家で練習するときはうまく弾けるのに、ピアノ教室や発表会では緊張して間違えてしまうことってありますよね。練習の成果を発揮できず、悔しい思いをしているお子さんもいるのではないでしょうか。じつは緊張していても、ピアノをうまく弾ける練習方法があるそうです!SUKU×SUKU(スクスク)は、滋賀県東近江市で『ゆい音楽教室』を運営する髙田 有唯先生のブログに注目。「緊張してもうまく弾けるピアノの練習法」について紹介します。
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目次
ピアノ教室や発表会だと緊張してしまうのは、大人でもよくあることです。「絶対間違えないようにしなければ」という意識にとらわれてしまうと、思うように指が動かなくなってしまいます。
ですが、緊張することは決して悪いことではありません。緊張することで、集中力が高まることもあるでしょう。
ゆい先生曰く、演奏で大切なのは、リズムに乗って気持ちを伝えることだそう。
緊張状態でも、楽しく演奏ができるようになるには「家での練習方法を工夫してみるとよいかもしれない」とゆい先生はブログ内で語ります。
ゆい先生
「弾けた!」というのは、目を閉じてでもどんな緊張状態でも、いつもと変わらない演奏ができるということ。
そのためには、細かい練習が大切です!
そこでゆい先生がおすすめするのは、家でも簡単にできる8種類の練習方法です!
ピアノ練習において、まずは楽譜どおりに弾けることが大切です。そして、ある程度弾けるようになったら練習内容を少しアレンジしてみるとよいのだそう。
ゆい先生
この8つの練習をする前に、肩や肘に力が入っていないか確認してくださいね。リラックスし、脇に少し隙間をあけましょう。
1. ノーミスで10回続けて弾いてみる
2. しっかりと気持ちを込めて弾く
3. スタッカート(歯切れよく弾く)や、レガート(滑らかに弾く)で練習する
4. 楽譜の表記とは逆の強弱で弾いてみる
5. 片手ずつゆっくり、暗譜で弾いてみる
6. 左を弾きながら右のメロディを歌ってみる(その逆も同様に)
7. メトロノームを使っていろいろな速さで弾いてみる
8. 速いところはいろいろなパターンのリズムで弾いてみる
ゆい先生曰く、楽譜どおりの弾き方にこだわらず、どのようなパターンでも弾けるようになるまで練習することがポイントだそうです。
ゆい先生
この練習方法は、ピアノを始めたばかりの方から長く続けている方まで、共通してできる練習方法です。
自分で課題を設定してこの8つの練習をすると、緊張に対して効果があるだけでなく、上達にもつながりますよ。
緊張してもうまく弾けるようになる方法はわかったものの、発表会などで緊張を和らげる方法も知りたい!という方に、ゆい先生が実践している緊張対策を紹介します。
ここでのポイントは「普段と違う環境で練習してみること」だと、ゆい先生はおっしゃいます。
1. 自分の演奏を録音しながら弾く
2. 手元を見ないで弾いてみる
3. 家族にお客さんになってもらう
4. お辞儀をして「間違えずに弾くぞ」と意識して弾く
5. 発表会の衣装を着て弾く
6. 発表会前は、スポットライトを当てるなどステージのようなライティングをしてみる
とくに発表会を想定した練習方法は、ユニークですよね。ときには友達を招いて、家で発表会をするのもよいかもしれません。
家でも緊張するような状態を作り出し、普段と異なる環境に慣れておくことが緊張対策につながるそうです。
ゆい先生
「そんなことで?」と思うかもしれませんが、この6つの練習法は実際に私がやっていることです。
ほんのちょっと環境を変えるだけで、お子さんの気持ちはすごく変わりますよ!
緊張しても練習の成果を発揮するには、いつもと違う環境や楽譜とは違う弾き方でもできるようになるまで練習するのが大切だと、ゆい先生はおっしゃいます。
緊張する性格を直すのはなかなか難しいかもしれませんが、緊張してもうまく弾くことは練習次第で可能です。日頃からさまざまなパターンの弾き方を試してみたり、発表会ごっこをしてみたり、ぜひ家でも楽しみながら試してみてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『ゆい音楽教室』 の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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