漫画(マンガ)家は、いつの時代も子どもが憧れる職業のひとつです。しかし、自分の子どもが「漫画家になりたい」と言い出したら、ママ・パパは一瞬戸惑うのではないでしょうか。最近は漫画やイラストを学べる教室もありますが、どうせ学ぶなら漫画より勉強をがんばってほしいと思うかもしれません。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、愛知県名古屋市にある漫画教室『田中漫画学院』を運営する樵雲学園のブログに注目!子どもが漫画教室に通うメリットと、漫画家になりたい子どもに必要なアドバイスを紹介します。
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2021年11月に進研ゼミ小学講座が実施したアンケート「小学生がなりたい職業」によると、第一位のYouTuberと僅差で『漫画家・イラストレーター・アニメーター』が第二位でした。また、男女別ランキングの女の子編では第一位です。
最近は家で過ごす時間が増え、PCやテレビ、漫画が子どもたちにとって、より身近な娯楽になったからかもしれませんね。そのような背景もあり漫画家を目指す子どもが増えている今、漫画教室が注目を集めているそうです。
しかしママ・パパ世代にとって、漫画はあまり身近な習い事ではなく、教室に通わせることに不安があるかもしれません。漫画教室に通うとどのようなことが身につくのか、田中漫画学院のブログでは次のように解説されていました。
自己流の絵は、得意なものばかり描いてしまうのでスキルが偏りがちだとブログでは解説されています。漫画教室では、人物なら全身を描く必要があるのはもちろん、背景や小物なども描かなければいけないので、必然的に絵のスキルが上がるそうです。
田中漫画学院
多くの子どもの場合、同じ方向の顔しか描けなかったり、バランスよく体や背景を描けなかったりと、漫画を描くうえで必要なスキルが備わっていないことがよくあります。
漫画教室では、まず子どもの画力を確認し、どのようなスキルが不足しているかを見極めての指導が可能です。基本と言える「画力アップ」が、教室に通う一番のメリットと言えるでしょう。
漫画教室では絵を描くだけではなく、ストーリーを作ることも必要です。起承転結のストーリーを考える必要があり、物語を「書く力」が求められます。
田中漫画学院
漫画を描く子どものなかには、全体の構成がイマイチで内容がつまらないことに悩む子もいます。
しかし、漫画教室に通えばストーリーの組み立て方から指導してもらうことが可能です。おもしろい物語を作るためには「プロット※」が上手に作れるかが重要になります。
そしてプロットをうまく作るためには、文章力も必要です。漫画教室ではプロットを作るための文章力も学べるので、結果的に国語力が身につくのだそう。
※プロットとは、あらすじや登場人物の設定など漫画制作をする前段階のメモ書き
田中漫画学院
子どもが1人で漫画を描いていても、ストーリーやプロットの中にどのような問題があるのか、気づくのは難しいものです。
漫画教室なら、講師から自分の作品の問題点や改善するとよくなる点を指導してもらえますよ。
宿題はそっちのけで子どもが漫画を描く姿を見て、イライラしてしまうママ・パパは多いのではないでしょうか。しかし漫画教室に行けば、そのような悩みから解放されるかもしれません。
田中漫画学院
漫画教室では長々と描くのではなく、限られた時間内で作品を仕上げることが求められます。決められた時間で漫画を描くようになった子どもは、家でも時間を意識して生活できるようになるでしょう。
家でも勉強を1時間やったら、漫画を描く時間も1時間というように決めてしまうのも効果的なのだそう。この方法なら集中力も身につき、宿題をする時間も確保できそうですよね。
田中漫画学院
教室で時間を区切って描くだけではなく、家庭でも時間を決めてしまうことで、子どもが勉強をする時間を確保できます。最初から描く時間が決まっていたら、気持ちを切り替えて勉強にも取り組みやすくなるでしょう。
漫画を描き続けていると、次第に読んだ人の感想がほしくなるかもしれません。漫画教室なら自分の作品を読んでもらえるのはもちろん、仲間の作品も読めるので子どもにとってよい刺激になるそうです。
田中漫画学院
自分の作品を1人で読んでいるだけでは、どのように改善すればよいか分からず、行きづまってしまうことがあります。他の子どもが描いた作品を読む機会があれば、自分との構成力や画力の差などを認識し、新たな課題を見つけられます。
また「漫画好きな子」はたくさんいても「漫画を描くことが好きな子」は、身近にいない場合もあるでしょう。学校とは別の場所で自分が好きなものを語れる仲間がいることは、子どもの心を満たすために大切かもしれませんね。
将来漫画家になりたいのなら、小・中学生からでも準備できることはたくさんあるのだそう。
たとえば日常のできごとを絵や文字で書き留めておくことは、漫画のストーリーを考えるのに役立つそうです。学生時代に心に残った体験などは、のちによい作品を生み出すための材料となるのだとか。
田中漫画学院
お子さんに日記を付ける習慣を身につけさせるのがおすすめです。ポイントは、状況や感情を細かく記しておくこと。あとで読み返しても分かるようにしておきましょう。
漫画を描くときは、恋愛系やファンタジー系など子どもがよく読むジャンルから描き始めるのがよいと、ブログ内では語られています。よく読むジャンルは、自分に合っている可能性が高いそうですよ。
田中漫画学院
それぞれのジャンルで絵柄の傾向も変わってきますので、自分が選んだジャンルの漫画をたくさん読み、絵柄を研究するのも大切です。まずは模写から始めるのもよいでしょう。
漫画をひとつ完成させるのは、子どもにとって膨大な時間と労力がかかります。しかし学生のうちに漫画をひとつ完成させておくことで、得られるものは多いそうです。
田中漫画学院
ページ数が少なくても問題ありませんから、まずは漫画をひとつ完成させてみましょう!最後まで描き切ることが大切で、このときの達成感や成功体験は自信になります。
描き終わったら読み返し、次回作に向けて改善したい点を挙げておくのも重要ですよ。
漫画を描くうえで、読者の反応はやはり気になるもの。自分の作品に対する感想は、子どもにとってその後のモチベーションやスキルに影響を与えるでしょう。
田中漫画学院
ただしあまり厳しいアドバイスは、子どもが今後漫画を読まれるのを嫌がる可能性があります。家族はあくまでも誉めることをメインにし、気になる点があれば伝える程度がおすすめです。
友達や家族以外に自分の漫画を読んでもらう方法として、SNSや漫画に特化したサイトに投稿したり、小・中学生向けの漫画・イラストサイトに応募したりするのもよいのだそう。
周りからの率直な意見を聞くことでスキルアップに役立つのと同時に、出版社の目に留まる可能性もあるそうです。
田中漫画学院
ただし、SNSでは誹謗中傷といったトラブルも絶えないため、保護者の方のアカウントで投稿したり、お子さんのSNSをチェックしたりしてトラブルに巻き込まれないようサポートをしてあげましょう。
漠然と漫画を描くよりも、コンテストに応募するという目標を持つほうが、丁寧によいものを作ろうとするため、技術が向上します。
画力だけではなく、文章力や構成力まで磨くことができる漫画教室。想像していたよりも奥が深く、驚いたママ・パパもいるのではないでしょうか。
たとえ将来の職業に結びつかなかったとしても、漫画が描けることはすばらしい特技になります。子どもの熱意を応援しようと思ったときは、ぜひ漫画教室を検討してみてくださいね。
画像提供:樵雲学園 田中漫画学院
今回、取材にご協力いただいた『樵雲学園 田中漫画学院』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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