【華道教室】を子供の習い事として選ぶメリットは?特徴や月謝の目安、教室選びのポイントを紹介

【華道教室】を子供の習い事として選ぶメリットは?特徴や月謝の目安、教室選びのポイントを紹介

華道を楽しむ子供

華道は、日本の伝統文化や芸術に触れられる習い事です。大人向けの習い事だと思われがちですが、子供向けに開かれている教室もあります。礼儀作法や美しい所作が身につき感性も磨かれるので、幼いうちから習っている子も少なくないようです。そこで今回習い事スクスクでは、華道教室のレッスン内容や月謝などの費用の目安、子供が習うメリット、そして華道教室の選び方などをまとめてみました!お子さんの習い事に華道を検討している親御さんは、参考にしてください。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

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目次

子供は何歳から華道教室に通える?

子供を華道教室に通わせる場合、ハサミをうまく使えるかどうかがひとつの目安になります。よって、4~5歳くらいから習い始める子が多いようです。

 

ハサミが上手に使えても未就学児の間はレッスン中、保護者の付き添いが必要な教室もあります。

華道の様子

華道教室ってどんなことをするの?

華道教室では、挨拶や座り方といった礼儀作法のほかにハサミ・剣山・花器など道具の扱い方や枝葉や茎の切り落とし方、花の生け方を学びます。

 

生け方は流派によって異なりますが、礼儀作法を重んじ花の美しさを最大限に活かす方法を学ぶ点はどの流派でも同じです。

 

また華道教室では、スキルに応じてお免状や資格の取得ができます。お免状は民間資格で、各教室の裁量で取得可能です。

華道教室の特徴

華道教室は、主に先生の自宅や地域のカルチャーセンターで行われています。教室のなかには、子供と一緒にママも習える「親子華道」のコースを設けているところもあります。なかには、市が不定期の子供向け華道体験イベントを実施している地域もあるようです。

 

また、華道には大きく分けて3つの流派があります。子供に習わせる場合、流派を気にすることはないかもしれませんが、入会する教室がどのような流派かは知識として知っておくと良いでしょう。

華道の様子2

主な華道の流派

池坊(いけのぼう)
・日本でもっとも歴史があり、華道の元祖とも言える流派
・色あせや虫食い、枯れなどそのままの姿を活かすことが特徴

 

草月流(そうげつりゅう)
・ほかの流派と比べて自由度が高い
・石や金属なども花材として使用する

 

小原流(おはらりゅう)
・口の広い花器に花を盛るように表現する「盛花」が特徴
・水盤に剣山を使って生ける方法を考案したのが小原流

華道教室の費用や保護者の負担は?

白豚の貯金箱と電卓

華道教室の費用の目安

華道教室の月謝は、週1回で5,000~10,000円程度が目安です。そのほかにかかる費用としては、花代やお免状代などがあります。花代は、あらかじめ月謝に含まれている教室もあるようです。

 

お免状の費用については、流派によって大きく異なります。基本的に金額の詳細は公開されていないので、気になる場合は通っている教室に直接問い合わせてみましょう。

保護者の負担

華道の習い事では、教室への送り迎え以外に特別な負担はありません。金銭的な負担がメインになります。

子供が華道を習う3つのメリット

華道の様子3

集中力が養われる

華道ではハサミを扱うので、集中力が必要です。また、葉や茎の切り落とし方や花を生ける角度で仕上がりが大きく変わるので、レッスン中は常に集中力を求められます。

 

華道で培われた集中力は、ほかの習い事や学校の授業でもきっと活かされるでしょう。

観察力が身につく

美しく花を生けるには、材料をしっかり観察しなければなりません。また、生け終えたときの調整にも観察力が必要です。

 

観察力が磨かれると、物事や状況を客観的な視点で注意深く読み取れるようになるでしょう。日常生活でもミスやトラブルが減ったり、他者とのコミュニケーションもうまく取れるようになったりするかもしれません。

草花に触れることで優しい心が育つ

花や植物は、繊細で傷つきやすいものです。自分の手で生けることで、花や植物に対する愛着が育ち、優しい心が育まれていきます。

 

葉や茎を切り落とすときの動作や花材の取り扱いも丁寧になり、花の美しさを最大限に活かした作品を作れるようになるでしょう。

実際に華道の教室に通わせている保護者の口コミは?満足度や習う理由を独自調査!

華道教室の満足の理由は?

心身ともに強くなってほしいと願う親御さんから人気のある華道教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。

 

☺︎華道教室の満足の声
・集中力が身についた(岩手県/ママ40歳・お子さん10歳)
・礼儀が身についたのか、親戚の集まりや初めましての人に会っても丁寧に挨拶をしていた。あとは姿勢が良くなってきた。(千葉県/ママ35歳・お子さん8歳)
・親子で習える習い事が少ないので良かった。華道を始めて子供と一緒の趣味にもなってお花屋さんに通うことも増えた。(東京都/ママ40歳・お子さん11歳)

 

華道教室の不満足の口コミ
・道具の管理が難しく、特に剣山や鋏などが重くて小学生には扱いにくいと感じました。安全面でも少し心配です。小さい子供には、もう少し扱いやすい道具を準備してくれるといいのにと思いました。(茨城県/ママ36歳・お子さん8歳)
・毎回の花材費や道具代が追加でかかり、思ったより費用が嵩んだ(和歌山県/ママ41歳・お子さん12歳)

といった意見がありました。

華道教室を選んだきっかけは?

スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんが華道教室を選んだきっかけは以下のとおりです。

 

華道教室を選んだきっかけ
・母(お祖母ちゃん)がやっていたので(徳島県/ママ37歳・お子さん9歳)
・お花屋さんになりたいと言っていてお花が好きなので(千葉県/ママ45歳・お子さん8歳)

お子さんに華道をやらせたいと思った理由は?

スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんに華道をやらせたいと思った理由は以下のとおりです。

 

お子さんに華道をやらせたいと思った理由
・礼儀作法を身につけてもらいたかった(北海道/ママ41歳・お子さん6歳)
・集中力を身につけて勉強やスポーツなどほかのことにも良い影響が出ればと思い(群馬県/ママ37歳・お子さん7歳)
・子供の想像力を伸ばしたい(埼玉県/ママ37歳・お子さん9歳)

子供の習い事で華道教室を選ぶときに確認したいこと

華道の様子4

先生との相性

子供向けの華道教室は少人数制のところがほとんどなので、先生との相性がとくに大事になってきます。子供が先生の話を素直に話を聞けそうか、楽しく通えそうかなど体験レッスンに参加して確認しておきましょう。

教室の指導方針

先生との相性のほかに、指導方針も重要です。厳しい、優しいのほかに手取り足取り教えてくれるのか、それともある程度自由にさせてくれるのかなど教え方は教室や流派によって大きく異なります。

 

子供の性格に合った指導方針の教室を探して、入会を決めるようにしましょう。

華道教室のよくある質問

道具や花はどう準備すればいいですか?

初めは教室が道具(剣山、花ばさみ、花器など)や花を用意してくれる場合が多いです。必要に応じて、後で自分の道具を揃えることもありますが、初心者向けの道具セットも販売されています。また、花材費が別途必要になる場合があるので、教室に確認しておくと良いでしょう。

子供にとって華道は難しくないですか?

初心者の子供でも取り組みやすいように、基本的な花の生け方から教えてもらえます。小学生向けの華道教室では、楽しみながら華道の基本を学べるカリキュラムが用意されていることが多く、無理なく自然に取り組むことができます。

華道のレッスンはどのくらいの頻度で行われますか?

多くの教室では月に2~4回程度のレッスンが一般的です。レッスンの頻度は教室によって異なるため、親のスケジュールやお子さんの習い事のバランスを見て選ぶことができます。

子供が集中力を保てるか心配です。

華道はお花を使って実際に手を動かしながら学ぶので、飽きにくい習い事です。最初は短い時間から始め、少しずつ集中できる時間を延ばしていくことができるため、子供でも集中して取り組みやすい環境が整っています。

服装はどうすればいいですか?

華道では、特別な服装は必要ありませんが、動きやすくて汚れても良い服装が推奨されます。場合によってはエプロンを着用することもあります。着物を着ることは特別な機会に限られることが多いです。

植物にアレルギーがある場合は大丈夫ですか?

子供が植物に対するアレルギーがある場合、事前に教室に相談することが重要です。特定の花材を避けるよう配慮してくれる華道教室もありますし、アレルギーに対応できるかどうか確認することが大切です。

どのくらいの期間で上達しますか?

上達のペースは子供によって個人差がありますが、数ヶ月から1年で基本的な花の生け方が身につくことが多いです。長期的に続けることで、より高度な技術や美的感覚が磨かれていきます。

まとめ

  • 子どもが華道を始められるかはハサミをうまく使えることが判断の目安になる
  • 華道をたしなむと集中力や観察力が養われる
  • 花や植物に触れることで子どもに優しい気持ちが育まれる

 

花を美しく生けられることは、周りからも一目置かれるすばらしいスキルです。華道をたしなむことで芸術的なセンスや感性も磨かれ、子供の心も豊かに育つでしょう。

 

子供に何か日本の伝統文化を体験させてみたいと思ったら、華道を検討してみてはいかがでしょうか。

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