体験入会前に要チェック!子どもがボルダリングを楽しむための5つのルール

体験入会前に要チェック!子どもがボルダリングを楽しむための5つのルール

身体ひとつで壁や岩を登っていくボルダリング。身体能力の向上や知能向上を目的に体験させてみたいという親御さんも多いのではないでしょうか。しかし、マナーを守らないと危険だったり、他の利用者に迷惑をかけてしまい今後行きづらくなったりすることもあります。今回SUKU×SUKU(スクスク)では、子ども向けのボルダリング教室も運営している茨城県笠間市にあるボルダリングジム「ボルテックス」のブログから、ボルダリングジムに行くなら知っておきたい5つのルールについて紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

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今回教えてくれた人
藤枝 国博(ふじえだ くにひろ)
ボルダリングジムVortex 代表
藤枝 国博(ふじえだ くにひろ)
クライミング歴20年。選手時代は国体に4度出場しW杯にも出場経験がある。現在は、3人の子どもを育てながら、茨城県笠間市でボルダリングジムボルテックスを経営兼オーナーを務め、ジム運営の他にキッズスクール20名程度を教えている。このほか最近では、イベント時の壁の設営や個人宅への壁の設置、そしてロッククライミングのできる岩場を購入し運営するなどマルチに活動をしている。
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目次

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ルール1 安全に壁から降りる

楽しいからといって高いところから飛び降りるのはやめましょう。死角から人が出てきてぶつかってしまうこともあるからです。

 

逆に、登っている人の下に行くのも危険なので厳禁です。ボルテックスでも必ず利用者さんに説明するのだそう。

藤枝さん

藤枝さん

降りる際は、どのホールドを使ってもいいので安全な高さまで降りてから着地しましょう。

ルール2 同じ壁に複数人で登らない

近い距離で登っていると、もし1人が落下したときに接触事故が起きてしまう可能性があります。

 

お友達と一緒に楽しみたいという気持ちは抑え、安全に登りましょう。たとえ互いのスタート位置が遠い距離であっても要注意です。

 

ボルダリングでは、スタートからゴールに行きつくまでに難易度ごとに使っていいホールドが決められていて、これを課題といいます。課題で横長で交錯する場合やホールドからホールドへ飛びつく場合もあり、予想外に距離が近くなることもあります。

藤枝さん

藤枝さん

ジムによっては、具体的に「3m以上離れる」といったルールが設けられているところもあります。

ルール3 壁を1人で独占しない

みんなで利用するジムなので壁を1人で独占しないようにしましょう。連続して登らず、登った後は一度マットの外へ出ましょう。

 

グループで独占するのも他の利用者に迷惑がかかります。これは、ボルダリングジムに限らないことですよね。周囲をよく見て節度ある行動をとることが大切です。

藤枝さん

藤枝さん

課題によっては、横断するものもあります。そのときは、周りの仲間同士で声を掛け合って順番を譲り合うようにお願いします。

 

ジムの壁は、みなさんで楽しくご使用いただきたいと思っているため、1人で独占しないようにしましょう。

ルール4 登るとき以外はマットの外にいる

じつはボルダリングは、どのようなルートで登れば課題をクリアできるかを自分で考える知的なスポーツでもあります。

 

ですから、しっかりと壁を観察することが大切です。しかし、壁の近くで長い時間をかけると、近くの課題を登りたい人の邪魔になってしまうため注意しましょう。

藤枝さん

藤枝さん

ホールドの形状などを細かく観察するときは、すみやかに行いましょう。

ルール5 チョークをこぼさない、撒き散らさない

ボルダリングでは、チョークとよばれる滑り止めを使います。ボルダリングをしている画像で、手が白くなっているのを見たことがありませんか?あれです。

 

チョークには粉状のものや固形、液体などさまざまな種類がありますが、粉のチョークを使うときは粉が周囲に舞わないよう注意が必要です。

 

チョークバッグというチョークを入れる袋の中でつけるようにしましょう。ジムによっては使える種類に制限がある場合も。ジムに確認してみましょう。

藤枝さん

藤枝さん

粉状のチョークを使うときはジムに事前に確認した方がよいです。チョークを手になじませるのは必要ですが、しっかりとチョークバックの中で行いましょう。

まとめ

ジムによっていろいろな決まりがありますが、今回は一般的なルールについて紹介しました。ボルテックスの代表・藤枝さんによると、「見ていて危ないな、よくないなと思われる行為は自分と周りの安全に注意を払わない人」とのこと。

 

ボルダリングを楽しむためには一人ひとりがルールやマナーを守ることが大前提。お子さんを連れていくときは、十分に配慮しましょう。

今回取材にご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいたボルダリングジムVortexの詳細は以下のリンクからご覧ください。

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