新体操の手具のなかでも、抜群の華やかさで人気のあるリボン。早くリボンが使えるようになりたいと憧れる子は多いものの、実際に持ってみるとうまくリボンを回せなかったり投げたときにスティックと絡まってしまったりと、苦戦している子が多いようです。そこで今回習い事スクスクは、アメリカで新体操教室『Tokofit Rhythmic gymnastics』を主宰するさとこカイリンガーさんのYouTubeに注目!リボンを上手に投げる方法について、教えていただきました。
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目次
今回習い事スクスクがピックアップしたYouTubeはこちら。
アメリカで新体操教室を主宰するさとこカイリンガーさんが、新体操の手具「リボン」の投げ方について解説しています。
初心者の子はもちろん経験者の子どもたちも、コツをつかんでリボンを上達させましょう!
新体操でリボンを投げるときは、スティックを持ってうしろ向きに腕を回します。さとこさん曰く、スティックを持った手で大きな円を描くように意識するとよいそうです。
さとこさん
肘をしっかり伸ばし、なるべく体から遠いところでリボンの軌道を描くのがポイントです。うまくできたら、反対の手でも同じようにやってみましょう。
YouTube 0:25~ うしろに円を描く
リボンを大きく回す感覚をつかんだら、腕を体のうしろ側かつ床からななめ45度の位置で止めます。ここが、スティックを投げる位置です。
さとこさん
手を止める位置は、体のうしろ側にするよう意識してくださいね。体の前で止めてしまうと、スティックを投げたときにリボンと絡まりやすくなってしまいます。
YouTube 0:40~ ななめ45度で手を止める
手を止めたら、その場所からリボンがまっすぐ上に上がるように手首を返してスティックを投げ、リボンをつかみます。
スティックを投げるときは、持ち手部分が後方、ななめ外側を向くようにすると、リボンとスティックが絡まりにくいそうです。
さとこさん
初心者は、スティックを投げたあとにリボンと絡まってしまうことがよくあります。投げるときにスティックは外側、リボンは内側を通るように気をつけると絡まらずに済みますよ。
スティックとリボンは、常に違う導線を通るようにすることがポイントだと仰るさとこさん。さらに、リボンをキャッチするときはスティックの先端から30cmくらいのところをつかむとよいそうです。
さとこさん
スティックから遠すぎるところでリボンをキャッチすると、投げたあとのスティックが床についてしまうので気をつけましょう。
YouTube 0:51~ リボンをキャッチする
さとこさん曰く、キャッチしたリボンを前方に投げるときは、リボンではなくスティックを飛ばすように心がけるとうまくいきやすいのだとか。スティックの重さとスイングさせたときの遠心力を利用して、しっかり投げてほしいと仰います。
さとこさん
リボンを投げたときに、ななめ上の方向に向かってリボンがスティックについていくようにするとよいですね。
投げたあとリボンが床に残っていたり、くしゃくしゃになって足元に落ちたりする場合は、力が足りておらずスティックの重力も使えていないかもしれません。
リボンのスティックは、案外重いのだと仰るさとこさん。重力をうまく使って、リボンがきれいに宙を舞うように繰り返し練習してみましょう。
YouTube 05:10~ 前に投げる
動きながら途中でリボンを投げるときは、スティックだけでなく体にもリボンが絡まりやすいので、さらに難しくなります。そこでさとこさんは、動きながらでもリボンが絡まない方法をYouTube内で解説しています。
さとこさん
動きながらリボンを投げるときは、前に進みながら投げるのがポイントです。そうすると、リボンもスティックも前方向に向かうので、絡まりにくくなります。
止まった状態でリボンをキャッチしてうまく投げられるようになったら、ぜひ動きながら投げる練習もしてみましょう。ひとつずつ丁寧に進めることで、リボンの技術は上がっていくはずです!
YouTube 06:43~ 動きの中で投げる
新体操のリボンは難易度が高いぶん、上手に演技ができると多くの人を魅了できます。うまくできるようになったときの達成感や満足感は、子どもにとって大きな自信となるでしょう。
基本をおさえながら練習を積み重ねて、ぜひ美しい技を繰り出してくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『Tokofit Rhythmic Gymnastics』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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