園や学校、書道教室の習い事などから子どもが持ち帰ってきた書道作品たち、いつまでとっておくべきか悩みますよね。どれも思い入れがあってなかなか手放せない、かと言って全部とっておくと収納スペースを圧迫してしまう……そんなお悩みを解決するために今回SUKU×SUKU(スクスク)は整理収納アドバイザー、有本葉子さんのブログ『いっかいっか』に注目!次々に増える子どもの書道作品の保存方法について紹介します。
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目次
作品の収納スペースがなくなってくると、子どもが気付かないうちにまとめて処分してしまおうと思うこともありますよね。しかし思いきって処分したあとで「あれ、どこにある?」と突然子どもに聞かれて焦ることも……。
そのような事態を防ぐために「作品を処分するときは本人に相談すること」を、有本さんはブログ内でアドバイスしています。
有本さん
自分以外の人のものを処分したいときは「その人に聞く」というのが、お片付けの鉄則です。
聞かないままに勝手に人のものを処分してしまうと、その人にとっては「勝手に捨てられた」という嫌な思い出しか残りません。
そうなると、お片付けに対して嫌な気持ちを持つ人になってしまう可能性もあります。
自分のものを勝手に捨てられると、片付けそのものに悪いイメージを抱きかねないと有本さんは仰います。その結果、将来「捨てたがらない人」になってしまう恐れもあるそうです。
子どもの作品に限らず、何かを処分するときはまず持ち主に確認することが大切ですね。
有本さんのお子さんは書道を習っているため、作品の持ち帰りも多いそう。その中から残すのは「進級したときの作品」だそうです。
有本さん
書道は、練習と清書で同じ内容の作品がいくつも残ります。
そこで我が家の場合は「進級」のハンコが押されている作品を、優先的に残しています。
どのような頻度で進級しているかが分かるので、あとから見返すとおもしろいですよ!
検定のあるものは、残す作品も選びやすいですよね。もし検定がなくても、何かの節目となった作品は残しておくとよいかもしれません。レベルアップの度合いが目に見えるので、子どものモチベーションアップにも役立つはずです!
進級時の作品に加え、有本さんはコンクールや発表会などで賞をもらった作品も残しているそうです。
有本さん
子どもにとって「入賞」は誰かに認められたという嬉しい思い出。その思い出は大事にしたいので、残すようにしています。
進級したときや賞をもらったときの作品は、特別感が強いもの。このような作品は優先的に残して、そのほかの作品はどうしたいか子どもに直接聞いてみるのがよいかもしれませんね。
有本さん
これらのルールに沿って手放すものと残すものを分けたら、作品の量が半分以下になったこともありましたよ(笑)
作品の選別ができたら、次は保存方法です。選別して量が減ったとはいえ、保存期間が長くなるとかさばるし、見返したいと思ってもどこに何を入れたのか分からなくなります。
そこで、有本さんは「ファイルボックス」を活用しているそうです。
有本さん
長女、次女、三女それぞれの硬筆と毛筆の作品をファイルボックスに保存しています。
いつか自立して家を出るときには作品も渡して「不要だ」なら捨てればよい。でもそれまでは、邪魔にならない程度に記念となる作品たちを残してあげようと思います。
ファイルボックスに保存すれば、いつか子どもに渡すときがきてもそのまま持ち運べるので便利ですよね。さらにボックスにラベリングしておけば、いつ、誰の作品なのかも一目瞭然です。
有本さん
お子さんが一生懸命書いてくれた作品たち。上手に整理して「いつでも見返せる」状態で、保存してあげてはいかがでしょうか。
せっかく書道作品を残しても散らばった状態で保存していたら、あとから見返すのも大変。残すと決めたら、きちんとまとめて取り出しやすい状態で保存するのが大切です。
有本さんの整理術は子どもの書道作品だけではなく、園や学校のプリント、ママ・パパの書類整理にも役立つはず!「学期末は片付ける」などルールを決めれば、収納スペースに困ることも減るでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた有本葉子さんの詳細は以下のリンクからご覧ください。
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