【マット運動】きれいに回るにはコツがある!前転で大切な4つのポイントをアクロバット教室の先生が伝授

【マット運動】きれいに回るにはコツがある!前転で大切な4つのポイントをアクロバット教室の先生が伝授

【マット運動】きれいに回るにはコツがある!前転で大切な4つのポイントをアクロバット教室の先生が伝授

前転は、マット運動の初歩的な技です。早い子は3歳くらいからできるようになるため簡単な動作に思えますが、真っすぐきれいに回るのは案外難しいもの。横に転がってしまったりうまく起き上がれなかったりと、苦戦する子も多いようです。そこで今回習い事スクスクは、一般社団法人Synchression(シンクレッション)の代表理事・石塚智司さんのYouTube『さとけんアクロバットTV』に注目!前転でおさえておきたい4つのポイントについて紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

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今回教えてくれた人
石塚 智司(いしづか さとし)
一般社団法人Synchression(シンクレッション) 代表理事
石塚 智司(いしづか さとし)
男子新体操競技を経てアクロバットプロパフォーマーとして活動後、アクロバット指導にも力を入れ、関東(江戸川区、浦安、川崎、横浜、ひばりヶ丘)にて教室を展開。子どもから大人、初心者から経験者まで幅広くアクロバット指導を行う。YouTube【さとけんアクロバットTV】にて講座も配信中。
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目次

今回、習い事スクスクがピックアップしたYouTubeはこちら。

 

アクロバット教室・男子新体操教室を運営する石塚智司さんが、前転のコツについて解説しています。

 

初心者の子はもちろん、経験者の子どもたちも基礎を振り返って上達させましょう!

周りと差がつく!前転できれいに回るためのポイント4つ

①体から遠い位置に両手をつく

前転は、初めに手をつく位置が肝心です。マット運動に苦手意識をもっていると、恐怖心から体のすぐ近くに手をつきがちだと仰る石塚さん。

 

しかし、真っすぐきれいに前転するためには体から遠い位置に手をつくことが大切だそうです。

石塚さん

石塚さん

手を近くについてしまうと、体をうまく支えられず手をつく意味がなくなってしまいます。前転をするときは、なるべく遠くに両手をつくように意識してみてください。

②両足でしっかり床を蹴る

前転では、両足をそろえて床を強く蹴ることも重要です。両膝がしっかり伸びるように力を入れて蹴ると、回っている姿もきれいに見えます。

石塚さん

石塚さん

ときどき床を強く蹴らず、足がただ離れていくだけだったり片足だけで蹴ったりしている子を見かけます。回ることはできますが、きれいな前転を目指すのであれば両足でしっかり蹴りましょう。

真っすぐ回れず横に転がってしまう子は、両手をつく位置が近かったり両足で床を蹴れていないケースが多いと仰る石塚さん。

 

まずは両手をなるべく遠くにつくことと、両足で床を強く蹴ることに気を付けて練習してみましょう。

③アゴをひき、体を丸めて起き上がる

前転は、体をボールのように丸くして回ることで起き上がりやすくなると石塚さんは仰います。

 

とくに気を付けたいのは回り終えたあとのアゴの位置で、しっかりひいている状態が理想なのだとか。

石塚さん

石塚さん

アゴが上がっていると上半身と太ももが離れてしまい、起き上がるのが大変です。アゴをひいて上半身と太ももが近づくように意識すると、あまり腹筋を使わず楽に起き上がれますよ!

④立ち上がるときは両足をおしりに近づける

回り終えたあとに気をつけたいのは、足をつく位置とおしりの位置だと仰る石塚さん。足をついた位置にお尻を持っていくのではなく、お尻をつく位置に足を持ってくるようにしないと、うまく起き上がれないそうです。

石塚さん

石塚さん

前転したら、両足をおしりの近くに引きつけてください。そうすると、自然におしりが上がってうまく起き上がれます。

最後にうまく起き上がれたら、前転の完成です。基本的な技だからこそ、細かいところまでこだわりたいですね。

 

ちなみに、ママパパが練習の補助をする場合は子どもが両手をついておへそを見たあと、後頭部に手を添え、おなかにもう片方の手を入れて回してあげると安全だそうです。

 

その際は、布団やマットレスを敷いてケガのないよう十分に注意しましょう。

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石塚さん

石塚さん

家で練習をする場合は、首や後頭部などに気を付けることが大切です。しかし基本的には、専門的な知識のある先生に補助をお願いすることをおすすめします。

まとめ

  • 前転は、両手両足をしっかり伸ばして大きく回ろう!
  • アゴをひき、体を丸めて回ることがスムーズに起き上がる秘訣!

 

一見簡単そうに見える前転ですが、上手に回るにはいくつもの注意すべきポイントがあります。初めは難しいかもしれませんが、マスターできればそのあとに練習するさまざまな技にも自信をもって挑めるはずです。

 

石塚さんが教えてくれた4つのポイントに注意しながら、あらためて前転の練習をしてみてはいかがでしょうか。

今回ご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいた『一般社団法人Synchression』の詳細は以下のリンクからご覧ください。

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