相撲は日本の国技であり、子供の習い事としても親しまれているスポーツです。「体格が良くないと不利なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、小柄な子が瞬発力や技を武器に自分より大きな相手に勝つことはよくあります。相撲は全身運動で、練習によりパワーがつくので体力づくりのためにほかの習い事とかけもちで習う子もいるようです。そこで今回習い事スクスクでは、相撲教室の練習内容や子供が習うメリット、費用の目安や教室選びのポイントなどをまとめてみました!お子さんの習い事に相撲を検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
相撲は、早くて年少から入会できる教室があります。しかし、相撲をはじめレスリングや柔道など身体を使って相手と勝負をする習い事は、競技のルールや危険性などを理解できる小学校1年生くらいになってから始める家庭が多いようです。
ちなみに、相撲は女の子でも入会可能です。女の子が試合に出る場合は、Tシャツにスパッツやレギンスを着用したうえで、まわしをつけます。
1996年にアマチュア相撲競技の「女子相撲」が誕生して以来、世界中で相撲に取り組む女性が増えているようです。試合は体重別で行われ「ぶちかまし」や「顔を狙った張り手」の禁止やレオタードを着用してからまわしをつけるなど、男子相撲とは異なるルールがあります。
女子相撲はオリンピックの正式競技採用を目指しているので、未来のオリンピアンを目指して始めてみるのもいいですね。
教室により具体的な練習内容は異なりますが、相撲では準備体操のあとケガ防止のための股割りや四股踏みトレーニング、すり足や突っ張りの練習をするのが一般的です。
ある程度ルールと技術を習得すると、申し合い(実践練習)やぶつかり稽古にも参加できるようになります。
ちなみに、相撲を習っていると耳にするのが「わんぱく相撲大会」です。日本国内200地区(主催青年会議所単位)で予選会が開かれ、全国大会は両国国技館で開催されます。
小学校4年生から6年生までの男の子が参加できる、小学生対象で最大規模の大会です。相撲を習っている子は、このわんぱく相撲で勝ち上がることを目標に練習に励む子も少なくありません。女の子を対象とした「わんぱく相撲女子全国大会」もあります。
相撲の月謝は、週1回で1,000~5,000円が目安です。公園の一角にあるような相撲で開かれる練習は、無料もしくは1回500円程度と安い傾向にあります。
月謝以外にかかる費用としては、入会金やまわし代、スポーツ障害保険料などがあります。
教室によって多少の違いはありますが、相撲では保護者の負担は少なめです。スポーツ少年団の教室に入ると大会時のサポートや送迎などが当番制で回ってくることもありますが、最近はそうした制度を廃止にしている教室も増えているようです。
相撲は全身で相手にぶつかっていく競技なので、かなり体力を使います。ぶつかり稽古をした日などは、ヘトヘトになってしまうでしょう。
しかし、練習を重ねていけば次第に体力もついてきます。体力がつけば厳しい練習も乗り越えられるようになり、日常生活でも疲れにくくなるはずです。
相撲を習うにあたって、股割りのトレーニングは避けて通れません。両脚を大きく開き、身体を前へ倒す股割りは、股関節を柔軟にしてケガを防ぐことが目的です。
股割りの練習に取り組むと身体の柔軟性が高まり、日常生活でもケガのリスクを減らせます。
相撲の試合はほぼ1分以内で終わることが多く、瞬発力が勝負を決めるといっても過言ではない競技です。出遅れたら、一瞬で倒されたり土俵外へ押し出されたりしてしまいます。
強くなるために練習することは、瞬発力を養うことにもつながるのです。
スクスクユーザーのアンケート調査によると相撲教室の満足の理由は、以下のとおりです。
といった意見がありました。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、親御さんが相撲教室を選んだきっかけは以下のとおりです。
スクスクが独自調査したアンケート結果によると、お子さんに相撲をやらせたいと思った理由は以下のとおりです。
子供が相撲で強くなれるかどうかは、本人の努力はもちろん指導者との相性も重要です。まずは子供が楽しく前向きに相撲に取り組めそうか、そしてやる気を引き出すような声かけをしてくれそうかなど、気になることはチェックしておきましょう。
相撲は相手とぶつかり合う競技なので、打ち身やねんざなどケガのリスクはゼロではありません。
なるべくケガをしないよう入念に準備体操をしているか、あまりにも体格や力量に差のある子供同士で取り組みをさせていないかなど、安全面への配慮が感じられるかどうかは事前に確かめておきましょう。
相撲は適切な指導のもとで行われるため、安全に楽しめるスポーツです。小学生向けの相撲では、柔らかい土俵や安全な取り組み方が重視されており、初心者向けに体力に応じた練習が行われます。また、投げ技や押し合いも慎重に指導されるため、ケガのリスクは低く抑えられています。
体格が小さい子供でも問題なく始められます。相撲は技術やバランスが重視されるスポーツであり、体が小さくてもテクニックで十分に対抗できます。また、体力や筋力も練習を重ねることで徐々に身についていきます。
小学生向けの相撲教室では、無理のない範囲で行われます。特に初心者や小さい子供の場合は、基礎体力や礼儀作法、相撲の基本的な動きから丁寧に指導されます。少しずつレベルに応じた稽古を進めていくため、無理なく取り組むことができます。
週に1〜2回の稽古が一般的です。試合が近い場合や大会前には頻度が増えることもありますが、基本的には学業や他の習い事と両立できるようなペースで行われます。
ほとんどの道場では、男女混合で稽古が行われますが、試合などでは年齢や体重別に女子同士の対戦が組まれることもあります。また、全国女子相撲大会など、女子だけの大会も増えてきており、女の子同士での競技の場が提供されています。
子供に体力をつけさせたいと思ったら、相撲はぴったりな習い事です。習い事として取り組む分には身体を大きくする必要もないので、小柄な子でも気にすることはありません。
子供の心も身体も強くたくましく育んでくれる習い事として、ぜひ検討してみてください。
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