今回習い事スクスクでは、書道のコンクールで日本一に2度輝いたご経験があり、現在は4か所で書道教室を運営されている笹音會書道教室 代表の笹山 紅樹(ささやま こうじゅ)先生に、書道に対する思い、そして今後の展望などを聞かせていただきました!
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目次
今回お話を伺ったのは、板橋区を中心に書道教室を4教室運営されている笹音會書道教室 代表の笹山 紅樹(ささやまこうじゅ)先生です!今回は西高島平にある教室へ訪問をし、インタビューをさせていただきました。
――笹山先生本日はよろしくお願いします!
笹山先生:よろしくお願いします!
撮影:習い事スクスク編集部
――笹山先生が笹音會書道教室を開いたきっかけを教えてください!
笹山先生:はい、私は高島平で育ち、小学生のころに書道を始めて中学三年生のときには書道のコンクールで日本一に2度輝くことができました!
日本一になったことがきっかけで、書道というものが自分にとって大きい存在だと自覚をしました。
大学はそのまま地元の大東文化大学に進学し、いまでは書道学科がありますが、私たちの時代は日本文学科や中国語文学科があり、そこで書道の教員免許が取れる学校でした。
また、私が通っていた当初から書道界の第一人者の先生方が多く集まっており、そこでお世話になっていた先生から、より本格的に書道を学ぶことができました。
そんな中、先生から「書道教室を開いてみたら?」と後押ししていただいたのがきっかけで、大学3年生のときに教室を開校しました。
――すごい受賞歴ですね!そして大学在学中に開校されたことにもビックリです!開校にあたり苦労をされたことは?
笹山先生:そうですね。当時は団地の集会所を教室として使うことが一般的でした。ただ集会所をお借りする場合は住民の要望や推薦がないと借りることができない状況でした。
そんな矢先、団地にゆかりがあり当時大変お世話になった先生からお声がけをいただき、集会所を借りることができ、開校に漕ぎつけました。それがもう40年近く前です(笑)
いまではお陰さまで、板橋区の西高島平と高島平、江東区の門前仲町、江戸川区の小松川の4教室を開校することができ、そこで『3歳から90歳』までの生徒さんを教えるまでの書道教室になりました。
撮影:習い事スクスク編集部
撮影:習い事スクスク編集部
――ありがとうございます!次に笹音會書道教室の特徴をお聞きしたいです!
笹山先生:私の教室は、一人の生徒さんが長く教室に通い続けてくれることが一番の誇りですし特徴だと思います!
ある生徒さんは、10歳頃から通い始めて43歳になったいまでも教室に通い続けてくれています。また、これまでの卒業生は、名簿を見る限り約600名ほどになります。
――卒業生が600名とは驚きました!お稽古を通じてどのようなことを教えられてきたのですか?
笹山先生:たくさんコンクールに出展したり、賞を狙っていくのもよいと思いますが、まずは字を書くことを楽しんでもらいたいです。
そして書道を通じて自信をつけたり支えになるよう、お稽古では書道を楽しんでもらえるように心掛けています。
これからも多くの生徒さんと一緒にたくさん字を書いていきたいですね!
撮影:習い事スクスク編集部
撮影:習い事スクスク編集部
撮影:習い事スクスク編集部
――書道って、他の習い事に比べて「親子で楽しむ」ことができそうですね?
笹山先生:そうなんです!ここ最近は親子で通われる方が増えています。
昔できなかったことを今になって楽しんでいます」って皆さん仰います。
あとはやっぱり一人よりも親子の方が始めやすいところもあると思います。そこで試しにやってみたらハマったお母さんが結構いらっしゃいますね!
――そうなんですね!ちなみに書道経験のない親御さんが始められることも?
笹山先生:もちろんです。比較的多いと思いますよ!
書道を習うことで、美しい字が書けるようになることはもちろんですが、心が落ち着いたり、ストレス解消にもなるのでおすすめです。
撮影:習い事スクスク編集部
――話は変わりますが、書道一筋の笹山先生の趣味を教えてください!
笹山先生:はい(笑)
中学・高校時はテニスをやっていました。あと高校時代はバンドブームだったこともあって音楽もやっていたんですよ!
いまは習い事の一環としてゴスペルを20年以上続けています。30代までは書道一筋の人生だったのですが、主人から「書道以外の違うことをやってみたら?」と言ってもらい始めました。
淡野 保昌(あわの やすまさ)先生という日本のゴスペル第一人者のもと、楽しい仲間に恵まれて続けています!
他にも母が着物の着付けをやっていたので、着付けもときどきしています。
――いろいろと趣味をお持ちなんですね!ちなみに、ゴスペルをやられている笹山先生のお写真があれば拝見したいのですが!
笹山先生:分かりました!この写真は中野ゼロホールでのチャリティーコンサートのときです。
出典:笹山先生より提供
出典:笹山先生より提供
――最後になりますが、今後の思いや展望を聞かせてください!
笹山先生:そうですね~、書道を楽しいと思ってくれる生徒さんをもっとたくさん増やしたいですね。でも生徒さんが増えたとしても私一人では教えられるキャパにも限界があるので、書道を教えることができる『先生』も同時に育てていきたいと思っていますね!
多くのお子さんたちに書道のおもしろさを知ってもらうために、最近はオンラインを活用してお稽古をしている先生も増えてきているようで、皆さんいろいろな手法を駆使して、生徒さんを増やしているみたいです!
また、働きやすい環境を整えたいという点も今後の思いとしてあります!
撮影:習い事スクスク編集部
今回教室に訪問し、実際にお稽古も拝見したのですが、社会人の生徒さんが2人も笹山先生のお手伝いに来られていました。
しかもそのうちの一人は3歳頃から20年ほど通っていたそうです。笹山先生の温かく包み込むような雰囲気がそうさせているのだと思いました。
そして小さな生徒さんたちは楽しそうな表情と真剣な表情を繰り返し、字を書くことの楽しさを編集部スタッフにも教えてくれました。
今回のインタビューを通じて、字を書くことのおもしろさや書道の奥深さを笹山先生と生徒さんたちから教えていただくことができました。
また、自身の教室以外にも、4月から了徳寺大学の非常勤講師としてもご活躍をされているそうです。幅広いご活躍をされている笹山先生のもとで字を書くことの楽しさ、ぜひ皆さまにも味わっていただきたいです!
『笹音會書道教室』への体験・お問い合わせは下記になります。お近くの教室へぜひ♪
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