突然の休園や自宅待機など、コロナ禍では家で過ごさなければならない時間も増えますよね。体力があり余る子どもを、家の中でどう遊ばせようかと悩むママ・パパは多いようです。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、東京都江戸川区にある『株式会社コーディスポーツ』のブログに注目!代表の大地コーチに、特別な道具は使わず、家でもしっかり体を動かせる親子体操を教えていただきました。
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目次
この月齢では「体操」というより、親子の信頼関係を築く「ふれあい」を大切にしていると大地コーチは仰います。
大地コーチ
0歳から1歳のお子さんには、ママ・パパとの体の密着や声かけが大切です。「親子の信頼関係」をより強くする遊びを3つご紹介します!
手で顔を隠す「いないいないばぁ」は、一般的ですよね。大地コーチは、ちょっとアレンジした「いないいないばぁ」を3つ紹介しています。
大地コーチ
いつもの「いないいないばぁ」とは顔の隠し方を変えて遊んでみましょう!
・ 着ている服で自分の顔を隠す
・タオルで自分の顔を隠す
・タオルで子どもの顔を隠す
このとき両足を伸ばした上に子どもを座らせると、バランス感覚が養えます。
「いないいないばぁ」は、ママ・パパの顔が期待どおりに出てくることで、子どもが楽しさと安心感を味わえる遊びです。そのため顔の隠し方を変えたり、顔を隠す時間を長くしたり変化を加えてみると、いつもとは違う展開に大はしゃぎしてしまうかもしれません!
「一里二里三里しり」は、子どもを目の前に座らせてくすぐる遊びです。ここでのポイントは「くすぐろうとしている手」を子どもに見せることだと、大地コーチは仰います。
大地コーチ
「一里、二里、三里……」と言いながら、最後の「しり」のところで子どものおしりをくすぐってみましょう。
「しり」の声かけと同時におしりをくすぐることで、子どもは「ここがおしりなんだな」と分かります。「次は背中だよ」と声かけをしてくすぐれば、ここは背中だなと理解するでしょう。
声かけをしながらいろいろな部位を刺激することで、体の名称と場所を覚えられますよ。
「親子ブランコ」では、ママ・パパが子どもの体を抱え、ブランコのように大きく前後に振ってあげましょう。
子どもを抱きかかえるときは、脇の下から手を差し込むのではなく、子どもの肩の上から脇の下をつかむようにして持ち上げるのがポイントだそうです。
大地コーチ
子どもが浮遊感を感じて笑顔になるように、振ってあげましょう!振る方向を縦から横に変えても、愉しいですよ。
さらに大きく振ってあげたいときは、子どもの両脇の下に手を差しこみます。ママ・パパは子どもの胸の前で自分の手首を握ってロックすれば、安全です。
2歳から3歳児との親子体操は、体を横回転させたり大きく揺らしたりとさまざまな動きを取り入れているのが特徴です。
大地コーチ
親子でやることで、一人だと回転を怖がる子でも愉しめるかもしれません。ママ・パパという「絶対的な安心」のもと、非日常感覚にチャレンジしてみましょう!
「タオルバランスゲーム」は、ママ・パパ対子どもで勝負!まずは、フェイスタオルでボールをつくりましょう。
大地コーチ
フェイスタオルを縦に2回折って細長くしたあと、2回結んでボールにします。
ママ・パパは片足で立ちます。子どもはママ・パパの体をめがけてタオルボールを投げましょう。バランスを崩して倒れてしまったら、子どもの勝ちです!
タオルボールなら柔らかいので、家の中で投げても安心ですよね。大地コーチ曰く、思いっきりボールを投げることで子どもの腕力もつくそうです。
「キリン」は子どもを肩車しながら動くので、ママ・パパも体をしっかり使います!
大地コーチ
子どもを肩車したら、ママ・パパは左右にゆっくり体を傾けてみましょう。
慣れてきたら足を前後に開いて体を前後に傾けてみたり、くるくる回ってあげたりすると子どもは喜びます!
ただし腰には負担がかかるので、無理のない範囲でやってくださいね。
「親子だるま」では、子どもを抱えながらだるまのようにゴロゴロ転がってみましょう。
大地コーチ
ママ・パパはあぐらをかき、同じようにあぐらをかかせた子どもを足の上に座らせます。
子どもの体をしっかり支えながら、そのままうしろに倒れてみましょう。
慣れてきたら今度は横に傾いてみたり、連続してぐるぐる回ってみたりします。
大地コーチ曰く、親子だるまは体が密着しているので、お子さんは安心して回転できるのだとか。回転の動きに慣れておくと、前転や後転もスムーズにできるようになるそうです!
「ゾウ」では、子どもを抱えながらゾウの鼻をイメージしてゆらゆら揺らしてあげます。親子だるまと同様、この体操も体を密着させるので、怖がりな子どもでも安心して楽しめるそうです。
大地コーチ
ママ・パパは立った状態で子どもの背中を片手で支え、もう片方の手を子どもの足の間に差し込み、体を持ち上げます。
初めはゆっくり、徐々に早く体を揺らしてあげましょう!
「コーヒーカップ」では、子どもの手をとって体をくるくる回してあげます。
大地コーチ
子どもはバンザイをした状態で座り、ママ・パパは足を開いて子どものうしろに立ちます。そして立ったまま、両手を交差して子どもと手を繋ぎましょう。
手を入れ替えると、子どもの体がくるくると回りますよ!
回転運動は、横回転から始めるのが基本だと大地コーチは仰います。横回転から始めることで、徐々に前転や後転など縦回転の動きにも慣れてくるそうです。
4歳から5歳児との親子体操は、ママ・パパだけではなく子どもも体をしっかり動かします。縦回転も取り入れて、アクロバティックな動きにもチャレンジしてみましょう!
「コアラ」では、子どもがママ・パパの体にしがみつき、落ちないようにチャレンジ!
大地コーチ
子どもはママ・パパにしがみつきながら、背中側からおなか側へ移動、できたらその反対もやってみましょう。
さらに子どもを足にしがみつかせたまま、ママ・パパが歩いてみるのもよい運動になりますよ!
全身でしがみつくことは、速く走ったり遠くに跳んだりする運動の基礎力を培うことに繋がると大地コーチは仰います。しがみつくことで、全身の筋肉を自在に扱う感覚が養われるそうです。
「リアクションボクシング」では、ママ・パパの手をミット代わりにして、子どもはパンチやタッチを繰り返しましょう!
大地コーチ
ママ・パパはいろいろなところに手のひらを出して、子どもにタッチさせます。
慣れてきたら、ママ・パパがグーを出したら子どもはパーでタッチ、パーを出したらグーでタッチさせてみましょう。
反応能力を鍛えつつ、考える力も伸ばせる運動です。考えてから動くことで、より運動神経が鍛えられますよ。
「椅子でバク転」では、なんとバク転する感覚が簡単に味わえます!ママ・パパが補助することで、安全に楽しめますよ。
大地コーチ
ママ・パパは椅子に座り、子どもを抱っこします。
子どもはうしろに体をそらせ、そのまま腕をしっかり伸ばして床に手をつけましょう。
最後に、ママ・パパは子どもの腰を持ち上げて、一回転させます!
椅子に座って補助するので、これなら力のないママでもできそうですね。布団の上で行うと、子どもも安心して回転できるかもしれません。
「宇宙飛行」では、寝そべったママ・パパが子どもの体を下から支えて飛行機のように動かしてあげましょう。
大地コーチ
ママ・パパは仰向けに寝て、膝を曲げます。そして、両すねに子どもを乗せましょう。
子どもは両手を広げ、飛行機のポーズ!上下に揺らしたり、足を持ち上げて角度をつけたりしてみます。
慣れてきたら、子どもの肩を両手で支えながらママ・パパは足を上げ、子どもたちを持ち上げて、宙返りにチャレンジしてみましょう。
宙返りは、飛行機の姿勢をたくさん練習してからチャレンジするのがポイントだと大地コーチは仰います。ここでも安全対策のため、周りに布団やクッションを置いておくとよいですね。
大地コーチ
勢いをつけすぎると回転し過ぎてしまうので、まずはゆっくりやってみてください。
「リングシュート」は、ママ・パパが両腕でリングをつくり、子どもはタオルでつくったボールをシュート!
大地コーチ
ママ・パパは両腕で体の前に大きなリングをつくり、子どもはタオルボールをリングに投げ入れます。
初めはタオルボールを子どもが入れやすいように、リングを斜めにしてあげましょう。
できるようになったら床と水平に、次は高くする等、難易度を上げてみてくださいね。
家で過ごす時間が長くなるとテレビやゲームに夢中になってしまうこともありますが、たまには子どもと一緒に思いっきり体を動かしてみてはいかがでしょうか?
子どもが成長するにつれて、手を繋いだり抱っこしたりする機会は減っていきます。ぜひ親子体操を通して、子どもとふれあえる時間を満喫してみてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『株式会社コーディスポーツ』 の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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