お子さんが将来、自分自身で考え行動していけるように「考える力」をつけてほしいと思われているママ・パパも多いのではないでしょうか。ですがどのようにして身につくものなのか、何をしてあげたらよいのか難しいですよね。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は兵庫県淡路市のインターナショナル森のようちえん「Awaji Kids Garden」のブログに注目!「考える力」の重要性や、家庭でも実践できる方法を紹介します。
※本ページはプロモーションが含まれます
目次
Awaji Kids Gardenのブログでは、これからの時代はただ言われたとおりに行動するのではなく、自分で考えて行動できる人材が社会に必要とされていく、と語られています。
Awaji Kids Garden
「考える力」が育まれると、行動力・想像力・コミュニケーション能力など、さまざまな力も同時に育まれますよ!
また考える力を身につけるためには“人間の人格が形成される大切な時期”といわれる幼児期が適しているのだそう。
Awaji Kids Garden
人格形成期ともいわれる幼児期に考える力を身につけることで、
・将来を生きる力の土台になる
・学齢期以降の学習意欲を高める
・よい人間関係の構築に役立つ
といったメリットが生まれます。
子どもを取り巻く環境は毎日変化しますよね。自分でできるようになることが増え、保育園や幼稚園、小学校と、子どもが成長するにつれ親に頼れない場面は増えていきます。
そうした自分一人でなんとかしなければならないときになってから考える力を養うのでは、遅すぎるのだそう。
Awaji Kids Garden
「この問題の答えを教えてくれる大人がいない。だから解けなくて当たり前」「将来やりたいことなんて決められない。どうせ自分にできることは何もないし、だれも教えてくれないのが悪いんだ」
そう考えるようになってからでは遅いですよね。将来を力強く生きていくためにも、幼児期のうちから「自分で考える」ことの癖付けをするのが重要なのです。
ブログでは、幼児期のうちから考える力を養うことでもっとも身近なメリットは「小学校以降の学習意欲を高めてくれること」と言われています。
Awaji Kids Garden
これまでは遊びを通して実体験学習をしていたのに、小学生になると頭の中で考えて答えを導き出さなければなりません。
ですが低学年の子は、まだ頭の中で答えを出すことに慣れていないため、考える力が養われていないと「分からないからいいや」と、学習意欲の低下に繋がりやすいのです。
これに対して考える力が養われている子どもの場合は、分からない問題にぶつかっても「どうすればできるようになるんだろう?」と自分で考えられるようになるのだそう。
子どもの考える力をしっかりと育んであげることで、難しい問題にも前向きにチャレンジできるようになるかもしれませんね。
考える力は、相手の気持ちに敏感に気づき「どうしてこの人は悲しんでいるんだろう」「どうしたらこの人は幸せな気持ちになるかな?」と、相手を思いやる力にも繋がるのだとか。
Awaji Kids Garden
子どもは物事を考える力がついてくると、自己中心的に自分の考えを押し付けるだけではなく、相手の考えを理解したり受け止めるということができるようになります。
考える力は、コミュニケーション能力も向上させてくれるのですね。
子どもが考えている時間は毎日たくさんあります。「片づけてね」と言ってからしばらく動かないときは、もしかしたら「まだ遊んでいたいのに、どうして片付けないといけないんだろう」とじっくり考えているかもしれないそうです。
Awaji Kids Garden
そんなときに「ほら!早く片付けして!」と急かすと「ママが怒りそうだしとりあえず片付けしなきゃ」 と、自分で考えることを放棄してしまうかもしれません。
子どもの考える時間はとてもゆっくりなので、ついつい急かして答えを教えてしまったり、考えることを中断させて次のことをさせたくなる気持ちもよく分かりますが、そこはぐっとこらえて見守りましょう。
こちらが声かけをしてもすぐに行動に移さない子どもの姿についイライラしてしまう……なんて経験、誰しもありますよね。ブログでは、声かけをしたらまず7秒待ってみることをおすすめされています。
Awaji Kids Garden
Awaji Kids Gardenでは、1つの質問を投げかけてから、子どもの考える時間を7秒待つ「7秒ルール」を設けています。
この7秒間に子どもはじっくり考え、行動を起こしたり、質問に答えてくれることも多いのです。
7秒間であれば、忙しい日常のなかでもなんとか待ってあげることができそうですよね。
子どもを待っている7秒間の間に、ママパパもお子さんへイライラする気持ちを抑えることができ、親子関係にもよい影響がありそうです。
ブログによると、子どもから「なんで?」と質問されたときは、考える力を育むチャンスなのだそう。
「あなたはなんでだと思う?」「なんでこうなるか一緒に考えてみよっか!」と疑問に疑問で聞き返してみることで、子どもの考える力はぐんぐん引き出されるのだといいます。
Awaji Kids Garden
以前、子どもに「なんで木の下には虫がいっぱいいるの?」と聞かれたことがあります。
「○○君はなんでだと思う?」
「ん~。涼しいからじゃない?」
すると近くにいた子どもたちも
「違うよ、おうちがあるんだよ」
「いろんな虫が集まって大きい巣ができたんじゃない?」
と、思い思いの意見が飛び交って、みんなで“木の下に虫がたくさんいる理由”を考え始めました。
考える力を育むためには、答えそのものではなく「答えを導き出すまでの過程」がなにより重要とのこと。子ども自身で考えられるように、声のかけ方もひと工夫してあげるとよいそうですよ。
たとえば初めてのりやハサミを使うとき、子どもはほかの子どもや大人が使っている姿を見て習得していきます。そのため初めて何かをするときには「よーく見ててね」と、ゆっくりお手本を示してあげるとよいのだそう。
Awaji Kids Garden
やり方を教えてもらうのではなく自分でやり方を考えるように導きます。手取り足取り教えてあげるよりも、自分の力で考えたり試したり、といった積み重ねを経験したほうが「自分でできた!」という満足感が高くなります。
ですが小さなお子さんは、一人の力では難しいこともたくさんありますよね。箸や鉛筆の持ち方をお手本だけで身につけるのはもちろん難しいです。ブログによると「大切なのはお手本を示し、子どもが自分で試したり考えたりする時間を与えてあげるということ」とのこと。
考える時間をとり、それでも難しい場合はサポートをしてあげながら身につけていけるとよいですね。
ブログでは考える力を育むために、子どもと接するなかで気をつけてほしいポイントについても言及されています。
子どもに聞かれたことに、すぐに答えを教えてしまうことは、考える力を育む機会を奪ってしまう接し方なのだそう。
Awaji Kids Garden
「どうして?」「なんで?」と聞かれたことに「あなたはどうしてだと思う?」と聞き返してみましょう。
きっと子どもは自由な想像力でおもしろい答えを考え出してくれるはず!
ママパパのなかには「子どもに失敗してほしくない」という思いから、子どもの間違いを見つけるとすぐに正しい方法を教えてしまうという方も多いのではないでしょうか。ですが、これも子どもの考える機会を奪ってしまう接し方なのだといいます。
Awaji Kids Garden
失敗を経験することは、正解を知ることと同じくらい、あるいはそれ以上に価値のある経験です。失敗を経験することで「次はどうしたら成功できるか」と考える機会ができます。
「間違ってもいいんだ!次にできるようになればいいんだ!」と子どもが思えるように、温かく見守ってあげましょう。
またAwaji Kids Gardenは、子どもの考える力をもっと育むために「この子にはまだ難しいかな?」と思うことでも怖がらずに挑戦させることが大切だとブログで伝えられています。
Awaji Kids Garden
子どもにとってちょっと難しい挑戦は「どうしたらできるだろう?」を考えざるを得ない絶好の機会です!
たとえば、自然体験も子どもにとっては難しい挑戦。木登りや山登りといった自然遊びに挑むことで「どうやったらこの木に登れるかな」「どうやったらケガしないように遊べるかな」と考える力を育めます。
自然のなかには危険もたくさんありますが、すぐに手助けしたくなる気持ちをぐっとこらえ「もう少し頑張ればクリアできるかも」とそっと見守ってあげることで、考える力を伸ばしていってあげたいですね。
「考える力」を子どもに育むためには、ママパパがすぐに答えを教えたり手伝わずに、子どものペースに合わせてあげることが大切。忙しさのあまりつい子どもの行動を急かしたくなることもあるかと思いますが、将来社会を生き抜ける大人になれるよう、いまはぐっと我慢して子どもの「考える力」を大切に育ててあげましょう。
今回、取材にご協力いただいた『Awaji Kids Garden』の詳細は以下のリンクよりご覧ください。
当記事の情報は記事の公開日もしくは最終更新日時点の情報となります