サッカーを習っている子は、足にかなりの疲労がたまりがちです。練習のあった日は、子どもの足をマッサージしているママパパも多いのではないでしょうか?せっかくなら子どもが最大限に力を発揮できるよう、効果抜群のマッサージをしてあげたいですよね。そこで今回習い事スクスクは、大阪市阿倍野区で鍼灸整骨院の院長を務めながら、週末はサッカーコーチをしている岡田さんのYouTubeに注目!足へのマッサージ効果がアップする3つの技について紹介します。
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目次
今回習い事スクスクがピックアップしたYouTubeはこちら。
鍼灸整骨院を運営しサッカーコーチも務める岡田さんが、子どもの足の疲れに効くマッサージのコツを解説しています。
一つめは、凝っている筋肉をしっかりほぐす技です。まず、子どもをうつ伏せに寝かせましょう。おしりや太もも、ふくらはぎを指で押しながら、筋肉が硬くなっているところを探します。
岡田さん
硬くなった筋肉は、指先だけで押したりもんだりしてもなかなかほぐれません。たとえば、おしりのあたりで凝っているポイントを見つけたら指で圧をかけて押さえつつ、もう片方の手で子どもの足首をもってください。
足首をもって膝を90度に曲げたら、足先を交互に倒して股関節を動かしましょう。
膝を起点に足を倒していると、おしりを押している手で筋肉の動きを感じられると岡田さんは仰います。筋肉を押さえながら関節を動かすと、凝った部分がほぐせるそうです。
岡田さん
太もも裏の筋肉をほぐしたいときは、片方の手はもも裏にあて、もう片方の手は足首をもち膝を曲げ伸ばししてください。
また、ふくらはぎの筋肉をほぐしたいときは片方の手でふくらはぎをつかみ、う片方の手で足首を上下に曲げ伸ばししましょう。
筋肉をゆるめるには、関節を動かすことが大事だと仰る岡田さん。手でもみほぐすだけではなく、関節も一緒に動かすとマッサージ効果がアップするそうです。
岡田さん
さらに、股関節をマッサージする場合は子どもを仰向けにしてから片手で股関節を押さえてください。
もう片方の手で足首をもち膝を曲げ伸ばししながら、足全体を大きく動かしましょう。これで筋肉はゆるみます!
YouTube 0:30~ 指で押さえて間接を動かす
二つめは、足の張りをゆるめる技です。太ももやふくらはぎが張っている場合、なんとなく押してほぐそうとしていませんか?しかし岡田さん曰く、足を押すことは逆効果だそうです。
岡田さん
張りをやわらげたいときは、張っているところの皮膚を指でもち上げて筋肉と皮膚をはがしましょう。疲労がたまると皮膚と筋肉はくっついてしまいます。
筋肉と皮膚の間に隙間をつくり、そこに血液を流してあげるイメージです。
岡田さんのYouTubeでは、おしりや太ももなど張っているところの皮膚を両手で優しくつかみ、上に引っぱっています。ここでは皮膚をもち上げながら、もみほぐしていきましょう。
岡田さん
足首など皮膚が薄いところは、指で軽くつまんでもち上げてくださいね。仰向けでも同じようにやってみてください!
YouTube 2:37~ 皮膚をもち上げる
三つめは、足の筋膜を動かして疲労を回復させる技です。
筋肉は「筋膜」という薄い膜に包まれていますが、疲労がたまると足の筋膜はおしりのほうにずれて収縮してしまうと岡田さんは仰います。そのずれた筋膜を正常な位置に戻すことが、疲労回復に繋がるそうです。
岡田さん
おしりにずれた筋膜を正常な位置に戻すために、おしりからかかとに向かってさするようにマッサージしましょう。仰向けの場合も、股関節から足首に向かって流してください。
収縮した筋膜が伸びると、体が楽になりますよ。
マッサージで足をさするとき、下から上に向かって流している人が多いのではないでしょうか?むくみをとりたいときは下から上でよいそうですが、岡田さん曰く、疲労をとりたいときは逆効果になってしまうそうです。目的に合わせて、正しい方向にマッサージするように気をつけましょう。
YouTube 05:20~ 筋膜を正常な位置に戻す
正しい知識をもったうえでマッサージをすると、その効果は大幅にアップします。せっかく時間をかけるのなら、確実に効くマッサージをしてあげたいですよね。
子どもが毎日元気に動けるように、疲労をためない岡田さんのマッサージ法をぜひ試してみてください!
今回、取材にご協力いただいた『オカダ鍼灸整骨院』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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