もうすぐ新学期、習い事を検討している親御さんが多いかと思います。しかし、ママパパのやらせたいことを優先するあまり、お子さんの気持ちがついて来ていないことも。そうした親子間でのギャップは英語教室にもよくあるそうです。埼玉県本庄市にあるマミーキッズ英語教室の金子先生が日々発信されているブログから、先生ご自身の体験談をご紹介します。
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目次
「子どもに何か習い事をやらせたいな」と考える親御さんはとても多く、昔と比べて小さいときから英語などの習い事に通うお子さんも多いかと思います。
しかし、小学生以下を対象としたベネッセの調査によると、2割強のお子さんは1年未満で習い事を辞めてしまっているようです。スクスクが注目したのはその理由。24.4%の方が「子どもと習いごととの相性」が原因で辞めたと回答しています。
(出典:2年未満で習い事をやめる理由は「お子さまと習い事の相性」)
埼玉県本庄市にあるマミーキッズ英語教室の金子真美先生は、ご自身のブログで「あえて、入会を見送ることをお勧めすることもある」と語っています。
金子先生
英語を習わせたい親御さんと、子どもの気持ちにギャップを感じた時には親御さんに見送る提案をします。
親子の信頼関係を失ってほしくないからという理由からあえて入会を見送ることをお勧めします。
小学生ともなると、子どもに早く英語を習わせなきゃ!と焦る気持ちもありますよね。
ですが、お子さん1人1人興味はさまざま。
金子先生曰く「英語を早くから楽しめる子もいれば『その時』がまだの子もいます。」とのこと。
「経験上、ママが前のめりすぎて嫌がるお子さんを引きずって連れてきても、嫌々習う英語はまず身につかない。それどころか、英語が嫌いになってしまいます。」と金子先生はおっしゃいます。
今回、子どもに英語を習わせたい!というご自分の気持ちを抑え、お子さんの気持ちを優先して、ご入会を見送る決断をされたとのやり取りをブログで紹介しています。
Aさんは、先生のブログを見て興味を持ったそうで小学校低学年のBちゃんを連れて体験に来たそうです。
そのときの印象を金子先生はこう振り返ります。
金子先生
Bちゃんは、一人での体験ということもあってか、ちょっぴり元気がなく、英語よりも違うことに興味がありそうでした。
そしてそんなBちゃんの様子を見て、こう思ったそうです。「この子にとって、英語を習うのは『今』じゃないのでは?」
そのように感じたため、Aさんにはもう少し様子を見るように提案。そして、いま大切な事は「母語である日本語を豊かにしてあげること」ということもお伝えしたそうです。
そんなやり取りがあってから数か月。その後どうされたかなと思っていたところ、Aさんの方から連絡があったようで、今回許可をもらいその時のやり取りを見せていただきました。
画像提供:マミーキッズ英語教室
画像提供:マミーキッズ英語教室
Aさんの文面から、お子さんに英語を習わせるかどうかとても悩んだことが窺えます。
「大切なお子さんの気持ちを優先されたのは、本当に素晴らしい決断だったと思います。」と金子先生。
金子先生
ママたちは普段、お子さんの気持ちを尊重していらっしゃいます。
しかし、こと教育になると、ご自分の考えを押し付けがちです。お子さんにとってそれは、実はとてもつらいことなんです。
「その時が来たときには私のところに来てほしいですし、全力で英語の楽しさ、奥深さをお伝えしていくつもりです。」とも教えてくださいました。
編集部でも習い事教室の先生と日々お話をする中で、お子さんの興味関心を無視してしまい苦痛になって結局は辞めてしまうケースも多く聞きます。
親御さんご自身の想いも大切ではありますが、ぜひもう一度お子さんの気持ちに寄り添って「何故その習い事を習わせるのか」考えてみてはいかがでしょうか。
今回、取材にご協力いただいたマミーキッズ英語教室の詳細は以下のリンクからご覧ください。
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