近年は、習い事の低年齢化や情報が交錯していることから、乳幼児期から何か始めたほうがよいのか悩んでしまいますよね。そこで今回習い事スクスクは『株式会社城南進学研究社』が、小中学校の受験を経験した子どもを持つ親御さんを対象に行った「乳幼児期(0歳~3歳頃)の教育」に関する調査結果をピックアップ!乳幼児期の教育が受験に与えた影響や、家庭で意識したことなど、気になる調査結果を見てみましょう。
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目次
0歳~3歳頃までの乳幼児期は、人間形成の基礎を作るうえでとても重要といわれています。
城南進学研究社によると、乳幼児期にママパパをはじめとする周囲の大人から守られているという安心感を得ることで、子どもの情緒が安定していくのだそう。このように情緒が安定している子どもは、日常生活の中で探求心や好奇心、豊かな創造力を育てられるのだといいます。
そして人間形成の基礎ができたら、次に大事なのが子どもの「もっと知りたい!」という欲求を満たすために、適切な教育を与えることなのだそう。
ですが本当に乳幼児期から教育を始めたほうがよいのか、家庭でも何かしてあげたほうがよいのかと、悩んでしまいますよね。
そこで社城南進学研究社は「実際に子どもの教育に力を注いできた親御さんは、乳幼児期のお子さんにどのような教育を行っていたのか」を調査しました。
小中学校の受験を経験したお子さんを持つ親御さんを対象に行った「乳幼児期(0歳~3歳頃)の教育」に関する調査結果をくわしく見てみましょう!
乳幼児期を経て小中学校に上がる年齢になると、受験を検討する親御さんもいると思います。では、乳幼児期の教育は受験の合否に影響するものなのでしょうか?
城南進学研究社が「お子さんの受験がうまくいった理由は何だと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ『本人に熱意があったから(43.6%)』 と回答した方がもっとも多く、次いで『早くから準備(受験対策)を始めたから(33.0%)』 が続きました。
子どもの将来を思う親御さんの気持ちももちろんですが、子どもに熱意があることが大事だということが分かります。
では、親御さんはどのように受験をサポートされていたのでしょうか。
・なるべく自主性を重んじて、本人の希望に沿うような環境づくりをした(50代/男性/岡山県)
・進みたい方向を本人が意識していたので、サポートに徹した(50代/男性/神奈川県)
・子どもと一緒に学校訪問し、自ら興味を示して目標を持たせるようにした(50代/女性/東京都)
・志望校に照準を合わせた塾選び(50代/男性/東京都)
実際の声を見てみると、子どもが自発的に受験勉強に取り組めるよう心がけていた親御さんが多いようです。
また、子どもと一緒に志望校対策を行っていたという声も多く見受けられます。子どもの気持ちを尊重しながら、受験に向けて徹底的にサポートする姿勢が重要だといえそうですね。
次に見ていきたいのは、お子さんが小中学校の受験に不合格だった親御さんに対する調査結果です。
「お子さんの受験がうまくいかなかった理由は何だと思いますか?(複数回答可)」の質問に、『本人があまり熱心ではなかったから(36.5%)』と回答した方がもっとも多く、次いで『準備(受験対策)の時期が遅かったから(32.5%)』が続きました。
あわせて、乳幼児期に「もっとこうしてあげていれば受験に合格できた」と思われたことについて見てみましょう。
・勉強が楽しく思えるように誘導できたらよかった(40代/男性/静岡県)
・好奇心を第一にしてあげればよかった(50代/女性/東京都)
・子どもがやる気を出すように仕向ければよかった(50代/女性/宮城県)
・幼児教育の知識を親が身につけて、子どもの好奇心に向き合い行動していればよかった(50代/女性/滋賀県)
お子さんの熱意を育てるために、乳幼児期から子どものやる気や好奇心を引き出せればよかったと考える親御さんが多かったようです。
また、乳幼児期の教育に関する知識を持っていればよかったという意見もあったそうです。今後受験を検討している親御さんにとって、参考となる調査結果といえるのではないでしょうか。
調査結果では、お子さんの受験がうまくいった親御さんは、子どもが自ら受験勉強に取り組めるよう心がけていた方が多く見られました。一方で、受験がうまくいかなかった親御さんは、子どものやる気や好奇心をもっと引き出せればよかったと感じている方が多いようでした。
そこで城南進学研究社は「乳幼児期(0歳~3歳頃)の教育は重要だと思いますか?」と質問。
回答結果では『とても重要だと思う(33.1%)』『ある程度重要だと思う(51.4%)』と、8割以上の親御さんが、乳幼児期の教育を重要視していることが分かりました。
最後に「乳幼児期(0歳~3歳頃)の教育でとくに重要だと思うことを教えてください(複数回答可)と質問したところ、『興味を持ったことにチャレンジさせてあげること(54.7%)』 と回答した方がもっとも多く、次いで『知的好奇心を刺激する環境を作ること(53.8%)』『勉強だけでなく遊ぶ時間もたくさん作ってあげること(36.9% )』が続く結果に。
乳幼児期には、子どもが興味を持ったことにチャレンジさせてあげる教育が重要だと考える親御さんが多いようです。
また、好奇心を刺激する環境作りや遊ぶ時間の確保といった回答も上がっていたそう。勉強だけにこだわるのではなく、いかに子どもの興味関心を引き出していくかが乳幼児期における教育のポイントといえそうですね。
■株式会社城南進学研究社
0歳からの育脳教室『くぼたのうけん』を運営。交通の便がよく通いやすい立地環境を選び、現在、東京・神奈川・千葉・茨城エリアに教室を展開している。
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