スポーツ系の部活や習い事でありがちなのが「子どもが試合に出られない」問題。頑張って練習しているけれど、なかなか試合に出られない子どもの姿を見るとつらくなりますよね。また、そのようなとき子どもにどう接したらよいのかも悩んでしまうのではないでしょうか。そんなママパパのお悩みを解決すべく、今回習い事スクスクはミニバスクラブの保護者代表を務めるさんぺいさんのブログに注目!試合に出られない子どもに接するときの3つのポイントを紹介します。
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目次
「子どもを励ましたい」「次回に向けて頑張ってもらいたい」との気持ちから、あれこれ指摘するのはNGだと仰るさんぺいさん。これは、同じ競技を経験したことのある保護者に多いそうです。
さんぺいさん
親からの指摘を受け続けると、子どもは判断力が低下してしまいます。その結果、子どもの個性がなくなり成長にブレーキがかかるのです。
よかれと思ってやっていたことが子どもにマイナスの影響を与えては、本末転倒です。そうならないためにも、さんぺいさんは子どもの話を否定せず、ただ耳を傾けることをすすめています。
さんぺいさん
子どもの話をよく聞き、なぜそう感じたのかなどを聞いてあげてください。子どもの考えや気持ちを引き出して、知ることが何よりも大切なのです。
子どもは親が思うより多くのことを考えています。子どもの目線を大切にして、まずは聞くことに専念してみるとよいかもしれません。
子どもに対してつい「〇〇くんはもっと練習しているよ!」と言ってしまった経験はありませんか?奮起させるつもりで言ったとしても、子どもにとっては逆効果な場合があります。
ここでさんぺいさんがアドバイスしているのは、子どもを「横比較」ではなく「縦比較」で見てあげることです。
さんぺいさん
横比較とは、周りの子どもと我が子との比較。縦比較とは、昨日と今日の我が子の比較を意味します。
親御さんが横比較をしてしまうと、子どもは自分自身の成長に気付けません。子どもを褒めたり励ましたりするときは、ぜひ「縦比較」で昨日より成長していることを伝えてあげてください。それが子どもの自信に繋がるのです。
「誰かに勝ちたい」より「昨日の自分に勝ちたい」という想いのほうが子どもは成長できると仰るさんぺいさん。ママパパもその視点で、子どもの成長を見守ってあげたいですね。
ダブルゴールとは、目標を2つ掲げることを意味します。初めに、達成が難しそうな遠い目標と少し頑張れば実現できそうな近い目標をひとつずつ決めてみましょう。
さんぺいさん曰く、近い目標に向かって努力を続けていると、いつの間にか遠い目標の達成にも近づけるそうです。
さんぺいさん
たとえばバスケットボールなら「フリースローを80%以上の確率で成功させる」を小さな目標にします。そして「中学に行ったら試合でレギュラーメンバーになる」を遠い目標にします。
近い目標に向かって取り組んでいると、遠いと思っていた目標が意外と早く達成できるのです。
目標を設定するときは、ぜひ親御さんが一緒になって考えてほしいと、さんぺいさんは仰います。ママパパが同じ目線になって目標を考えてくれたら、子どももきっと心強いはずです。
子どもが試合に出られなくて落ち込んでいたら、なんとしてでも支えてあげたいと思いますよね。
少しでも子どもが前向きな気持ちになれるよう、まずは心に抱えているモヤモヤを吐き出させてあげることが大切です。それから一緒に目標を立ててみてはいかがでしょうか。
苦労したぶん、子どもはきっと大きく成長できるはずです!
今回取材にご協力いただいた、さんぺいさんの詳細は以下のリンクからご覧ください。
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