利き足ではない「逆足」でボールを蹴るのは難しいですよね。逆足でシュートをしたら決まらなかった、パスが通らなかった……なんて苦い経験、サッカーをしているお子さんなら誰しもあるのではないでしょうか。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)では、2000人以上の子どもたちにドリブルを指導してきた『RUGATEドリブル塾』のYouTubeに注目!一日30分で両足キッカーになれる練習方法を紹介します。
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目次
今回SUKU×SUKU(スクスク)がピックアップしたYouTubeはこちら。
サッカースクール『RUGATEドリブル塾』のYouTubeより、お子さん1人でもできる逆足の練習方法をご紹介します!
試合中、苦手な逆足でパスやシュートを決めなければならない場面もありますよね。利き足ではうまく蹴れるのに、逆足になると決められない……というお子さんも多いでしょう。自身も、昔は逆足が苦手だったというTAKUYAコーチは、動画の中でこう語られています。
TAKUYAコーチ
僕も昔は左足が苦手でしたが、両足を器用に使えるとプレーの幅もかなり広がり、いろいろなことができるようになりますよ。
TAKUYAコーチ曰く、逆足がうまく使えるようになるためには、利き足のバランス感覚が大事なのだそう。
TAKUYAコーチ
シュートやパス、ドリブルをするときには、必ず片足立ちになる瞬間がありますよね。そのため、軸足のバランス感覚がとても大事になってきます。
逆足の足裏でボールを前に転がしながら、少しずつ進んでいきます。利き足を軸足にして、ケンケンしながら進んでいきましょう。
このとき、右利きのお子さんの場合は右足を軸にし、左足でボールを転がします。
TAKUYAコーチ
5mぐらい進んだら、今度は後ろにボールを転がしながら、同じようにケンケンで戻っていきます。
YouTube 1:54~ 軸足ケンケン
今度は、足裏で左右にボールを転がしながら前に進んでいきます。このときも利き足を軸にし、逆足でボールを転がしましょう。
TAKUYAコーチ
5mほど進んだら、①と同じように後ろへ戻っていきます。最初は一往復からやってみましょう!
YouTube 2:21~ 軸足ケンケン(左右に動かす)
次は軸足を中心にして円を描くように、足裏でボールを転がしていきます。慣れてきたら細かくボールをさわり、スピードを上げていきましょう。
TAKUYAコーチ
ここまでやってみると軸足がけっこうキツくなると思いますが、疲れるということはそれだけ軸足が使えてるということ。これも大事なポイントです。
この3つのバランストレーニングは、5分を目安にやってみてくださいね。
YouTube 2:52~ 軸足中心で円を描く
TAKUYAコーチ曰く、リフティングもバランス感覚を養うことに繋がるのだそう。
TAKUYAコーチ
リフティングはサッカーの基本中の基本。そのため利き足だけではなく、逆足でもできるようにしておくことが大事だと思っています。
逆足でリフティングをすることに抵抗があるお子さんは、まずこちらの方法で練習をするとよいそうです。
1.逆足と同じほうの手でボールを持ち、下へ落とす。
2.ワンバウンドしたボールをインステップで蹴り上げ、手でキャッチする。
TAKUYAコーチ
このときに注意してほしいのが、手をあまり動かさないこと。脇を締めた状態でキャッチできるように意識してください。
手を動かすというよりは、自分の手にボールが返ってくるように蹴ることを意識しましょう。
ここでしっかり正確さを意識することで、タッチ感覚の向上にも繋がるそうですよ。
YouTube 4:03~ ファーストステップ
次は手を使わずに、足だけでリフティングを行います。最初からノーバウンドで行うのは難しいというお子さんは、まずはボールをワンバウンドさせてやってみましょう。
TAKUYAコーチ
2回リフティングしてワンバウンド、3回リフティングしてワンバウンド……というように、少しずつリフティングの回数を増やしていきましょう。
まずは、これを連続で10回できることを目標にしてみてください。
YouTube 4:32~ ワンバウンドリフティング
②で10回連続でリフティングをできるようになったら、今度はノーバウンドで練習してみましょう。こちらも逆足だけでリフティングを行います。
TAKUYAコーチ曰く「逆足だけで50~100回くらいリフティングをできるようにするのがベスト」とのこと。
TAKUYAコーチ
逆足だけでリフティングをすると軸足も疲れてきますが、これもバランス感覚に繋がってくるので、ひとつのトレーニングとしてやってみてください。
リフティング練習の目安は10分だそうです。最初は手でキャッチしながら進めていけるので、苦手な逆足でも取り組みやすそうですね。
YouTube 5:04~ ノーバウンドリフティング
ドリブル練習にはマーカーを2つ使用します。マーカーを置く距離に決まりはなく、アバウトな感覚でよいそうです。
TAKUYAコーチ
マーカーがない方は、手袋や靴など何でもよいので、持っている物をマーカーの代わりに使用してくださいね。
まず2つのマーカーの間を、逆足でドリブルしながら進みます。マーカー地点まで来たらターンをし、そのままドリブルで戻ります。これを繰り返し行いましょう。
TAKUYAコーチ
このときに注意したいのは、ボールタッチをつねに細かく行うこと。大きくドリブルするのではなく、細かく触りながら進みましょう。
間に休憩を挟んでもOKですよ。
YouTube 6:04~ 直線ドリブル&ターン
2つのマーカーの間を、逆足で八の字にドリブルしながら進みます。①の直線ドリブルと同様に、マーカー地点まで来たらターンし、繰り返し行いましょう。
TAKUYAコーチ
インサイドとアウトサイドをうまく使いながら、八の字を描いていきます。この練習も細かくボールタッチをしながら、軸足のステップも細かく踏んでください。
また八の字ドリブルがうまくできるようになったら、ドリブルの合間にシザースを入れたり、いろいろなテクニックを織り交ぜながらやってみましょう。
ここまでのリフティング練習の目安は5分だそうです。
YouTube 6:35~ 八の字ドリブル
パス練習は壁がある場所で行うか、二人一組になって行います。
1.壁に向けて、インサイドでボールを蹴ります。
2.跳ね返ってきたボールをトラップし、また壁に向けて蹴ります。
この動作を繰り返し行いましょう。
TAKUYAコーチ
この練習も同じように逆足だけを使って行います。途中でコースがずれてしまったときも、必ず逆足で止めるようにしましょう。
YouTube 7:46~ パス&コントロール
今度は返ってきたボールを止めずに、ダイレクトにインサイドで蹴り返しましょう。
TAKUYAコーチ
返ってくるボールに合わせて軸足で横にステップをし、逆足でうまく蹴り返せるようにしましょう。
パス練習の目安は10分です。
YouTube 8:20~ ダイレクトパス
最後に応用編として、ロングパスにチャレンジしてみましょう。友達やママパパと二人一組になって行えば、トラップの練習にもなるそうですよ。1人で行う場合には、壁やフェンスに向かって蹴ればOK。
TAKUYAコーチ
できればトラップも逆足で行ってみましょう。最初は近い距離から始めて、慣れてきたら少しずつ遠くしていきます。逆足で蹴るときも、利き足で蹴るときと同じフォームを意識してくださいね。
YouTube 8:48~ 応用編ロングパス
TAKUYAコーチは「逆足練習は、毎日続ければ2週間ほどで効果が現れる」と、動画の中で話されています。最初は、慣れない逆足での練習は思うようにいかず、辞めたくなってしまうかもしれません。そんな子どもたちへ向けて、TAKUYAコーチは次のようにアドバイスされていますよ。
TAKUYAコーチ
一番難しいことは続けること。僕もそうなのですが、続けることってとてもパワーがいります。逆足練習は30分を目安としていますが、時間がなければ15分からでもよいので頑張って続けてみてください。
両足が使えるようになるとプレーの幅が広がり、サッカーがより楽しくなりますよ!
逆足でもパスやドリブルができるようになれば、さらに試合で活躍できる機会も増えそうですね。慣れないうちは短時間からでもOK。休憩を挟みながら、少しずつ練習時間を延ばしていったり難易度を上げていくことで、逆足のスキルも高めていきたいですね!
今回、取材にご協力いただいた『REGATEドリブル塾』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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