる幅が小さくても大きくてもなかなか進めません。うまく進むためには「靴のサイズの2倍」の幅を意識するとよいのだとか。
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足を上下させるときは、自身の靴のサイズの2倍程度を意識して練習しましょう。そうするとバタ足が楽になり、速く進めるようになります。
たとえば子どもの足のサイズが15.0cmなら、30.0cmくらいの幅を意識して足を上下に動かすとスムーズに泳げるそうです。
自分にとってベストな幅の感覚がつかめたら、次は素早く動かす練習をしてスピードアップに繋げていきましょう!
バタ足練習でよくある悩みが、足を動かしているうちに体が沈んでしまうこと。そのようなときは、足を動かすのに集中しすぎて、全身が力んでしまっているのかもしれません。
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体に力が入っていると沈みやすくなったり、足の動きが細かくなりすぎたりして思うように進めません。
バタ足は体の力を抜いて、できる限りリラックスした状態で練習をすることが大切です。
もし体の力を抜く感覚がつかめないときは、足を動かす練習をいったんストップしてみましょう。そして手足は動かさず、うつぶせになって水に浮かぶだけの「伏し浮き」や、伏し浮きの状態でプールの壁を蹴り、前進する「けのび」を練習するとよいそうです。
どちらもバタ足前に習得する基本動作なので、あらためて復習してみるとよいですね。
バタ足は泳ぎの基本の動作だからこそ、時間をかけて正しく習得したいですよね。上手に足を動かせるようになれば、クロールや背泳ぎもきっとスムーズに泳げます。
もしバタ足がうまくできず子どもが悩んでいたら、ぜひJSSスイミングスクールでおすすめしている練習方法を参考にしてみてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『JSSスイミングスクール』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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