家で遊びながら運動能力アップ!2歳児からできるトレーニングとは

家で遊びながら運動能力アップ!2歳児からできるトレーニングとは

天気が悪くて外遊びが難しいとき、お子さんと家で何をして遊ぶか頭を悩ませた経験はありませんか?できれば家でも思いっきり体を動かして、ぐっすりお昼寝してほしいですよね……。SUKU×SUKU(スクスク)では、子ども運動教室『リトルアスリートクラブ』のブログより、室内で全身を使って遊びながら運動能力アップも期待できる「動物歩き」を紹介します。

習い事スクスク編集部

習い事スクスク編集部

習い事を多く経験してきたメンバーからなる編集チーム。子育てや受験対策、スポ少コーチに奮闘するママ&パパが、本当におすすめしたい習い事のお役立ち情報をお届けします!

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今回教えてくれた人
古山 慶太(こやま けいた)
リトルアスリートクラブ
古山 慶太(こやま けいた)
運動神経を育む子ども運動教室「リトルアスリートクラブ」チーフトレーナー。 東京都出身。一般社団法人子ども運動指導技能協会(CATEA)理事。健康運動実践指導者。子どもの運動指導における20年を超える実績を持つ。器械体操(マット運動・跳び箱・鉄棒など)、縄跳び、ボール運動、かけっこ、基礎体力養成など幅広い分野において、専門的でありながら、子どもにもわかりやすい指導で定評がある。
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目次

体を使う幼児期の遊びは、体力・運動能力の基盤になる

文部科学省によれば、子どもは3~4歳頃になると基本的な動きが未熟な初期の段階から、日常生活や体を使った遊びの経験をもとに、次第に動き方が上手にできるようになっていく時期である、とされています。(引⽤:幼児期運動指針

 

身体能力が著しく発達する時期に、走ったりジャンプしたりと全身を使う遊びを積極的に経験することは、子どもにとって重要です。

 

なぜなら遊びながら全身の使い方を覚えていくことで、無駄な力が抜け、動作がなめらかになっていくからです。また心肺機能の向上や肥満防止にもつながり、健康な体作りにも役立ちます。

かわいいネーミングが子ども心をそそる!運動能力を育む「動物歩き」

体力があり余っている子どもには、家でも体を思いっきり動かして遊ばせてあげたいですよね。
古山さんがおすすめするのは、2歳児でもできる動物の名前が付いたトレーニングです。

 

特別な道具を用意しなくても、家で簡単に運動できますよ!

腕の支持力が付く!クマ歩き

腕の支持力は、マット・跳び箱・鉄棒などを行うときに必要です。支持力が弱いと体を支えきれず、頭や顔、歯をケガすることも。将来、体育の授業などを安全に楽しめるよう、小さいうちから支持力を付けておくと安心です。

 

古山さんによれば、子どもの支持力を鍛えるのに役立つのは「クマ歩き」だそう。最近運動不足のママ・パパも、ぜひお子さんと一緒にチャレンジしてみてください!

 

1.よつんばいの姿勢になる。

2.肘と膝が床につかないように体を浮かせ、手のひらと足を使って歩く。

 

前に進めたら次は後ろに進んでみたり、ふとんで山を作って山越えコースに挑戦したりと、遊び方はいろいろ。どんなコースを作るか、子どもと一緒に考えるのも楽しいですよね。

古山さん

古山さん

前向きだと、山の下り坂がキツくなります。後ろ向きだと、上り坂がキツくなります。大人がやってもキツいのに、子どもたちは難易度が高いのを好みます。
 

楽しみながら力をつけていくと、もっと大きな山も乗り越えられそうですね!!

さらにレベルアップ!マットを踏まないクマ歩き

クマ歩きがすんなりできるようになったら、レベルアップに挑戦しましょう。

 

次に古山さんがおすすめするのは、床に敷いたバスタオルやふとんを踏まないように移動するクマ歩きです。
3パターン紹介します。

 

1.敷いたタオルに対して体を垂直にし、腕立て伏せのような体勢をとり、そのまま横向きに移動する。

 

2.クマ歩きの体勢から、床に敷いたタオルをまたぐように足だけ大きく広げる。そのまま前に進む。

 

3.2の体勢で、「手」「足」「手」「足」とカエルのリズムで前に進む。

古山さん

古山さん

身長も関係しますが、年中・年長クラスのお子さんならできるかもしれません。これは手足の力や体幹が鍛えられます。
 

でもそれ以上にメンタル!
 

難しそうなことができちゃうと自信にもつながります。そうして、初めての課題にも意欲的に取り組んでいってほしいですね!

体幹が弱いとケンケンができなかったり、フラフラして片足立ちができなかったりすることもあるそうです。

 

また同じ姿勢を保つ力も弱いため、小学校に行ってから集中して授業を受けるのに苦労する場合も……。未就学児のうちから体をしっかり動かして、体幹を鍛えておきたいですね。

前転がすんなりできるように!キリン歩き

前転を成功させるためには、キリン歩きの練習が効果的だと古山さんはおっしゃいます。

古山さん

古山さん

前転では、なるべく後頭部側をマットに付けて回るのが最初の課題です。お尻が上がれば、頭の後ろを付けて回りやすくなります。

頭頂部をマットに付けて前転すると、首を痛めてしまう可能性もあります。後頭部を付けて回れるように、まずはキリン歩きでお尻を高く上げる練習をすることが大切なのだそう。
キリン歩きのやり方を紹介します。

 

1.肘と膝を浮かせたよつんばいの状態から手と足の距離を近づけて、お尻を高く上げます。

2.なるべく膝をまっすぐに伸ばして、前へ進みましょう。

 

さらに、前転したあとスムーズに起き上がるためには「お尻歩き」がよいのだそう。お尻歩きは、足を伸ばして座り、手で床を押しながらお尻を使って前に進みます。
この動きがスムーズにできると、前転したあと手の力で体を起こす力が付くそうです。

古山さん

古山さん

マットで子どもたちが最初に挑戦する体育種目は、前転(でんぐり返し)でしょう。これが上手にできたらうれしいですよね。
成功させるためにも、動物歩きを練習するのがおすすめです!

まとめ

未就学児でも簡単にできる運動を、子ども運動教室「リトルアスリートクラブ」のブログからご紹介しました。

 

小学校に行く前から体をしっかり動かしておくことで、体育の授業が楽しみになり、チャレンジ精神や自信も身につきます。

 

ママ・パパのシェイプアップも期待できる動物歩き!ぜひ家での遊びに取り入れてみてはいかがでしょうか。

今回取材にご協力いただいた教室

今回、取材にご協力いただいたリトルアスリートクラブの詳細は以下のリンクからご覧ください。
リトルアスリートクラブ:運動神経や運動あそびに関するブログ

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