夏休みが終わってから、なんとなく体がだるくて食欲もない。こんな症状に悩まされていませんか?もしかしたら、夏バテならぬ「秋バテ」に陥っているのかもしれません。最近は夏と秋の気温差が大きいため体に負担がかかり、大人も子どもも秋に不調を感じる人が増えているようです。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)は、重ね煮で体質改善を教えている『重ね煮アカデミー Megu’s natural kitchen』を主宰する田島さんのブログに注目!秋バテの原因や食事での改善方法について紹介します。
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目次
季節の変化に体がついていけないことで起こる秋バテ。田島さん曰く、夏休みが終わったあと次のような症状が続いていたら、秋バテの可能性があるそうです。
田島さん
秋バテの代表的な症状には、
・肩がこる
・食欲がない
・疲れやすい
・なんとなくだるい
・胃もたれを感じる
・朝すっきり起きられない
などが挙げられます。休み明けのお子さんがダラダラしていて元気がない場合も、ただ怠けているわけではないのかもしれません。
子どもがダラダラしていると「夏休みボケ」だと判断してしまいがちですが、じつは大人が思っているより体がつらいのかもしれません。
田島さん曰く、秋バテには明確な原因があり事前に予防もできるのだそう。この機会に原因を知って、秋バテ対策をとっておきましょう!
秋バテの原因はただひとつ「季節の変化に体が追いついていないから」だと仰る田島さん。
気温も湿度も下がりつつあるのに、夏と同じ服装や食生活などをしていると体調を崩しやすいそうです。
田島さん
夏から秋への移り変わりで気をつけたいのは「冷え」と「乾燥」です。とくに次のような食生活をしている人は、要注意ですよ。
・冷たい麺類を食べていませんか?
・冷たい飲み物を飲んでいませんか?
・果物たっぷりの朝ご飯を食べていませんか?
・トマトやきゅうりの生野菜を毎日食べていませんか?
このなかで該当するものがあれば、秋の食事に切り替えていってくださいね。
季節に合わせた食材と食事法を意識することで、秋バテは防げると仰る田島さん。これを「食養生」と言うそうです。
ちなみに「秋の食事」に切り替えるにはどうすればよいか、田島さんはブログ内で次のように紹介しています。
秋の食事では「糖質」を摂ることが大切だと田島さんは仰います。とくにさつまいもやじゃがいも、新米や新豆などを食べるのがおすすめだそうです。
田島さん
糖質には、体の内側と外側から乾燥を防いで潤いを保つ効果があります。糖質を含む食材のなかでも穀物やいも類は、夏の暑さで疲れた体を癒やしてくれる力もあるのです。
この時期に糖質制限ダイエットをしたら、秋バテが進むどころか体中カサカサになってしまうので気を付けてくださいね。
なんだか疲れているな、食欲がないなと感じたときは休息も大切ですが、体の中から改善することも意識したいですね。
しかし、あまりにも疲れていると料理すらおっくうになるかもしれません。そこで田島さんは、簡単につくれて秋バテに効く料理をブログ内で紹介しています。
田島さん
野菜を皮ごとたっぷり使って「重ね煮」した味噌汁をぜひつくってみてください。だしは使わず、具材と味噌、少しの水分だけで完成します。野菜の甘みとうまみだけで、十分おいしさを感じられますよ。
ちなみに重ね煮とは、鍋の一番下から、
・きのこ・こんにゃく
・海藻類
・葉野菜
・いも類
・根菜
・味噌、豆腐などの加工品
・魚・肉
の順番に重ねて、少しの水で蒸し煮することです。
関東では「重ね煮アカデミー」という料理教室を主宰している田島さん。上記の順番どおりに食材を入れることで素材の調和がとれ、重ね煮ならではの優しい味に仕上がるのだそう。
重ね煮の味噌汁は、皮を剥かないのでそこまで手間もかかりません。具だくさんにすれば、おかずが少なくても満足感があります。
家族や自分が疲れていると感じたときは、ぜひ重ね煮した味噌汁をつくってみてくださいね。
せっかくの過ごしやすい気候を秋バテで楽しめないのは、もったいないですよね。なんとなく体の調子が悪いと感じたら、まずは食生活を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
旬の食材をたっぷり摂り入れて、季節の変わり目を元気に乗り越えましょう!
今回、取材にご協力いただいた『重ね煮アカデミー』の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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