かけっこはスタートダッシュで差がつく!正しい姿勢や4つの練習方法を解説

かけっこはスタートダッシュで差がつく!正しい姿勢や4つの練習方法を解説

かけっこはスタートダッシュで差がつく!正しい姿勢や4つの練習方法を解説

かけっこのスタートダッシュは、勝負を決める重要なポイントのひとつです。いつもスタートダッシュで出遅れてしまう子は、もしかしたらスタート時の姿勢を見直したほうがよいかもしれません。そこで今回習い事スクスクは、東京都にある子どもたちの運動神経を育てる運動教室『リトルアスリートクラブ』のブログに注目!かけっこでスタートダッシュを成功させるコツについて紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
山田 義基(やまだ よしき)
運動神経を育む子ども運動教室「リトルアスリートクラブ」 トレーナー
山田 義基(やまだ よしき)
新潟県出身。健康運動実践指導者。12年間の陸上競技経験と幼児体育の専門的な知識を生かし、子どもへの運動指導を幅広く行っている。なかでも「走る」ことから運動神経を伸ばす指導を得意としている。 【得意競技】陸上競技
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目次

まずはスタート時の姿勢をチェック!

これまでリトルアスリートクラブで、多くの子どもたちに運動指導をしてきた山田さん。スムーズなスタートダッシュは、走る前の姿勢が肝心だと仰います。

山田さん

山田さん

スタート時に前の脚のひざが伸びてうしろに体重がかかっていると、出遅れてしまいます。
 
すっと第一歩を踏み出すには、前の脚のひざを曲げて体重をかけ、体を前に預けてみましょう!

スタートダッシュを成功させる姿勢の作り方

前傾姿勢をとるといっても、体を深く傾けすぎるとつまずいてしまうかもしれません。そこで山田さんは、正しい姿勢をとる方法を4つのステップで解説しています。

山田さん

山田さん

①「気をつけ」の姿勢から脚を一歩うしろに下げる。両脚の距離が遠すぎたり近すぎたりしないよう注意する

 

②前の脚と反対側の手を前に構える

 

③前のひざを曲げて体を少し前に倒す

 

④合図を聞いたらすぐに走り出す

 

スタート前は、この4つをぜひ意識してみてください!

ちなみに、①でどちらの脚を下げたらよいか分からない場合は「気をつけ」の姿勢から体を前に倒してみてください。そのとき、倒れないように自然と前へ出た脚をそのままうしろに下げるとよいそうです。

 

初めのうちは、ママパパが前傾具合や脚の開き方をチェックしてあげてくださいね。

下半身の強化も大事?筋力がアップする4つのトレーニング

スタートダッシュを成功させるのは、姿勢のほかに下半身の筋力も大事だと仰る山田さん。とくに最近は、ほとんどのトイレが洋式になったりぞうきんがけをしなくなったりと生活様式が変化したことで、股関節をうまく使えずしゃがめない子が増えているそうです。

 

そこで山田さんは股関節を含め、下半身全体の筋力をアップさせるのに有効なトレーニングを紹介しています。

クマさん歩き

山田さん曰く、マット運動の基本ともいわれるクマさん歩きは、大人のアスリートのトレーニングにも取り入れられるくらい効果があるのだとか。股関節やひざの動きをよくするのに役立つそうです。

山田さん

山田さん

よつんばいの姿勢になり、床にひじ、ひざがつかないよう手と足で歩きます。手のひらをしっかり広げて進むことがコツです。

 

このとき、ひざが曲がらずおしりを高く上げすぎる子がいます。しっかりひざを曲げて歩けるようにしましょう。

カエルさんホップ

クマさん歩きより少し難易度アップのカエルさんホップ。山田さん曰く、この動きがうまくできるようになると、跳び箱や倒立も自然にできるようになるそうです。

山田さん

山田さん

両手両足を床につけた状態から、手だけ足だけを地面につける状態をくり返して前進します。「手」「足」「手」「足」とかけ声をかけてあげると、リズムをとりやすくなります。

 

カエルさんホップでも、クマさん歩きと同じくしっかりひざを曲げて前に進めるようにしましょう。

すもう・押しずもう

すもうも押しずもうも、下半身強化に効果的だと仰る山田さん。低姿勢で足を踏ん張ることで、地面を押す力や前に進もうとする力が育まれるそうです。

 

押しずもうをするときは、ママパパは子どもの手を支え、低い体勢で力いっぱい押してもらいましょう。楽しく遊びながら筋力アップができるので、子どもも積極的に取り組んでくれるはずです!

「よーいドン」ですぐに走り出す!瞬発力をアップさせる練習

スタートダッシュは、合図に反応するスピードも重要です。瞬発力も練習することで高められると山田さんは仰います。

山田さん

山田さん

瞬発力を養いたい場合は「うつ伏せ」「あお向け」「前向きに座る」「うしろ向きに座る」などいろいろな体勢から「よーいドン!」の合図でスタートする練習をしてみてください。

 

また、芝生のある公園や砂浜で競争して旗を取り合う「ビーチフラッグス」や、おうちで「かるた」、合図に合わせてハンカチやボールを取り合うゲームなどもおすすめですよ。

遊びを交えれば、子どもも飽きずに続けられそうですよね。どれも簡単にできるので、ぜひ試してみてください!

まとめ

  • スタートダッシュを成功させるには、姿勢の見直しから始めよう
  • 下半身の筋力と瞬発力を高めるのも、かけっこが速くなるポイント

 

スタートダッシュがうまくいくと、余裕をもって走れます。子どもが最後まで自信を持って走りきれるように、よいスタートを切らせてあげたいですよね。

 

姿勢を見直すだけでもずいぶん変わるそうなので、まずは姿勢チェックから始めてみてはいかがでしょうか。

今回ご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいた『リトルアスリートクラブ』の詳細は以下のリンクからご覧ください。

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