ピアノを習わせている家庭でよくあるのが「子どもにいつ練習させるか」という問題。帰宅後すんなり練習してくれたら助かりますが、そう簡単にはいかないものです。遊び疲れていたり宿題があったりして、ピアノはつい後回しになってしまうケースが多いのではないでしょうか。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、群馬県太田市で『プレイザミュージック音楽教室』を主宰する長廻先生のYouTubeに注目!ピアノ練習のベストタイミングについて紹介します。
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目次
ピアノは毎日の練習が肝心だと分ってはいるものの、帰宅してから寝るまでの時間はあっという間ですよね。おまけに夕方以降は、子どもも親も疲れていることが多いのではないでしょうか。
そこで長廻先生がおすすめするのは、朝にピアノを練習すること。夜に比べて体がまだ元気だったり、登園・登校時間までに終わらせるため集中力も高まったりとメリットが多いそうです。
さらに長廻先生は、朝練を定着させるためのポイントもYouTube内で紹介しています。
実際に、長廻先生のピアノ教室には朝練に励んでいる生徒さんがいるのだとか。YouTubeでは、その方のタイムスケジュールが紹介されています。
長廻先生
共働きで忙しそうな家庭ですが、毎朝6時15分にお子さんを起こして6時半に朝ごはんを食べさせ、7時から10分間ピアノの練習をしています。
お母さんは毎朝7時半には出勤しているそうですが、タイムスケジュールをしっかり立てることでピアノ練習の時間は確保できているのです。
タイムスケジュールを立てておくと、子どもも次は何をすればよいか分かりやすいですよね。ピアノの時間を確保できるだけではなく、朝の準備そのものがスムーズになる効果もありそうです。
ピアノの朝練は、10分だけにしてほしいと仰る長廻先生。
毎日継続させるためにも、調子がよいからといって「あと5分弾いてみようか?」と時間を延ばすことは避けたほうがよいそうです。
長廻先生
子どもにも時計を見せて「10分間だけだよ」と伝えましょう。終わりの時間がはっきりしていることで、頑張れる子もいます。
練習する時間になったら、必ずピアノの前に座らせることが肝心だと長廻先生は仰います。
ここで時間を守れないと、そのあとのママパパの予定も狂ってしまうでしょう。時間を守ることの大切さを教えるのにも、有効です。
練習時間は10分しかないので、楽譜はあらかじめ譜面台に置いておきましょう。長廻先生曰く、時間になったらすぐに弾ける環境を用意しておくことが大切だそうです。
忙しくても、ピアノの練習には必ずママパパが付き添ってほしいと長廻先生は仰います。自分のことを見てもらえているという安心感が子どものモチベーション維持にも繋がるのだそうです。
長廻先生
ピアノの練習は親子の共同作業だと割りきって、協力してあげてくださいね!
「今日はこの曲を2回ずつ弾こうね」と、子どもに宣言することも大切だと仰る長廻先生。これも10分間という短い時間を有効に使うために、欠かせないポイントなのだそうです。
朝から怒られると子どもはもちろん、ママパパも気分が悪いですよね。長廻先生は、たとえ上手に弾けなかったりぐずったりしても、叱ることはやめましょう!とアドバイスします。
子どもが弾き終わったあと「ここが上手だったね」とポジティブな感想を伝えることも、練習を継続させるために必要です。
朝は余裕がなくバタバタしがちですが、ピアノの一言感想をきっかけに気持ちのいい1日が始められるとよいですね。
ピアノの朝練を定着させる場合、3カ月は子どもの練習に付き添ってあげることが大切だと仰る長廻先生。定着してしまえば、あとは子どもだけで取り組めるようになるそうです。
1日10分間だけなら、忙しい朝でもなんとか時間がつくれそうですよね。ピアノを練習させることがストレスになっていたら、ぜひ朝練を試してみてください!
今回、取材にご協力いただいた『プレイザミュージック音楽教室』 の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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