ダンスはさまざまな動作やリズムによって構成されており、一つひとつの精度を高めていくことが重要です。ですが、ダンスを習い始めたばかりのお子さんの動きはぎこちなく、コツを掴めるようになるまで苦戦してしまうことも多いでしょう。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)がダンススタジオ『Izmic Be STUDIO』のブログより紹介するのは、ダンスの基礎となるアイソレーション・ダウンビートのボールを使ったトレーニング方法です。
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目次
アイソレーションとは、体の一部分のみを動かすダンスの基礎トレーニングです。山口先生曰く、アイソレーションができるようになると、体のコントロール能力が格段にアップするのだとか。
ですが実際にやってみると、胸だけを動かしたいのにお尻が一緒についてきてしまったり、肩で頑張ってしまったり……想像以上に難しく大人でも苦戦されてしまう方も多いようです。
ダンスを習い始めたばかりのお子さんにとって、最初の壁となることが多いトレーニング方法だという先生のお話にも、納得がいきますね。
『Izmic Be STUDIO』のブログでは、アイソレーションを上達するためのトレーニングとして、ボールを使った方法を紹介しています。
山口先生
むやみに動かそうとするのではなく、まずは「お腹とお尻にグッと力を入れる感覚」を身につけるために、壁と体の間にボールを挟んでトレーニングをします。
ボールが左右に動かないように、上半身だけを動かす意識でやってみましょう。
1.壁にお尻を向けて立ち、お尻と壁の間にボールを挟む。
山口先生
壁に寄りかからないよう、なるべく真っすぐ立ちましょう。
2.つま先を前に向けて足を広げ、膝を少し曲げる。
3.手を横に広げ、上半身を左右に動かす。
山口先生
お尻に挟んでいるボールが動かないように、胸だけを左右に動かしましょう。
このとき、手の高さ・肩の高さが変わらないようにすることがポイントなのだそう。ボールを落とさないように意識することで、自然とお腹やお尻に力が入る感覚が身につきそうですね。
ボールと壁さえあればできるトレーニング方法なので、おうちでも気軽にできるのがよいですね!
体を上に向かって動かすアップビートとは反対に、下に向かって動かす動きのことをダウンビートといいます。
振り付けはしっかりマスターしていても、なぜかダンスがかっこ悪い、膝がツンツンしてしまっている……そのような場合はダウンビートを練習するとよいと中島先生は仰います。
中島先生
体の角度、顔の向き、メリハリや緩急などいろいろな理由が考えられますが、体重の移動や位置がうまくできていないことも多いです。
ダウンビートのトレーニングは「ボールと一緒に下がり、ボールを下でキャッチする」というルールで行うのだそう。
中島先生
ボールがなければただのひざの屈伸ですが「ボールを落とさないようにキャッチする」というルールがあるだけで楽しくなりますよ。
1.ボールを軽く上へ投げる
2.落ちてくるボールに合わせて膝を曲げ、下でキャッチする
3.慣れてきたら音楽に合わせて行う
中島先生
ボールの落下と自分の体が馴染むように、繰り返し続けましょう。
ボールを使った体の動きがよくなってきたら、ボールを使わずにダウンビートをとります。ちょうどよい脱力感もでて、下半身の使い方がとてもよくなるそうですよ。
ボールを使うことでトレーニングの過程も楽しむことができ、うまくいかなかったときでも「もう一回やってみよう!」と前向きにトライできそう!
またアイソレーションのトレーニング方法と同様、こちらもボールさえあれば、いつでも気軽に取り組むことができますね。
アイソレーション、ダウンビートのトレーニング方法はどちらもボールを使って楽しく行うことができるので、お子さんでも続けられそうです!またどちらも小さなスペースでできるので、おうちでの自主練習にぴったり。お子さんがダンスをかっこよく踊れるように、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『Izmic Be STUDIO』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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