新体操は音楽に合わせて美しく演技する、女の子が憧れる競技の一つです。オリンピックの競技を見て感動した親御さん・お子さんも多いのではないでしょうか。しかし、お金がかかりそうというイメージから習わすのを躊躇しているという話も耳にします。そこで今回習い事スクスクでは、新体操教室の特徴やメリット、月謝などをまとめてみました!お子さんの習い事に新体操を検討している親御さんは、参考にしてください。
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目次
新体操はボールやフープなどの手具を使い、音楽に合わせて演技を行います。芸術性を競う採点競技のため、手具を使う技術・身体能力・芸術性が求められます。
新体操と体操はどちらも採点競技ですが、種目や演技のスタイルに大きな違いがあります。
【種目】
新体操:ボール、クラブ、リボン、フープ、ロープ、スティック、リングなどの手具
体操:平均台、ゆか、跳馬、段違い平行棒、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒など
※新体操・体操のどちらも、男女で種目は異なります
【演技のスタイル】
新体操:すべての種目で、音楽に合わせて演技をする
体操:女子種目の「ゆか」のみ、音楽に合わせて演技をする
【求められるもの】
新体操:表現力、芸術性、柔軟性など
体操:技の難易度、技術力、安定感など
新体操を始めるのにおすすめの時期は幼児期(2~4歳頃)~小学校低学年の間だといわれています。
プレゴールデンエイジの幼児期には、柔軟性や身体能力、表現力や協調性などが身につきやすいことから、実際に3~4歳から始められる教室が多いようです。
プレゴールデンエイジとは、神経回路の約80%が形成される成長が著しい時期(4~8歳頃)のことをいいます。この時期に適した運動をすることによって身体能力が高まるため、プレゴールデンエイジの幼児期から始めるのがおすすめです。
一般的に幼少期からスタートするのがよいといわれていますが、小学校中学年以降からスタートしても遅くはありません。
興味を持ったタイミングから始めると上達も早いことが多いので、お子さんが新体操に興味を持ったら、まずは体験レッスンへ行ってみるとよいでしょう。
新体操教室は、基本的に集団レッスンで行われます。他のお子さんと楽しみながら一緒に練習することによって、コミュニケーション能力も育まれていきます。
【手具を使う練習】
新体操では手具(ボール・フープ・リボンなど)の使い方を練習します。手具を使った美しい演技が新体操の魅力でもあるので、この練習は子どもたちにも人気があります。
【音楽に合わせる練習】
新体操では音楽に合わせて演技を行います。リズムに合わせて踊ったり跳ねたりすることで、楽しみながらリズム感を身につけられます。
【マットを使った練習】
新体操では、柔軟性やバランス感覚が重要です。マットを使ってこれらの力を鍛えて新体操の基礎を築いていきます。
・幼少期クラス(3~7歳くらい)
・小学生クラス(7~12歳くらい)
・中高生クラス(12歳~18歳くらい)
・選手育成クラス など
教室によって違いますが、選手を育成するような教室の場合は中高生以降のクラスもあります。新体操選手を目指したいお子さんは、クラスの幅が広い教室に入るのがおすすめです。
新体操教室の月謝は、週1回のレッスンで3,000円~10,000円程度。週2回以上になると割安になる教室が多いようです。また教室によっては、入会金が5,000円~10,000円ほどかかる場合もあります。
【その他にかかる費用】
衣装代:3,000円~6,000円(練習着)
手具代:4,000円~10,000円(手具による)
発表会:7,000円~10,000円(出演料)※衣装代がかかることもあります
その他:遠征費・交通費・宿泊費など
新体操は、月謝以外の出費が比較的多い習い事です。習い始める前に月謝以外の費用についても確認しておきましょう。
保護者の負担といえば、やはり送迎です。新体操教室は教室自体の数が少ないため、遠くまで送迎が必要なケースが多いようです。発表会前などは追加練習も増えるので、できるだけ通いやすい教室を選びましょう。
新体操のパフォーマンスでは体の柔軟性が重要なため、柔軟性を高める練習を繰り返し行います。体が柔らかくなると、将来他のスポーツをしたとしてもケガをしにくくなるなどのメリットもあります。
新体操では音楽に合わせて体を動かすため、自然と表現力や芸術性が身につきます。また、音楽を聴き体を動かすことで、子どもの豊かな感性を育める「情操教育」にも繋がります。
新体操は全身を使って行うため、基本的な運動能力が身につきます。バランス感覚や反射神経、動体視力など他のスポーツにも通じる能力を育んでいけます。また、運動量が多い競技のため体力もつくことから、小学校入学前の準備としてもおすすめです。
お子さんによって新体操を習う目的は違うでしょう。選手を目指したいお子さんもいれば、楽しく体を動かしたいお子さんもいます。教室によって厳しさや雰囲気は違うので、お子さんが新体操を習う目的に合った教室を選びましょう。
先生によって、教室の雰囲気や練習方法は変わってきます。優しい先生もいれば厳しい先生もいるので、お子さんと相性がよい先生がいる教室を選ぶのがおすすめです。入会前に一度体験レッスンへ行き、教室の雰囲気や先生との相性を確認しましょう。
教室によって、設備や練習場の広さは違います。新体操ではリボンやボールを投げたりするので、ある程度の高さも必要です。人数に対して教室が狭いと事故にも繋がるため、設備が整っているかも体験レッスンの際に確認しておきましょう。
新体操は柔軟性や身体能力のほか、表現力やリズム感など子どもの感性も育める習い事です。また集団競技のなかで培ったコミュニケーション能力は、大人になってからもきっと活かされるでしょう。お子さんが新体操に興味を持ったら、一度体験レッスンへ行って気になることを確認してみてはいかがでしょうか。
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