あそびが子どもの心と体に与える影響とは！？ミズノから運動レシピつき実用書が発売

11月7日（火）にリリースされた『すべての未来はあそびからはじまる。』は「あそび」がどのように子どもたちの心と体に影響を与えるかを1冊にまとめた本です。

ミズノが指針として掲げる『MIZUNO MIRAI VISION』のひとつ「スポーツでたくさんの子どもを育む」という思いを実現するために製作されました。

子どもの体力・運動能力は1985年ごろをピークに低下しており、ケガや生活習慣病の増大に繋がることが懸念されています。

ミズノではこの社会課題を解決するために、2012年から健やかな子どもを育む運動あそびプログラムを開発し運営してきました。この運動プログラムの基礎になっているのが「あそびは最高のスポーツである」という考え方です。

幼少期は、集団生活での社交性が芽生える時期。この時期に多様な動きを経験することや、子ども同士が関わりあう体験をすることが、心と体の発達の基礎に影響するとミズノは考えています。

書籍『すべての未来はあそびからはじまる。』では、ミズノの子ども向け運動あそびプログラムに取り入れている「幼少期に身につけたい36の基本動作」を紹介。

さらに、その動きがなぜ子どもたちの才能を伸ばすのかなど、子どもたちの心と体を健やかに育むポイントが分かる内容になっています。

近年は公園などの遊び場であっても「ボール遊びをしてはいけません」「大きな声を出してはいけません」など、遊ぶために必要なことが禁止されていることも少なくありません。親世代の頃と比べて子どもたちを取り巻く遊びの環境は大きく変わり、できる「あそび」が減っています。

それにともない、昔はできていたことができない子どもが増えているのも事実。たとえば、転んで手を突けず顔にけがをするなど、子どもの体力・運動能力は低下しているのです。さらに、自分の頭で考える力や、仲間と協力する力の低下も危惧されています。

書籍『すべての未来はあそびからはじまる。』では、いまの子どもたちが抱える課題を明らかにし、分かりやすく解説しています。

ミズノでは、全国各地で遊びを取り入れたさまざまなプログラムを提供しています。

プログラムでは、幼少期に身につけたい36の動きを実施。幼少期に「あるく」「はしる」「はねる」「とまる」などの基本的動作を身につけることで動きが洗練され、複雑な動きができるようになり、将来いろいろなことにチャレンジする土台づくりに役立てています。

書籍『すべての未来はあそびからはじまる。』では、実際のプログラムで行なわれている36の動きについて詳しく解説。さらに、いきいきと遊べる環境をつくるミズノプレイリーダーの役割についても紹介しています。

書籍『すべての未来はあそびからはじまる。』では、4～9歳の子ども向けに「家でできる運動あそびレシピ」も掲載しています。

家にあるタオルや新聞紙などを使い、用具を操作する動きや力試しの動きなどを分かりやすく解説。親子で体験できる運動遊びを20個紹介しています。

日常に運動遊びを取り入れ、子どもの健やかな体づくりとコミュニケーション能力を育める、まさに子育て世帯が持っておきたい実用書です。