【News】滋賀県立琵琶湖博物館より、私たちの暮らしと深く関わっているおこめについての展示「おこめ展」の開催が発表されました。今回習い事スクスクでは、こちらのニュースを紹介します。
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目次
おこめをテーマに田んぼを利用する生き物の世界、知られざるイネの生態と田んぼの仕組み、おこめを中心とした伝統的な暮らし、おこめと私たちの歴史などが紹介されます。
おこめを中心とした生活は「日本らしい」文化です。この文化は約3000年前に日本列島でおこめ作りが始まって以来、経済にも大きな影響を与えながら独自に発展してきました。しかし、最近日本ではおこめを中心とした生活が変化しつつあります。
滋賀県立琵琶湖博物館は、2000年以上も続いてきたおこめと私たちの関係を再度考え直すことによって、今後のおこめと人の付き合いを考え直すきっかけとなることを目指しているそうです。
・滋賀県らしい田んぼの風景や田植えの様子を、いろいろな角度からとらえた臨場感あふれるドローン映像
・田んぼを利用する生き物(哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫、微小生物)の標本と、写真から専門的に解説する田んぼの生き物展示
・昭和の暮らしを伝える民俗資料の、農耕具とわら製品
・滋賀県の代表的な弥生集落遺跡、守山市下之郷遺跡の出土品
・発掘機材や分析機器を展示して、考古学者の部屋を再現
・知っているようで知らない、田んぼの仕組みやイネの開花などの生態情報を徹底解説
・琵琶湖博物館の考古学担当学芸員が、最新の研究成果を紹介
(弥生土器や銅鐸の復元製作から迫る実験考古学、東南アジア・タイ北部での民族誌調査をもとにしたおこめ調理研究、考古資料の3Dモデル化研究、考古学者の研究)
■開催期間
2023年7月15日(土)~11月19日(日)
■開館時間
9:30~17:00(最終入館16:00まで)
■開催場所
滋賀県立琵琶湖博物館 企画展示室
■観覧料金
・大人300円(団体料金:240円)
・高・大学生240円(同:190円)
・小・中学生150円(同:120円)
※団体料金は20名以上からとなります。
※企画展示をご覧になるには、別途、常設展示の観覧券が必要です。
「おこめ展」は私たちの生活に欠かせない存在の「おこめ」を新たに見直すきっかけになりそうですね。滋賀県立琵琶湖博物館には水族展示室もあって珍しい魚(ビワコオオナマズなど)もたくさんいます。この夏のお出かけに、お子さんと訪れてみてはいかがでしょうか。夏休みの宿題「調べ学習」にもおすすめですよ。
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