カンフーは習い事としてなじみが薄いかもしれませんが、じつは競技スポーツとして世界中に普及している武術です。ジャッキー・チェンやブルース・リーのアクション映画でカンフーを知り、そのかっこよさに惹かれて興味をもつ子もいるのではないでしょうか?競技人口が少ないからこそ、目立った特技となりやすくじつは密かに注目されている習い事なのです。そこで今回習い事スクスクでは、カンフーの特徴や習うメリット、練習内容や費用の目安などをまとめてみました!お子さんの習い事にカンフーを検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
カンフーは3歳から習えるところもありますが、一般的には小学生以上からとしている教室がほとんどです。
カンフーは、動作のバリエーションが多く複雑な動きもあります。先生の説明を理解し、指示どおりに動ける年齢になってから始めると、おもしろさを感じられるでしょう。
カンフーは中国武術とも呼ばれ、その種類は400種類近くあると言われています。なかでも代表的なものは長拳・太極拳・南拳です。
アクション映画でよく見られる武術です。蹴り技や跳躍など、スピード感あふれるダイナミックな動きが目を惹きます。
素早く動いてからピタッと止まるといったメリハリある動きも長拳の特徴です。長拳では、剣や槍(やり)、こん棒などの道具を用いることもあります。
南拳は、日本の空手の源流とも言われています。両脚をふんばって拳を力強く突き出す動作が特徴で、跳躍技はほとんどありません。ジャッキー・チェンやブルース・リーが幼いころに学んだ武術でもあります。
カンフーは、長拳のみを教える教室や長拳と南拳の両方を教える教室があります。もしアクロバット性の高い技を習得したいのであれば、長拳を教えてもらえる教室を選ぶと良いでしょう。
太極拳もカンフーの一種で、ゆったりとした伸びやかな動きが特徴です。健康法としても親しまれ、中高年向けに公民館や公園で行われていることもあります。
運動が苦手な子でも気軽に取り組むことができるうえに、健康な身体づくりにも効果的です。
教室により違いはありますが、いわゆる「カンフー教室」では長拳や南拳の稽古が中心です。まずはストレッチやランニングで身体をほぐすことから始まり、蹴りや跳躍の基本動作、ひととおりの型を練習します。
技の習得だけではなく、基礎体力づくりにも力を入れている教室が多いのが特徴です。
長拳のクラスでは、ある程度の年齢になると剣や槍(やり)、こん棒を使った型の練習もあります。
カンフー教室の月謝は、週1回で2,000~5,000円が目安です。そのほかにかかる費用としては、会場使用料やスポーツ障害保険料、発表会への出場代や演舞服代などがあります。
また長拳で道具を使った練習をする場合は、道具代がかかる教室もあります。
カンフーは野球やサッカーといったチームスポーツに比べると、保護者の負担は比較的少なめです。教室への送迎以外には、大会や発表会の際の付き添いなどがあります。
カンフーは武道の一種なので、挨拶や礼儀作法を丁寧に指導されます。教室への出入りに始まり、靴を揃えたり道具を整理整頓したりと、日常生活にも活かされる礼儀作法が身につくでしょう。
カンフーでは、手の指先から足先まで神経を張り巡らせ、美しい型を披露します。よって、習得することで身体のしなやかさや跳躍力、瞬発力が向上するのです。
パワーと柔軟性、どちらも必要とされるスポーツなので、全身をバランス良く鍛えられ、健康な身体づくりにも役立ちます。
カンフーは競技人口が少なく、習っている子供も決して多くはありません。そのため「カンフーを習っている」というと注目されがちです。
人とは少し違った特技があることは、子供にとって自信となり、自己肯定感を高めてくれるでしょう。
心身ともに強くなってほしいと願う親御さんから人気のあるカンフー教室。スクスクユーザーのアンケート調査によると満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんがカンフー教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんにカンフーをやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
カンフーのなかでも太極拳でのケガはほとんどありませんが、長拳や南拳ではケガのリスクがあります。初心者にとって無理のないカリキュラムか、指導者の目配りは十分かを事前に確認しておきましょう。
カンフーは種類が豊富なので、教室を選ぶ際は練習内容を確認することが重要です。アクロバット系の技を学びたいのに南拳メインの教室に入ってしまうと、子供のモチベーションもなかなか上がりません。
教室によって習得できる内容はさまざまなので、必ず見学するか体験レッスンに参加しましょう。
カンフー教室では、子供の安全に配慮した指導が行われています。基本的には型(フォーム)や動きを学び、実際の打撃や組手は段階的に進むため、無理なく安全に練習できます。また、防具を使うカンフー教室もあります。
もちろん子供が初心者でも大丈夫です。多くのカンフー教室では初心者向けのクラスがあり、基本動作から丁寧に指導してもらえます。カンフーは型を重視するため、基礎からしっかりと学べるので、子供がカンフーの経験がなくても安心して始められます。
カンフーは体力を使う武術ですが、子供の体力やペースに合わせた練習が行われます。無理のない範囲で進めるため、運動量が多いと感じても少しずつ慣れていくことができます。
カンフーは武術として自己防衛や礼儀を重んじるものであり、攻撃や暴力を奨励するものではありません。子供たちは、カンフーを通して相手を尊重する精神や自己制御を学ぶのでケンカや暴力に結びつくものではないので安心してください。
多くのカンフー教室では週に1~2回、1時間程度のレッスンが一般的です。頻度は家庭や他の習い事とのバランスを考慮して選ぶことができます。長期的に続けることで着実に子供の能力が上達していきます。
カンフーは身体的な技術だけでなく、精神的な強さや自己制御、礼儀を大切にします。練習を通じて子供たちは忍耐力、集中力、感謝の気持ちを学び、これらは日常生活や学業にも良い影響を与えてくれます。
カンフーは、スポーツが苦手な子や体力にあまり自信がない子でも楽しめます。ほかの子とは違うことをさせてあげたい、子供の新たな可能性を引き出してあげたい場合にはおすすめの習い事です。
もしお近くにカンフー教室を見つけたら、ぜひ見学に行ってみてはいかがでしょうか。
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