転勤族の悩みのひとつに「子どもの習い事」があります。辞令が出たら辞めなければならないので、習い事に対して慎重になるママパパは多いのではないでしょうか。とはいえ、転勤を理由に習い事の機会をあきらめるのはもったいないような気もするし、悩ましいですよね。そこで今回習い事スクスクは、全国転勤を繰り返しながら2人のお子さんを育てる転勤ユ子さんのブログ『子楽育てな日々』に注目!転勤族でも続けやすい習い事選びのポイントについて紹介します。
※本ページはプロモーションが含まれます
目次
お子さんが生まれて以来、6年の間に3回転勤を経験しているユ子さん。異動のペースはある程度決まっているものの全国転勤で、その行き先は主要都市とは限らないそうです。
そうなると、習い事選びで重視するのは「どんな土地でも続けやすいこと」だと仰るユ子さん。これまでの実体験をもとに、転勤族が習い事を選ぶときの3つのポイントをブログで紹介しています。
お子さんに英語を習わせていたユ子さん。しかし、年少から年中に上がるタイミングで転勤があったそうです。
このとき全国展開の教室に通っていたことで、引っ越し先にも通える教室があり英語を続けられたと仰います。
ユ子さん
転勤の内示が出てから、すぐに教室の先生に連絡しました。それから先生が転勤先にある教室を探してくれて、変更手続きの書類も用意してくれたのでとてもスムーズでした。
カリキュラムも同じなので、転校しても学ぶ内容は変わらないのも魅力です。
全国展開している教室は、子どもの転校手続きに慣れているところが多いそう。引き継ぎも大変スムーズで、転勤族にはありがたいとユ子さんは仰います。
習い事を始めるときは、全国にどのくらい教室があるかチェックするとよさそうです。
英語のほかにスイミングも習わせていたと仰るユ子さん。スイミングは全国展開の教室ではなかったそうですが、個人競技だったことが転勤先でも役立ったと仰います。
ユ子さん
通っていた教室では数カ月に1回検定試験がありました。何ができてどのくらい泳げるか細かく書かれた記録用紙があったので、転勤先の教室で子どもの能力を示すのに役立ちました。
個人競技のスポーツだと本人の能力が記録されている場合が多いので、転校しても情報が提示できればスムーズに再開できますよ!
もし検定試験がない習い事でも、現在のレベルや状況が分かりやすく伝えられれば問題ないでしょう。
スイミングやピアノ、柔道など個人競技の習い事は、チームプレイの習い事より子どもの能力を正確に引き継ぎしやすいのが転勤族にとってメリットになるようです。
新しい場所になじむまで時間がかかる子の場合は「オンライン教室」や「通信教材」を活用した習い事もよいですね。
ユ子さん曰く、学習系の習い事がメインになるものの転勤の度に手続きする手間がなく、簡単に継続しやすいのが魅力だそうです。
ユ子さん
オンライン教室や通信教材は転勤族ママの利用率が高く、人気です。
ただしオンライン教室の場合は、引っ越しシーズンの転勤だとインターネット回線の開通手続きが混みあいます。
なかなか再開できないケースもあるので要注意です!
実際にユ子さんも、引っ越ししてからインターネットが開通するまで2カ月かかった経験があるそうです。引っ越す時期によっては、一時的に休止せざるを得ない場合もあることを考慮しておきましょう。
「全国展開していること」「個人競技であること」など、転勤族でも続けやすい習い事に取り組んできたユ子さん。それらの条件を満たしていたとしても、続けることにこだわりすぎると親子共々疲れてしまうので要注意だとアドバイスしています。
ユ子さん
英会話教室は全国展開していましたが、家からの距離はいままでより遠くなりました。さらに、少人数のため開講日が少なく、振り替えにも苦労しました。
全国展開の教室でも、家の近くにあったり通いやすい時間に開講していたりするとは限りません。
最近は、習い事もそのときのライフスタイルに合わせて柔軟に考えればよいかなと思うようになりました。
子どもにとっては、新しい園や学校に慣れるだけでも大変です。学校以外の居場所があることは大きなメリットですが、継続させることが目的になるのではなく子どもが楽しんで取り組めることを大切にしたいですね。
転勤族でも習い事選びのポイントをおさえれば、新天地でもスムーズに続けられます。ただし新しい生活に慣れるまでは、いったん休止するなど子どもの様子を見ながら取り組むのがポイントです。
転勤族だからといってあきらめず、子どもが楽しめる習い事をぜひ見つけてあげてください。
今回取材にご協力いただいた、転勤ユ子さんの詳細は以下のリンクからご覧ください。
当記事の情報は記事の公開日もしくは最終更新日時点の情報となります