こどもの学びの機会を作る/ 体験しながら「コミュニケーション力」と「教養」を身につける英語教育
コロナ禍でこどもたちの「体験」の機会が減っています。そこで瀧井パーティでは、10月の週末に生駒山麓ふれあいセンターの野外活動センターで「キャンプファイヤー+歌と劇発表」というイベントを開催しました。
幼児と小学生は、英語の歌とマザーグースを発表。中高大生は「Thunder Boy(へそもち)」 を英語と日本語で発表しました。
そしてそのあと、みんなが楽しみにしていたキャンプファイヤー! 高校生や大学生にとっても、自分たちでファイヤーキープを運営するのは初体験でした。キャンプソングやゲームをして楽しんだり、歌ったり。「火は熱い!」「火って赤いわ。」「『Snow Daughter(ゆきむすめ)』のお話にでてきた。」「日本神話の『The Birth of Land(国生み)』や、ギリシア神話の『Prometheus and the Gift of Fire(プロメテウスの火)のお話にも火がでてきた!」などと間近に火を体験しながら、英語劇で経験してきた世界の物語を思い出していました。
世界の文学を幼い頃から知ることで、ラボでは知らず知らずのうちに「教養」を身につけることができます。そのことは将来、人間としての大きな栄養となることでしょう。また、縦長異年齢での活動は「コミュニケーション力」も育てます。
コロナ禍で子どもの体験の場が減っていますが、工夫してこのような子どもの学びの機会を失わないようにしたいと思います。今回のこの体験がまた、こどもたちの糧になりますように。