【2024年】少年野球で人気！ジュニア用バッティンググローブのおすすめ10選と選び方

野球の試合で、バッターが手袋を装着する姿を見たことはありませんか？この手袋は、バッティンググローブ（バッティング手袋）と呼ばれ、バッターの必須アイテムです。まずは、バッティンググローブの必要性と役割を解説していきましょう。

バッティンググローブの主な役割は、グリップ力の向上です。バッティンググローブを装着すると、素手でバットを握るより滑りにくく、強く握りしめられるメリットがあります。

バットをコントロールしやすくなることで、バッティングパフォーマンスの向上にも役立ちます。

バッティンググローブは、手のケガを防ぐ役割もあります。素手でスイングしていると、バットとの間に摩擦が起きてマメができやすく、手の皮がむけてしまうことも珍しくありません。

痛みがあると思うようにバットを振れず、力を発揮できなくなってしまいます。そのような事態を防ぐために、バッティンググローブを装着して手を保護するのです。

バッティンググローブには、いくつか種類があります。ここでは、バッティンググローブの種類について解説していきます。

■天然皮革
羊やヤギの革などが原料となった天然皮革素材のバッティング手袋です。柔らかくて手になじみやすく、素手のような感覚でバットを握れます。

天然皮革素材はプロ野球選手にも愛用されているので、本格的な道具で野球を練習したいジュニアにおすすめ。ただし、水洗いNGなのでお手入れには注意が必要です。

■ポリウレタン（合成皮革）
耐久性と手入れのしやすさが魅力的なポリウレタン（合成皮革）素材は、長持ちするバッティンググローブがほしい人におすすめです。天然布地の上にポリウレタンなどの合成樹脂を塗って作られています。

■シングルベルト
シングルベルトは、手首にベルトが付いたタイプのバッティンググローブです。ベルトが1箇所なので手早く着脱できるのがポイント。太さによって打撃の安定性や衝撃吸収性が変わるので、試着してみるのがおすすめです。

■ダブルベルト
ダブルベルトのバッティンググローブは、手首と手の甲にマジックベルトが付いています。2箇所のベルトで調整できるので、フィット感重視の場合はダブルベルトのバッティンググローブがおすすめです。

高校野球の公式試合では、日本高等学校野球連盟の規則により白または黒一色の手袋しか使用できません。（参照：公益財団法人 日本高等学校野球連盟 2024年度高校野球用具の使用制限 ）

高校生になるまで使いたい場合は、高校野球対応型のバッティンググローブを選びましょう。

バッティンググローブには、片手用と両手用があります。

■片手用
コントロール性を重視するなら、片手用がおすすめです。片手しか覆わないので、素手のような感覚でバットを握れます。素手でバットを握る感覚も重視したいジュニアは片手用のバッティンググローブを選びましょう。

■両手用
グリップ力を高めたいジュニアは、両手用のバッティンググローブがおすすめです。バットをしっかり握れるのでボールに力が伝わりやすくなります。さらに打撃時の衝撃を和らげ、ケガの予防にもつながるのがメリットです。

野球初心者だとバッティンググローブのサイズの測り方やサイズ表記についても、分からないことばかりですよね。サイズ選びはとくに重要なので、ここでしっかり確認しておきましょう。

バッティンググローブのサイズ表記は、2種類あります。ひとつは、1cmピッチのサイズ表記です。ジュニアサイズの多くは、16～21cmの範囲で表記されています。

もうひとつは、S、M、Lのサイズ表記です。一般的にジュニア用のバッティンググローブは、

・JS：16-17cm
・JM：18-19cm
・JL：20-21cm

と表記されている場合が多いようです。

バッティンググローブで表記されている「cm」は、手の厚みを指しています。購入するときは、子どもの手のひらをぐるっと1周測ってからサイズを選びましょう。

親指の付け根から小指の付け根と手首を結んだ先の、手首から3分の1あたりを通ってぐるりと一周した手のひら周りの長さが目安です。

成長期の子どもの手はどんどん大きくなるので、買い替える手間や費用を考えるとつい大きめサイズを選びたくなってしまいますよね。しかし、大きいグローブは手袋の中で手が動いてしまうので、力が入りにくくグリップ力も低下する恐れがあります。

そのため、ジャストサイズか少し小さめ（0.5cm程度）のバッティンググローブを選ぶようにしましょう。同じサイズでもメーカーごとに異なる場合があるので、試着するのがベターです。

ネット購入の場合はレビューを参考にするほか、サイズ交換に対応しているかもチェックしておきましょう。

公式試合に出る場合、バッティンググローブにはさまざまな規定があります。高校生の場合、試合で使える色は白、もしくは黒一色と決められています。

道具に関しては、公式試合だけではなく練習でもルールがある地域やチームも存在するので要注意です。迷った場合は、白か黒を選ぶのがよいでしょう。

バッティンググローブの素材は、主に天然皮革・合成皮革の2種類です。肌なじみのよさやグリップ力を重視したいなら、天然皮革がおすすめ。ただし水洗いができないので、お手入れには注意が必要です。

耐久性と手入れのしやすさを優先する場合は、水洗いできる合成皮革がよいでしょう。手軽にお手入れできて、天然皮革よりもリーズナブルな点が特徴です。

バッティンググローブは、商品によってとベルトの太さやシングル、ダブルなどベルトの本数が異なります。ベルトの太さは安定性や衝撃の吸収性に影響するので、試着して好みのタイプを選びましょう。

また、フィット感やグリップ力を重視したい人はダブルベルトがおすすめ。着脱のしやすさで選ぶならシングルベルトがよいでしょう。

ジュニア用のバッティンググローブは、たくさんのスポーツメーカーから販売されています。ミズノやアンダーアーマー、ゼットなど人気メーカーのバッティンググローブは、高い品質やデザインが魅力です。

それぞれ違った特徴があるのでお子さんの好みに応じて選びましょう。

習い事スクスク編集部にて「ジュニア用バッティンググローブ」の楽天市場レビュー順トップ10の平均価格を調べたところ、3,118円という結果になりました。

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バッティンググローブを長く使うためには、日頃のお手入れが大切です。ポリウレタンなど合成皮革のバッティンググローブは水洗い可能なものがほとんどなので、汚れが気になったら取扱説明書を確認したうえで洗濯しましょう。

一方で、天然皮革で作られたバッティンググローブは、基本的に水洗いできません。汗や雨で濡れてしまった場合は、風通しのよい場所で陰干しをしましょう。

汚れを落とす際は、メーカーから販売されているバッティング手袋専用のクリーナーを使うのがおすすめです。

お子さんの手になじむバッティンググローブを選ぶと、野球のパフォーマンスも上がります。必ず試着をして、お子さんのサイズに合ったバッティンググローブを選んでくださいね。