2024年1月パーティだより
12月16日(土)愛三会館にて発表会を終えました。
最後の最後まで、表現したいことが子どもたちから出てきて、当日はどうなっているのかなと、ハラハラしていました。
一般的な演劇とラボパーティのテーマ活動の違いは、演出家がいないことです。
子どもたちが物語を聴いて、それをどう表現したいかを話し合って決めていく。
だから、子どもたちが物語を聴いて意見を言わないことには進んでいきません。
取り組み始めは、子ども一人ひとりのCDの聞き込みにばらつきがあります。たくさん聞いている子は気づきが多く、意見も言いたくなります。
そうでない子はそれを聞いて、聞きたくなり、徐々に聞き込みが追い付いていくと、皆が表現したいことが出てきます。
ですから、最後の最後に表現が変わることも・・・。
それでちゃんと発表できるの?と思われるかもしれませんが、形ではなく表現したいものが皆でわかっていればできてしまうのです。
それは、きちんとそろった形ではないかもしれません。
でも、大事なのはきれいさではなくて、子どもたちがたくさん聞いて、みんなで考えてきたことを思いっきり表現することなのです。
10月から約2か月半「太陽へ飛ぶ矢」に取り組んだのですが、こうして取り組んだお話、また、その中で使われていることばは(英語・日本語)深く子どもたちの心の中に残っていきます。
子どもたちに日本語の文章を書かせると、本当に表現が上手いなと感心することが多くあります。
また、英語での短い分を書かせる時、日本語⇒英語という単純な作業ではなくて、どうしたらこういう気持ちを伝えられるかなというのを、考えている様子が見られることがあり、使う「ことば」選びに気を使っていんだということに気づかされます。
これは英語や日本語を学んでいるからだけではなくて、
「この子に、この人にどうし言ったら伝わるか」を考える環境があるからこそだと思っています。
だから、翻訳機が進化して英語を身につける必要はなくなるかも、なんて聞きますが、そんな単純なことではないのですよね。
さて、子どもたちそれぞれに頑張って、みんなで力を合わせて一つの物語を表現できたことは自信になったようです。
また、他の教室の発表を見たことで刺激を受けて、新たな目標もできたようです。
次は春の発表会!
子どもたちの成長を楽しみにしています。
◊◦◊◦◊◦2024年1月以降の予定◦◊◦◊◦◊
・高校生広場第2回 1月14日(日)
・高校生広場第3回 1月28日(日)
・国際交流親子オリエンテーション 2月4日(日)
・高校生広場第4回 2月18日(日)
・高校生広場第5回 2月23日(祝)
・全国わかものフェスティバル 2月25日(日)
・高校生広場第6回 3月3日(日)
・高校生広場第5回 2月23日(祝)
・中高大生フェスティバル 3月17日(祝)
・スプリングキャンプ1班3/25~、2班3/28~
・国際交流のつどい 4月28日(日)
*2024年参加者、小4以上はご参加ください。