【News】日本の大手化学メーカー『クラレ』より、今春小学校を卒業した子どもを対象に行ったアンケート「将来就きたい職業」の調査結果が発表されました。今回習い事スクスクでは、こちらのニュースを紹介します。
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目次
日本の大手化学メーカー『クラレ』が、今春小学校を卒業した子どもを対象に「将来就きたい職業」のアンケート調査を実施しました。
トップ3の顔ぶれは昨年と変わらず、1位は今年も「スポーツ選手」でした。2位は「教員」3位は「漫画家・イラストレーター」という結果に。
続く4位には、昨年の7位からポイントを大きく伸ばして「医師」が入りました。子どもたちの生活にも大きな影響を及ぼしたコロナ禍ですが、医師たちが予防や治療のために懸命に働く姿を見て、その仕事の大切さ、すばらしさが再認識されたようです。
男女別の内訳を見てみると、男の子と女の子では順位結果が大きく異なっていました。アンケート結果から、興味関心の傾向に違いがあることがうかがえます。
ポイントはやや減少しましたが、相変わらず「スポーツ選手」が断トツの1位でした。とくに野球人気が高く、日本球界が誇るサムライたちが「14年ぶりに世界一を奪還した」というビッグニュースは、子どもたちに大きな夢を与えたようです。
2位、3位には「研究者」「ゲームクリエイター」が昨年同様ランクイン。いま好きなものを大人になってもずっと追い続けたいという、子どもらしい願望が感じられます。
4位の「IT関係」は、昨年の結果と比較すると、もっともポイントを伸ばしました。小学校でプログラミング教育が必修になり、子ども向けのプログラミング教室も増えたことで、職業としての認知度や関心が高まっているようです。
また、ランク外から10位へと急上昇した「宇宙関係」も注目ポイントです。日本人宇宙飛行士の活躍や、宇宙ビジネスのニュースなどによって、子どもたちの宇宙への関心が高まっていることがうかがえます。
昨年初めてトップになった「漫画家・イラストレーター」が、2年連続で1位という結果に。内訳を見ると、約7割の子が「イラストレーター」を志望しています。ウェブやゲーム、ミュージックビデオなど、イラストレーターの活躍の場は近年広がっており、子どもたちの関心が高まっているようです。
「医師」が男女両方で増加しましたが、とくに女の子では9位から3位と大幅に順位が上がりました。ここ数年のコロナ禍で、医師の働く姿を見る機会が増え、人々の命と健康を守る仕事に魅力を覚えた子がたくさんいるようです。
また「動物園・遊園地」は昨年の14位から大きく順位を上げ、過去最高の4位という結果に。内訳では「飼育員」や「トレーナー」といった回答が半分以上のようで、動物関連に興味を持っていることがうかがえます。
■調査対象
2023年3月に小学校を卒業した子ども
■調査方法
使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る当社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンにご協力いただいた方にアンケートを実施(2023年1月中旬~3月中旬)
■有効回答
男の子373名/女の子447名
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