【マット運動】後転ができない・・意識したい2つのポイントをアクロバット教室の先生が解説!

【マット運動】後転ができない・・意識したい2つのポイントをアクロバット教室の先生が解説!

後転は、前転と同様にマット運動の基本技です。前転は簡単にできたけれど後転は怖くてできない……という子は多いのではないでしょうか。なかには、後転をクリアできないせいでマット運動自体に苦手意識をもってしまう子もいるようです。そこで今回習い事スクスクは、一般社団法人Synchression(シンクレッション)の代表理事・石塚智司さんのYouTube『さとけんアクロバットTV』に注目!後転でスムーズに回れる2つのポイントについて紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

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今回教えてくれた人
石塚 智司(いしづか さとし)
一般社団法人Synchression(シンクレッション) 代表理事
石塚 智司(いしづか さとし)
男子新体操競技を経て、アクロバットプロパフォーマーとして活動後、アクロバット指導にも力を入れ、関東(江戸川区.浦安.川崎.横浜.ひばりヶ丘)にて教室を展開。子どもから大人、初心者から経験者まで幅広くアクロバット指導を行う。YouTube【さとけんアクロバットTV】にて講座も配信中。
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目次

今回、習い事スクスクがピックアップしたYouTubeはこちら。

 

アクロバット教室・男子新体操教室を運営する石塚智司さんが、後転のコツについて解説しています。

 

初心者の子はもちろん、経験者の子どもたちも基礎を振り返って上達させましょう!

後転でスムーズに回るためのポイント2つ

①両手をしっかり開いて床を押す

後転は、両手を耳の横に構えてしゃがんだ状態からうしろに勢いよく回ります。まずは、両方の手のひらを上に向けて開きましょう。

 

初めに両手をしっかり床につけるイメージをもっていないと、回るときに体をうまく支えられないと石塚さんは仰います。

石塚さん

石塚さん

しゃがんでいるときに、手のひらを自分の顔のほうへ向けていたり、横向きになっている子を見かけます。手のひらを上に向けていないと、床を力強く押せないので上手に回れません。

 

後転するときは、ハの字の角度で手のひらを上に向けて構えること手のひらを床にしっかりつけることを意識してください。

②足の裏を床につけて着地する

石塚さん曰く、後転で忘れられがちなのが、回り終えたあとに足の裏を床につけようとする意識なのだそう。回ることにせいいっぱいで、足を気にしていない子が多いそうです。

石塚さん

石塚さん

後転のとき、体がもち上がったまま横に倒れてしまう子がいます。それは、足の裏を床につけようとしていないことが原因です。

 

手が床についたらすぐに足の裏もつけて、最後は両手で床をグッと押す。この一連の流れをイメージしながら回ってみましょう。

回る前に下の画像のような柔軟体操をしておくと、足をつけるイメージがつきやすくなるそうですよ。

ほかにもありがちなのが、回り終えたあとに膝で着地してしまうことだそう。これも足の裏を床につけようとしていないことが原因だと石塚さんは仰います。

 

きれいに起き上がるためには、着地の足を意識することも大切なのですね。

後転の練習は5~6歳になってからがおすすめ!

前転に比べると、ややハードルが高い後転。チャレンジするなら何歳くらいから始められるのか、石塚さんに伺ってみました。

石塚さん

石塚さん

後転は比較的難しい技なので、5~6歳くらいから練習するのがよいと思います。もし自宅でやってみる場合は、必ず布団やマットレスなどやわらかくクッション性のあるものを下に敷いてください。

 

布団などで斜面をつくってあげると、うしろに転がる感覚がつかみやすいと思いますよ。

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ただし、前転も後転も基本的には専門知識のある指導者のもとで練習をするのがおすすめだと仰る石塚さん。家での練習が必要になった場合は、次のことに気を付けてほしいと仰います。

石塚さん

石塚さん

後転はうしろに倒れるときに後頭部をぶつけやすいので、親御さんが頭に手を添えてあげてください。体がうしろに倒れきったら、お子さんの腰を両手でもって回転させてあげると比較的安全です。

ママパパが補助をするときは、子どもの頭や首に負荷がかからないよう十分注意して、体を持ち上げたり支えたりとサポートしてあげてくださいね。

まとめ

  • 後転では両手をしっかり開いて床を力強く押すことが重要
  • 足の裏を床につける意識が、きれいな着地のカギ!

 

後転が上手にできるようになると、子どもにとって大きな自信となります。そのためには、石塚さんの解説するポイントをしっかりおさえた練習が大切です。

 

家で挑戦する場合は、安全面に配慮しながら丁寧にサポートをしてあげましょう!

今回ご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいた『一般社団法人Synchression』の詳細は以下のリンクからご覧ください。

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