同じ時期にピアノを始めたのにいつの間にかお友達と差が付いていた、なんて経験はありませんか?「うちの子にはピアノの才能がないのかも」「親である自分が弾けないから子どもの上達が遅いのでは?」と、心配しているママ・パパもいるのでは。そんなお悩みも、自宅練習でのあるコツを知れば解決できるかもしれません。SUKU×SUKU(スクスク)はピアノ関連情報サイト『ピアノサプリ』より「ピアノが上達する家での練習方法」について、紹介します。
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目次
ピアノは毎日の練習が大切だとわかっていても、実行するのはなかなか難しいもの。
忙しいママ・パパにとって毎日つきっきりで練習を見るのは難しく、自発的に練習させるのにも苦労しているのではないでしょうか。
とは言え、無理やりピアノに向かわせても、練習が嫌いになりかねません。Pianeysさん曰く、子どもが自ら集中してピアノを練習するには、ゲーム感覚で楽しめるような目標設定が重要だとブログ内で語ります。たとえば、
・ミスタッチは3回まで
・メトロノームの速度を4上げる
・この4小節を5分間徹底的に練習
など小さな目標を立てて練習に取り組むと、集中力が自然に生まれるのだとか。
Pianeysさん
このような目標を立てた練習方法には、集中力が必要です。
「3回弾きましょう」「20分弾きましょう」といった、弾き方に明確な縛りのない練習よりは、はるかに効果がありますよ!
縛りを付けた目標はゲーム感覚で挑めるので、子どもが楽しく練習できるそうです。制限時間内で具体的な目標をクリアしていくことが、ピアノの上達にも繋がるとPianeysさんはおっしゃいます。
Pianeysさん
幼いうちからこのような練習を取り入れていると、メキメキ上達するのは実証済みです!
親御さんはお子さんの練習に関心を持って、このような練習にときどき付き合ってあげてくださいね。
ピアノの練習において、楽譜どおりに音をなぞっているだけでは本当の楽しさを知らないままピアノから遠ざかってしまうかもしれない、とPianeysさん。
表現力が豊かなピアニストの演奏は、聴いているだけで情景が浮かんだりしますよね。子どもが楽譜どおりにピアノを弾けるようになったら、次は曲の雰囲気に合わせた弾き方を心がけると、さらに練習も楽しくなるのだそう。
Pianeysさん
たとえばゲール作曲の『蝶々』や中田喜直作曲の『スピード自動車』、ギロック作曲の『金魚』などは、蝶々や自動車、金魚など、タイトルそのものの動きを表現した曲です。
ひらひら優雅に飛ぶ蝶々や、クラクションを鳴らして走る自動車、水槽の中をゆったり泳ぐ金魚を表現しながら演奏します。
曲の世界観が聴いている人にも伝わるように普段のレッスンから心がけておくことで、すばらしい演奏ができるのだとか。
練習に少し余裕が出てきたら「この小節はどんなシーンなのかな?」とお子さんと情景を想像しながら、弾いてみるのも楽しそうです。
せっかく目標を立てても期限が決まっていないと、モチベーションが下がってしまい、達成できないことも。目標設定したら、必ず期限を設けることが大切だと、Pianeysさんはおっしゃいます。
Pianeysさん
たとえば「〇月までにこの教本を終える」と目標を立てたら、さらに「全80ページなので1日2~3ページ進めれば1カ月で終わる」と、逆算していきましょう。
のんびりダラダラやるのを防げますし、もし余裕があれば先の曲を弾いてみたりするのもOKです。
明確な期限があれば、程よい緊張感が生まれて練習へのモチベーションも維持できそうですよね。また練習に合わせて1日の予定を決めるなど、スケジュール管理をする力も身につくかもしれません。
さらに日頃から目標に向かってコツコツ練習をしていると、発表会やコンクールなどでも思わぬ力が発揮できるとPianeysさんは語ります。
Pianeysさん
私は家での練習よりも、ピアノの先生の前で弾くほうが上手に弾けました。
おそらく、家でも集中力がいる練習を続けていたから、先生の前で底力が出せたのだと思います!
発表会やコンクール前だけがんばるのではなく、普段のレッスンからの積み上げが大切ですね。
ピアノは曲に表現を加えられるようになると、より一層楽しくなるとPianeysさんはおっしゃいます。そこのレベルに至るには、家での練習方法が何よりも肝心なのだそうです。
お子さんのピアノ練習がはかどらないときは、ゲーム感覚で取り組めるような小さな目標を立ててみましょう。そしてクリアしたときの喜びと楽しさを、お子さんと一緒に感じてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
今回、取材にご協力いただいたPianeysさんの詳細は以下のリンクからご覧ください。
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