子どもが習い事を始めるときに悩む方も多い送迎問題。共働きのため平日の送迎ができない、兄弟がいてスケジュールが大変というママパパも多いのではないでしょうか。そこで今回SUKU×SUKU(スクスク)では、フルタイムで働くママ・平野さんが書く『yunko blog』に注目!小学2年生のお子さんが1人でスイミングスクールへ通えるようになるまで準備したものや失敗談などを紹介します。
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目次
平野さんの家庭は、共働き&ママパパともに両親は遠方。そのため習い事の送迎は、自分たちで協力して行わなくてはなりませんでした。
平野さん
平日は仕事のため、習い事は土日に集中してしまいスケジュール管理が大変でした。
また、土日の予定が長男の習い事で埋まってしまうため、下の子の習い事が始められないことや、土日にゆっくりできないことも悩みの種でした。
ところがお子さんが小学校2年生のとき、土日に通っていたスイミングを平日に変更しなければならなくなったのだそう。平日では送迎ができない平野さんは、お子さんが1人でスイミングスクールへ通えるように、1カ月ほどかけて準備をしたそうです。
学童から一人で帰宅をしたことがなかった平野さんのお子さん。まずは家まで1人で帰れるようにしなくてはなりませんでした。
スイミングスクールへ通うためには、スクールバスに間に合うように家を出て、バス停まで行かなければなりません。
平野さん
テレビやYouTubeに夢中になり、バスの時間に間に合わなくなることが一番心配でした。
スイミングの帰りは、各バス停を回るスクールバスから、自分が降りるべきバス停でちゃんと降りられるかが心配だったのだそう。
平野さん
お友達とのおしゃべりに夢中になりバスを降りそびれないかが、めちゃくちゃ心配でした。
またバスを降りたあと、真っすぐ自宅へ帰ってお留守番をしなければならないことも不安要素の一つだったと、ブログで語られています。
次に平野さんは、不安要素を解決するための準備を始めたのだそう。
鍵をそのままぶら下げていたら家に誰もいないことが分かってしまうため、平野さんは鍵が隠れるタイプのキーケースを準備しました。
平野さん
キーリール付きで鍵が伸びるので、鍵穴も回しやすいですよ。
出発時間を声で教えてくれるキッズ携帯も用意した平野さん。この機能のおかげで、一番心配していた「バスの乗り遅れ」を防ぐことができたそうです。
平野さん
SMSメールも便利で、私の帰りが遅くなりそうなときに使っています。
さらに平野さんは、スイミングスクールへ行き、不安な点を全部相談したといいます。
平野さん
「1人通い」ができるものか聞きに行くと、これらのことをしてくれることが分かり安心できました。
・子どもの入館、退館時にメールで知らせてくれる
・初回のみ親も一緒にバスに乗れる
・帰りは降り忘れのないよう、バスの運転手さんが声をかけてくれる
またスイミングの日は学童へは行かず、学校から集団下校をすることにしたお子さん。最初はとても心配されていた平野さんですが、こうして一つひとつ準備を重ねていくことで、不安だったこともすべて解決されたそうですよ。
平野さんは、習い事の持ち物はお子さん自身で支度をすることをおすすめされています。
平野さん
持ち物をしっかり把握できるように、バッグの中身は自分で用意させました。
持ち物を把握できていないと忘れ物をしますよね。普段から忘れ物が多い子なので、これは徹底しました!
お子さんが安心できるよう、慣れるまでは付き添いをしたという平野さん。仕事を休むか早退をしなければいけないため、パパと交代で行かれたそうです。
平野さん
3度付き添ったら「もう1人で通えると思う」と大丈夫そうでした。実際に通ってみると、同じ学校のお友達が結構いて安心したようです。
1人で通えるようになったあと、ちょっとした失敗もあったのだそう。参考になればと、平野さんはブログで実際にあったエピソードを語られています。
平野さん
1人で行くようになった初日にゴーグルを忘れ、そのまま失くしました……。名前は書いてあったのですが、戻ってきていません。
平野さん
スクールから、下着とズボンがなくなりタオルを巻いて帰ったという連絡がありました。
なんで?脱いだ下着どこにやったの?……パンツなしで帰ってきました。
平野さん
バスカードはバスで見つかりましたが、スクールへ入館するときのカードは失くなったまま3カ月経過しました。再発行をしないといけません。
平野さん
雨の日あるあるです。傘の柄にドラゴンボールのシールをたくさん貼っていたので、これは忘れ物の中からすぐ見つかりました。
平野さん
「バスに乗っていた友達とバッグが入れ替わり、鍵がなくて家に帰れない」と連絡がありました。携帯は手に持っていたようで、本当によかったです。
妹がいる保育園へ連絡し、事情を説明して待たせてもらえました。
なかにはヒヤッとする失敗もありますが、失敗はすべて成功の元!1人で通い、このような経験をすることで平野さんのお子さんも大きく成長されたでしょうね。
平野さん
いざ始めてみるとトラブルは起きます。スイミングスクールから電話があったのは合計3回です(笑)。
失敗を経験しながらも、いまは立派に1人で通えるようになりました。そして小学校3年生の現在は、ヤマハも1人で通えるようになりましたよ。
習い事へ1人で通い始めるときは、お子さんもママパパも心配なことばかりだと思います。ですが平野さんのように一つずつ準備を行い、お子さんの不安も取り除いてあげることで1人で通えるようになるかもしれません。習い事の送迎で悩まれている方はぜひ参考にしてくださいね。
今回、取材にご協力いただいた平野憂子さんの詳細は以下のリンクからご覧ください。
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