いよいよ冬本番を迎え、ウィンタースポーツが楽しめる季節になりましたね。雪が大好きなお子さんに、そろそろスキーデビューさせたいと思っているママパパも多いのではないでしょうか。スキー場へ行くのが初めての子や久しぶりのママパパも、あらためて確認しておきたいのがリフトの乗り降り。慣れると安全で便利なリフトも、初めてのお子さんにとっては難しいものです。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)では『スポカル実行委員会』のブログに注目!スキー&スノーボードスクールの校長先生が解説する「安全にリフトに乗るためのコツ」を紹介します。
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目次
リフトに慣れるまでは、少ない人数で乗るようにしましょう。
スポカル実行委員会
リフトに大人数で乗ると、座る場所が狭かったり降りることが難しくなります。なるべく少人数で乗るようにしましょう。
初めのうちは、係員の方に協力してもらうのがおすすめです。恥ずかしがらずにリフト初心者であることを伝えましょう。
スポカル実行委員会
初めてリフトに乗る場合は、係員の方に「リフトに初めて乗ります」と伝えましょう。そうするとリフトの速度を落としたり、一度止めたりしてくれます。リフトに慣れるまでは係員の方に助けてもらうと安全ですよ。
リフトに乗るときは、滑るときとストックの持ち方が違います。ベテランの方でもリフト乗り降り時の正しいストックの持ち方を知らない人が多いので、最初に確認しておきましょう。
ストックのストラップから手を外しておきましょう。ストラップをつけたまま乗るとリフトにストックが引っかかり、巻き込まれてしまう可能性があります。
スポカル実行委員会
お子さんがストラップを外して持っているかどうか、ママパパが確認してあげてくださいね。
リフトの乗り降り時は、基本的に2本のストックを束ねて肩に乗せて持ちます。ただしストックを片手で束ねて持てないお子さんの場合は、ストラップを外した状態で片手に1本ずつ持ちましょう。
スポカル実行委員会
片手に1本ずつ持つ場合は、ストックの先が雪面に刺さらないように注意が必要です。リフトの乗り降り時には「ストックを上げて」と声をかけてあげましょう。
ストックは漕いで進むときにだけ使います。リフトに座るときや、降りる際に立ち上がるときは、ストックの先を前に上げておきましょう。
スポカル実行委員会
ストックを使って立ち上がると雪面に引っかかって転倒する可能性があるため、注意してください。
まずは、リフトに乗る前に待機する「待機位置」まで進みます。待機位置には、コーンが立っていたりラインが引いてあったりします。
スポカル実行委員会
待機位置では、同じリフトに乗るメンバーが揃って並ぶようにしましょう。待機位置でバラバラに待機していると、乗車位置へ進むときに遅れる人が出てしまう可能性があります。待機場所では一列で待ちましょう。
待機位置で全員が揃ったら、次に乗車位置の「停止線」まで進みます。停止線へ進むタイミングは、係員の方が合図をしてくれたり、信号やチャイムで教えてくれる場所もあります。合図が出たら、慌てず停止線まで進みましょう。
スポカル実行委員会
お子さんが慣れるまでは、ママパパが停止線へ進むタイミングで「進むよ」と声をかけてあげるのがおすすめです。
また停止線まで行くときは、途中で止まらないように並んで進みましょう。
スポカル実行委員会
停止線の位置で乗れないと、リフトが足に当たってケガをしてしまう可能性があります。途中で止まらずに、すばやく停止線まで進みましょう。
停止線まで来たら、ストックを束ねて片手で持ちます。両手で持つお子さんの場合も同様に、ストックの先を上げておきましょう。
停止線に着いたら軽く後ろを向いて、リフトが来るのを待ちましょう。リフトが来たらゆっくりと座ります。
スポカル実行委員会
リフトに座る瞬間は、ママパパが椅子を少し押さえてあげましょう。そうすると、お子さんが座りやすくなりますよ。
リフトに乗ったらまずは安全バーを降ろします。安全バーの上げ下げは、ママパパが行うようにしましょう。
スポカル実行委員会
リフトに乗っている間に降り方の説明をして、お子さんを安心させてあげるとスムーズに降りられますよ。
リフト降り場に近づいてきたら、足を閉じて揃えた状態で到着を待ちます。
スポカル実行委員会
足が開いていると、立ち上がるときに隣の人のスキー板を踏んでしまう可能性があります。降り場が近づいてきたら「足を閉じよう」と、お子さんに声をかけてあげましょう。
急いで立ち上がろうとせずに、落ち着いてゆっくりと立ち上がりましょう。このときも、ママパパが「立つよ」と声をかけてあげると安心ですよ。
スポカル実行委員会
立ち上がるときに躊躇して体が後傾になると、後ろに転びやすくなります。目線はしっかりと前を向き、真っすぐ立ち上がりましょう。
ほとんどのリフト降り場は緩斜面になっているので、立ち上がったらそのまま滑って降り場から離れます。
スポカル実行委員会
自然に止まれるように設計されているので、降りてすぐに曲がったりせずに、まずは真っすぐ滑り降りましょう。
コースに合流するときは、上から滑ってくる人がいないか確認してから滑るようにしましょう。
スキーを安全に始めるためには、まずは慣れることが大切です。スキー板を装着した状態に慣れてからリフトに乗り、本格的に滑る練習をスタートしましょう。
まずは片足だけスキー板を装着してスキーに慣れましょう。ブーツの裏に雪が詰まっていると上手に装着できないので、ママパパがお子さんの足裏を確認してあげてくださいね。
スポカル実行委員会
スキー板の装着を練習するときは平らなゲレンデで、人が少ない場所を選びましょう。人が多いところで練習をすると、接触や事故に繋がる可能性があります。
まずは、片足だけスキー板を装着した状態で練習をしましょう。
【練習方法】
1. 片足上げ・足踏み
2. 前後に板を滑らす
3. 歩く
スポカル実行委員会
徐々に滑らせて動く感覚を掴めるように、練習してみましょう。
スキーを真っすぐ滑らせることがポイントなので、ママパパがチェックしてあげてくださいね。
初めはスキーに慣れることが大切です。片足スキーから練習して、両足にも慣れてきたらリフトに乗ってみましょう。
リフトに乗るときは、乗り場に進むタイミング、座るタイミング、降りるタイミングなど、ママパパが優しく声かけをしてあげましょう。リフトは慣れてしまえば簡単に乗り降りできる便利な乗り物です。安全にスキーを楽しめるよう、正しい乗り方を教えてあげてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた『スポカル実行委員会』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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