頑張っているのに試合に出られない・・そんなときに心がけたい親の接し方とは

頑張っているのに試合に出られない・・そんなときに心がけたい親の接し方とは

スポーツ系の部活や習い事でありがちなのが「子どもが試合に出られない」問題。頑張って練習しているけれど、なかなか試合に出られない子どもの姿を見るとつらくなりますよね。また、そのようなとき子どもにどう接したらよいのかも悩んでしまうのではないでしょうか。そんなママパパのお悩みを解決すべく、今回習い事スクスクはミニバスクラブの保護者代表を務めるさんぺいさんのブログに注目!試合に出られない子どもに接するときの3つのポイントを紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
三平 武範(みひら たけのり)
ミニバス代表
三平 武範(みひら たけのり)
5000人のミニバス保護者代表。親目線で失敗しないミニバスの上達を発信している。そのほか①試合は90%メンタル②コーチが教えてくれない事実③親目線おすすめ子育てなども発信。全国のミニバスっ子5000人を分析し、子どもの自信300%UPを目指している。
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目次

試合に出られないときの接し方①子どもの話をよく聞く

「子どもを励ましたい」「次回に向けて頑張ってもらいたい」との気持ちから、あれこれ指摘するのはNGだと仰るさんぺいさん。これは、同じ競技を経験したことのある保護者に多いそうです。

さんぺいさん

さんぺいさん

親からの指摘を受け続けると、子どもは判断力が低下してしまいます。その結果、子どもの個性がなくなり成長にブレーキがかかるのです。

よかれと思ってやっていたことが子どもにマイナスの影響を与えては、本末転倒です。そうならないためにも、さんぺいさんは子どもの話を否定せず、ただ耳を傾けることをすすめています。

さんぺいさん

さんぺいさん

子どもの話をよく聞き、なぜそう感じたのかなどを聞いてあげてください。子どもの考えや気持ちを引き出して、知ることが何よりも大切なのです。

子どもは親が思うより多くのことを考えています。子どもの目線を大切にして、まずは聞くことに専念してみるとよいかもしれません。

試合に出られないときの接し方②周りの子どもと比べない

子どもに対してつい「〇〇くんはもっと練習しているよ!」と言ってしまった経験はありませんか?奮起させるつもりで言ったとしても、子どもにとっては逆効果な場合があります。

 

ここでさんぺいさんがアドバイスしているのは、子どもを「横比較」ではなく「縦比較」で見てあげることです。

さんぺいさん

さんぺいさん

横比較とは、周りの子どもと我が子との比較。縦比較とは、昨日と今日の我が子の比較を意味します。

 

親御さんが横比較をしてしまうと、子どもは自分自身の成長に気付けません。子どもを褒めたり励ましたりするときは、ぜひ「縦比較」で昨日より成長していることを伝えてあげてください。それが子どもの自信に繋がるのです。

「誰かに勝ちたい」より「昨日の自分に勝ちたい」という想いのほうが子どもは成長できると仰るさんぺいさん。ママパパもその視点で、子どもの成長を見守ってあげたいですね。

試合に出られないときの接し方③ダブルゴール(2つの目標)を一緒に考える

ダブルゴールとは、目標を2つ掲げることを意味します。初めに、達成が難しそうな遠い目標少し頑張れば実現できそうな近い目標をひとつずつ決めてみましょう。

 

さんぺいさん曰く、近い目標に向かって努力を続けていると、いつの間にか遠い目標の達成にも近づけるそうです。

さんぺいさん

さんぺいさん

たとえばバスケットボールなら「フリースローを80%以上の確率で成功させる」を小さな目標にします。そして「中学に行ったら試合でレギュラーメンバーになる」を遠い目標にします。

 

近い目標に向かって取り組んでいると、遠いと思っていた目標が意外と早く達成できるのです。

目標を設定するときは、ぜひ親御さんが一緒になって考えてほしいと、さんぺいさんは仰います。ママパパが同じ目線になって目標を考えてくれたら、子どももきっと心強いはずです。

まとめ

  • 試合に出られない子どもに接するときは「話す」より「聞く」ことを大切にしよう
  • 子どもと同じ目線になり、ダブルゴールを一緒に考えてみよう

 

子どもが試合に出られなくて落ち込んでいたら、なんとしてでも支えてあげたいと思いますよね。

 

少しでも子どもが前向きな気持ちになれるよう、まずは心に抱えているモヤモヤを吐き出させてあげることが大切です。それから一緒に目標を立ててみてはいかがでしょうか。

 

苦労したぶん、子どもはきっと大きく成長できるはずです!

今回ご協力いただいた方

今回取材にご協力いただいた、さんぺいさんの詳細は以下のリンクからご覧ください。

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